politicsに関するtsuka_ryoのブックマーク (53)

  • アメリカ・シャーロッツビルに白人至上主義者が集結 その背景と経緯、そして今後(明戸隆浩) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    米ヴァージニア州シャーロッツビルの白人至上主義者の集会で非常事態宣言、3人が死亡 8月12日土曜日、ヴァージニア州シャーロッツビル。この日ここで起きた事件は、アメリカにおけるヘイトスピーチの問題を考える際に避けて通れない事例として、おそらく今後繰り返し参照され続けることになるだろう。 日でもすでに報道されているとおり、この日シャーロッツビルは大規模な白人至上主義者の集会によって非常事態宣言が出されるほどの混乱に陥り、その過程で集会に抗議する人々に車が突っ込み、一人が死亡、十数人がケガをするという事態となった。また関連して近くで警戒にあたっていた警察のヘリコプターが墜落し、乗っていた二人の警察官が死亡したため、この事件での犠牲者は現時点で3名となっている。 とはいえこう書いただけでは、とくに日では「まあでも海外のデモは日よりずっと過激らしいし、よくあることでしょ」というような反応も考え

    アメリカ・シャーロッツビルに白人至上主義者が集結 その背景と経緯、そして今後(明戸隆浩) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • ジョナサン・ハイト「クルーグマンは間違ってないかな? 私たちは保守ではないし、キレてないですよ」(2016年2月24日) — 経済学101

    ジョナサン・ハイト「クルーグマンは間違ってないかな? 私たちは保守ではないし、キレてないですよ」(2016年2月24日) Krugman is wrong? We are neither conservative nor outraged by Jonathan Haidt | Feb 24, 2016 | ※訳注:エントリは、アメリカ経済学者であるポール・クルーグマンが、リベラル派とされている新聞ニューヨーク・タイムズの2016年1月4日付けで寄稿したコラムへの、ジョナサン・ハイトの反論である。 経済学者のノア・スミスを通じてハイトらの『ヘテロドクスアカデミー』の活動を知ったクルーグマンは、「ハイトらの活動は、アメリカ市民の間で保守政党である共和党の支持が上昇している現象を、アカデミアへ反映させようとしている保守反動運動であり、アカデミアに左派が多い事実への怒りの反応である」とハイト

    ジョナサン・ハイト「クルーグマンは間違ってないかな? 私たちは保守ではないし、キレてないですよ」(2016年2月24日) — 経済学101
  • 南スーダンの自衛隊を憂慮する皆様へ〜誰が彼らを追い詰めたのか?(伊勢崎 賢治) @gendai_biz

    内戦に対して国際社会はどうするか 今から20年以上も前の1994年、アフリカの小さな国で、大変なことが起こりました。ルワンダの大虐殺です。一般市民が、100万人亡くなりました。100日間で100万人の虐殺です。 典型的な「内戦」、一つの国の中の「内輪揉め」です。つまり、政府と反政府ゲリラが戦うという構図です。 こういう国で、なぜ内戦が起こるのか。そこを植民支配していた西洋の列強国がいけないに決まっているのですが、歴史を後悔してばかりもいられません。現在進行形で多くの罪もない市民が犠牲になるのですから。 こういう問題を、国際社会としてどう解決していくか。国連の出番です。でも問題があります。 * * * そもそも国連とはなにか。 ボツダム宣言でいうところの地球侵略を企てた不埒者(我々日のことですね)をボコボコにして成敗した第二次世界大戦後、二度とこのような不埒者つまり侵略者を出さないため、地

    南スーダンの自衛隊を憂慮する皆様へ〜誰が彼らを追い詰めたのか?(伊勢崎 賢治) @gendai_biz
  • 自尊と自虐の間で − 批判拒めば改革ならず

    EPA=時事 いつからのことだろうか。書店の店頭、新聞記事、あるいはテレビ番組で、日の良さを伝えるものが目立つようになった。日で開発された優れた商品のなかに日人のDNAを読み込むような議論に触れた人は多いだろう。 その前には、日への批判を自虐として拒む態度があった。日中戦争と第2次世界大戦における日軍の行動に批判を加えると左翼だとか自虐史観だなどと形容されるようになってから久しい。歴史観の問題だけにとどまらず、政府の政策への批判が自虐として退けられるようになった。日人の誇りを求める文章や映像は、自虐の対極としての自尊願望の反映とみることができるだろう。 たまたま国籍が同じだという理由だけで会ったこともない人たちと自分が一体であると考え、自虐や自尊を論じる根拠は疑わしい。だが、自分の帰属する集団を肯定したいという願望は、ほとんど人情のようなものだ。私自身も、生真面目で責任感のある

    自尊と自虐の間で − 批判拒めば改革ならず
  • 「ヘイト本が書店にあふれる状況について、ジャーナリストとしてどうお考えですか」(社会学者岸政彦氏の質問に対するジャーナリスト池上彰・荻上チキ両氏の回答)

    岸政彦 @sociologbook 昨日の「荻上チキSession22」の、荻上チキと池上彰の対談の回で、「ヘイトが書店にあふれる状況について、ジャーナリストとしてどうお考えですか」とメールをしたところ、 2014-12-04 13:17:21 リンク www.tbsradio.jp 2014年12月03日池上彰「池上彰さんの真相に迫る!」Session袋とじ - 荻上チキ・Session-22 ~発信型ニュース・プロジェクト~知る→わかる→動かす~日の新しい民主主義のためのプラットフォーム~メインキャスター荻上チキが提唱する「ポジ出し」(ポジティブな改善策の提案)の思想をベースに、「任せて文句を言う」ではなく、「引き受けて考える」ためのヒントを提示する、新しい時代のニュース情報番組を目指します。

    「ヘイト本が書店にあふれる状況について、ジャーナリストとしてどうお考えですか」(社会学者岸政彦氏の質問に対するジャーナリスト池上彰・荻上チキ両氏の回答)
  • コラム:香港デモの「穏やかな行き詰まり」

    [香港 28日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 香港の行政長官選挙問題に端を発した民主化要求デモについて最も驚くべきは、なおもデモ隊が存在しているということだ。 少数の学生グループが香港政府庁舎前のスペースに突入してから1カ月が経過し、今や「雨傘革命」と呼ばれるようになったデモがもたらした展開は、「混乱」「無関心」「中国当局による暴力的な取り締まり」といった予想シナリオをことごとく裏切ってきている。

    コラム:香港デモの「穏やかな行き詰まり」
  • インタビュー:「強くて優しい」新しいリベラルが必要 NPO代表理事、駒崎弘樹さん | 毎日新聞

    こまざき・ひろき 1979年東京都生まれ。慶応大卒業後、2005年4月に全国初の訪問型・共済型病児保育サービスを立ち上げた。現在、NPO法人フローレンス代表理事 日の社会起業家のフロントランナーで、病児保育などを手がけるNPO法人フローレンス代表理事、駒崎弘樹さん(35)がツイッターやフェイスブックで「新しいリベラル」のあり方について発信し、話題を呼んでいる。駒崎さんがなぜ既存のリベラル勢力や保守勢力ではなく、あえてリベラル像のアップデートについて発言するのか。新しいリベラルの具体像、アップデートのために必要な「草の根ロビー活動」とは何か。ロングインタビューでお届けする。【聞き手・石戸諭/デジタル報道センター】

    インタビュー:「強くて優しい」新しいリベラルが必要 NPO代表理事、駒崎弘樹さん | 毎日新聞
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2014/10/06
    ”「経済成長はもういらない」といった考えではなく、成長を否定せずに再分配を考えていく。ただし、経済成長も何かを犠牲にするとか、ブラック企業的なものをはびこらせていくという発想ではなく”
  • 焦点:次世代見据えるイスラム国、シリア北東部で「国家モデル」構築

    9月4日、支配地域を急速に広げてきたイスラム国は、シリア北東部ラッカで「カリフ国家(預言者ムハンマドの後継者が指導する国家)」の実例を示そうとしているようだ。ラッカ近郊で8月撮影(2014年 ロイター) [ベイルート 4日 ロイター] - シリア北東部の砂の平原にある町々では、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」が、市民生活に深く入り込んでいる。頭部切断などの残虐行為で恐れられる同組織だが、こうした場所では電気や水の供給のほか、銀行や学校、裁判所、礼拝所、パン屋に至るまでが彼らの手によって動いている。 過去数カ月、シリアとイラクで支配地域を急速に広げてきたイスラム国。メディアでは、戦地での情け容赦ない行動や、厳格なイスラム法を強制する姿勢などが大きく扱われている。一方、現地住民らは、勢力拡大の大きな要因は、効率的で時として極めて現実的でもある統治能力にこそあると語る。 そうしたイス

    焦点:次世代見据えるイスラム国、シリア北東部で「国家モデル」構築
  • 日本再建イニシアティブ『民主党政権 失敗の検証』(中公新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    10月6 日再建イニシアティブ『民主党政権 失敗の検証』(中公新書) 8点 カテゴリ:政治・経済8点 民主党政権の挑戦と挫折を丁寧に検証した。このようなだと第三者が後出しジャンケン的に「民主党政権のここがダメだった、あれがダメだった」となりやすいのですが、このは、菅直人、野田佳彦、岡田克也、仙谷由人、細野豪志、海江田万里、松井孝治といった民主党政権の中心人物へのヒアリングと、民主党議員へのアンケートなども行っており、当事者の意見も踏まえた失敗の検証がしてあると思います。 また、単純に批判するだけではなく、高校無償化によって高校中退者が減ったこと、診療報酬のプラス改定など、民主党政権の成果についてもしっかりと書かれており、全体としてフェアな印象です。 「日再建イニシアティブ」という著者名はやや怪しげな名前に思えますが、元朝日新聞の記者・船橋洋一が理事長を務めるシンクタンクで、福島第

  • 中東和平交渉の再開とパレスチナ難民の未来/錦田愛子 - SYNODOS

    オバマ政権が二期目に入り、新しく就任したケリー国務長官のもとで、中東和平交渉が新たな動きを見せ始めた。2013年の春以降、頻繁にイスラエル、パレスチナ双方の政治指導者の間を訪問したケリーのシャトル外交は、7月29日、ワシントンでのツィピ・リヴニ法相(イスラエル側代表)とサーエブ・エリーカート交渉担当(パレスチナ側代表)の対話という形で結実した。実に3年ぶりの和平交渉の再開ということで、この動きは国際的にも大々的に報道された。 これに続く第二回目の会合は8月14日、エルサレムで開催されたが、うってかわって低姿勢なものだった。その席にアメリカ代表の姿はなく、会合の開催自体も秘密裏におこなわれた。パレスチナ側、イスラエル側はそれぞれ2名のみが参加し、アメリカの中東和平特使マーティン・インディクにも交渉内容は後で伝えられるとの慎重ぶりであった。同じ日にエジプトではムルシー支持派デモ隊テントの強制撤

    中東和平交渉の再開とパレスチナ難民の未来/錦田愛子 - SYNODOS
  • SYNODOS JOURNAL : 朝鮮学校「無償化」除外問題Q&A 金明秀

    2012/5/119:0 朝鮮学校「無償化」除外問題Q&A 金明秀 朝鮮学校に対する「高校無償化」除外は、事態が一歩も進まないまま恒久化の様相を呈しつつあります。問題が長期化するにともなって、権威あるメディアによって正確な情報が共有される機会が減り、逆に巷間では、誤情報が修正されずに流布することが多くなってきたように思います。 そこで、稿ではQ&A形式であらためて情報を整理したいと思います。朝鮮学校「無償化」除外問題を論じるにあたって参考にしていただければ幸いです。 せっかく情報を整理しようというのに言葉の使い方で混乱があってはなりませんので、はじめに4つ用語の整理をしておきます。(1)いわゆる「高校無償化」は、後述する通り2つの事業からなっているのですが、その両方を含む制度全体を「高校無償化」と呼ぶことにします。(2)朝鮮民主主義人民共和国のことは北朝鮮と表記します。(3)朝鮮高級学校

  • ロールズのマルクス講義 - 本と奇妙な煙

    正義に適った資主義 アレン・ウッドその他の見解 地主の市場参入 「賃金システムを廃止せよ」 自由に連合した生産者の社会 不平等 共産主義社会 ロールズ政治哲学史講義からマルクスに関するところをザクッと引用、意味不明の場合は現物にて。重たくなるのかと写真少なめ。つうかいらんか。 「賃金システムを廃止せよ」 「平等な権利とは、不平等な労働のための不平等な権利である」 ロールズ 政治哲学史講義 II 作者:ジョン・ロールズ発売日: 2011/09/23メディア: 単行 正義に適った資主義 マルクスは搾取を、市場の不完全性から、あるいは寡占的要素の存在から生じるものとみなしてはいません。(略)彼が白日のもとにさらしたいのは(略)資主義秩序というものが、たとえそれが完全に競争的である場合でさえも、そしてその秩序に最も相応しい正義の構想を完全に満足する場合でさえも、それでもやはり、支配と搾取の

    ロールズのマルクス講義 - 本と奇妙な煙
  • 通商政策の潮流と日本 山澤 逸平編著 馬田 啓一編著 国際貿易投資研究会編著

    の通商戦略は重大な岐路に立たされている。日が関与しないまま、アジア太平洋地域の通商秩序を決める協定づくりが進んでもよいのか。書は、目下焦眉の問題となっている通商戦略の課題(WTO体制とFTAのあり方、ASEAN+6、TPP、FTAAPなどを含む東アジアおよびアジア太平洋の経済連携の新たな動き、日のFTA戦略の再構築)について取り上げ、様々な視点からの考察を試みる。 はしがき 略語表 第Ⅰ部 WTO体制とFTA 第1章 WTOとアジア太平洋における経済統合[渡邊頼純] 1.日のFTA:経済連携協定(EPA)の特徴と現状 2.周辺化する多国間主義,勢いづく地域主義 3.現代の保護主義とWTO体制 4.保護主義は「深く,静かに忍び寄る」 5.国際貿易に規律を提供するWTO 6.WTOの紛争解決メカニズム 7.TPPとWTO 8.おわりに 第2章 FTA神話の崩壊[吉野文雄] 1.日

    通商政策の潮流と日本 山澤 逸平編著 馬田 啓一編著 国際貿易投資研究会編著
  • 何が国家の繁栄を決めるのか? - himaginary’s diary

    下記のダロン・アセモグルとジェームズ・ロビンソンの新著の内容が、MITニュースで紹介されている。 Why Nations Fail: The Origins of Power, Prosperity, and Poverty 作者: Daron Acemoglu,James Robinson出版社/メーカー: Currency発売日: 2012/03/20メディア: ハードカバー購入: 13人 クリック: 175回この商品を含むブログ (12件) を見る 以下は同記事の概要。 米国のように繁栄する国家がある一方で、貧困に留まる国家もある。また、古代ローマやソ連のように強国なのに崩壊する国家もある。アダム・スミスやマックス・ウェーバーから今日の学者に至るまで、多くの学者がこの問題に取り組んできた。 アセモグルとロビンソンが出した回答は政治体制。包括的な(inclusive)政治体制、即ち、政

    何が国家の繁栄を決めるのか? - himaginary’s diary
    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/03/25
    アセモグルとロビンソンによる約15年の共同研究を続けてきたその成果。ウェーバーやジャレド・ダイアモンドへのつっこみとか、ジンバブエのケースとか。
  • 「インフラとしての近代はネットが可能にした」 大塚英志×宮台真司 対談全文(後)

    「自分の言葉を持っていて、それを発信して、なおかつ議論ができるパブリックな場が保証されていること」。これは、評論家の大塚英志氏が挙げる「近代的個人の前提」だ。しかし、この前提は必ずしも自明なものではない。まして近代への努力を怠った日にとっては――。 2012年1月30日のニコ生トークセッション「愚民社会」では、大塚氏と社会学者の宮台真司氏が対談。両者はともに、日の近代の不十分さを指摘する。日は、近代化の産みの苦しみの中で何かを得、何かを失った。一体それは何なのか。そして、インターネットの普及は、日に近代をもたらしたのだろうか。それとも、ただ「愚民社会」を作り出す装置にすぎないのか。 以下、トークセッションを全文書き起こすかたちで紹介する。 ・[ニコニコ生放送] 全文書き起こし部分から視聴から視聴 - 会員登録が必要 http://live.nicovideo.jp/watch/lv

    「インフラとしての近代はネットが可能にした」 大塚英志×宮台真司 対談全文(後)
  • 『「統治(ガバナンス)」を創造する――新しい公共/オープンガバメント/リーク社会』西田亮介・塚越健司【編著】(春秋社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「現実的で漸進的な改革のために」 TIME誌の選んだ2011年のパーソン・オブ・ザ・イヤーは、匿名の「抗議者たち」だった。中東のジャスミン革命に始まり、ヨーロッパ金融危機に際し頻発したデモ、アメリカでのウォール街占拠デモなど、確かにインターネット、特にSNSを介した社会運動が盛り上がりを見せた一年だった。 またたとえば中国でも、高速鉄道事故などを踏まえ、マイクロブログに主流の移行したネット世論は、報道規制の枠を飛び越えた活発な活動を行っている。 韓国では、従来から現政権に批判的だったネット新聞の副編集長と、大統領の汚職を追及してきた野党国会議員が主催する「ナッコムス」というネットラジオが、政治に関心のある若者たちに爆発的な人気を博している。 2011年ソウル市長選挙では、突如としてアン・チョルス(ソウル大教授で著名なIT起業家出身)が有力候補と目されるようになった(結

    『「統治(ガバナンス)」を創造する――新しい公共/オープンガバメント/リーク社会』西田亮介・塚越健司【編著】(春秋社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 悪夢のような拷問、日常生活すら奪われた=亡命作家・余傑の出国声明全文 : 中国・新興国・海外ニュース&コラム | KINBRICKS NOW(キンブリックス・ナウ)

    2012年1月19日、米国に事実上の亡命を果たした中国の作家・余傑は、この1年あまりの体験、当局による拷問や監視などを克明に描いた文章「中共の暴政を暴き、自由世界へ―わが出国声明」を公開した。 余傑は1973年生まれの作家。大学時代から政府の監視にも屈せず、反体制的な著作活動を展開してきた。ノーベル平和賞受賞者・劉暁波の友人でもある。劉暁波のノーベル平和賞受賞に伴い、中国政府が反体制知識人、人権活動家の取り締まりを強化し、余傑は過酷な拷問を受けることとなった。 2012年1月11日、米国にわたり、事実上の亡命を果たした。今後、正式に亡命を申請する方針だという。渡米後は活発な発言を続け、日メディアを含む各国メディアのインタビューに応じているが、最も詳細にこの1年間を振り返ったのが今回ご紹介する「中共の暴政を暴き、自由世界へ―わが出国声明」である。 延々と続く克明な拷問の描写、執拗なまでの中

  • SYNODOS JOURNAL : 「アノニマス」と正しさをめぐる争い 塚越健司

    2012/1/119:43 「アノニマス」と正しさをめぐる争い 塚越健司 さまざまな抗議行動を実践する謎の仮面集団「アノニマス」。前回の論考において著者は、アノニマスの歴史とその活動指針について論じた(詳しくは拙論『「アノニマス」の歴史とその思想』を参照してほしいhttp://synodos.livedoor.biz/archives/1850228.html)。稿では、それを踏まえた上で、アノニマスのかかわる諸問題について論じたい。 ■アノニマスの組織形態 簡単に確認しよう、アノニマスとは何か? 彼らは「情報の自由を守る」といった大義を掲げ、これに反する団体に抗議するネット上のゆるやかな集合体だ。抗議は合法的なデモから、DDoS攻撃などのいわゆる違法なサイバー攻撃まで多様であるが、彼らの大義と彼らを象徴するガイ・フォークスの「仮面」=「アイコン」によって、アノニマスという組織はひとつで

  • TPP議論 − 国内ばかりを語るのは(藤原帰一教授)

    TPP(環太平洋経済連携協定)を巡る議論は、協定の締結によって日経済の被る影響に集中している。打撃を受けるのか活路を開くのかについて判断は分かれているが、日の政策転換を争点とする点に違いはない。そこに見られるのは、外圧に対して日経済をどう守るのかという課題設定である。 TPPに疑問の声が上がることは理解できる。その締結を急いだ背景には、昨年のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)総会の日開催にあたり、日の「おみやげ」が必要だという事情があった。自由貿易には勝者の論理という側面がある以上、国際競争力の乏しい部門、殊に日の農業から反発が起こるのも当然だろう。TPP締結が経済効果を伴うのか、市場が現実に拡大するのかも保証の限りではない。 だが、既に貿易自由化のかなり進んだ日において、なぜ受け身の姿勢でTPPが論じられるのか、私にはわからない。部門によっては打撃が大きいとしても、経済全

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2012/01/05
    "TPPは中国の排除ではなく、より「深い」統合へと中国を誘うインセンティブとして捉えるべきだろう。"
  • SYNODOS JOURNAL : 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(1)東浩紀× 荻上チキ 

    2011/12/150:5 「一般意志2.0」を現在にインストールすることは可能か?(1)東浩紀× 荻上チキ  一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル 著者:東 浩紀 販売元:講談社 (2011-11-22) 販売元:Amazon.co.jp クチコミを見る 「ひとつの誤解はまず、民主主義2.0とは、情報技術に支援された、新しい熟議民主主義だというものである(……)すべての市民が政策決定に電子的手段で参加する新たな直接民主主義の実現。ネットにそのような夢を託しているひとは、いまでもじつに多い。 他方でもうひとつの誤解は、民主主義2.0とは、市民の個人情報を徹底的に収集し分析し、それをもとに最適解を数理的に決定していくような、いわば「データベース民主主義」だというものである(……) しかし書が主題としてきた一般意志2.0の構想は、それら両者の組み合わせとして考えられている。人間と動物、

    tsuka_ryo
    tsuka_ryo 2011/12/15
    "「大衆の無意識に従え」というわけではなく(…)熟議と大衆の無意識のあいだのフィードバックをどうやってつくるか、それが重要だと考えています"