北海道岩内町にある港のすぐ外で、海上保安庁小樽海上保安部の巡視船が座礁し、動けない状態が続いています。乗組員にけがはなく、海上保安部は浅瀬から引き離す方法を検討しています。 2日午前7時半すぎ、小樽海上保安部の巡視船「えさん」が、通常のパトロールを終え、小樽に戻るため岩内港を出港したところ、港の防波堤のすぐ外で浅瀬に乗り上げて座礁しました。 別の巡視船でえい航して浅瀬から離そうと試みましたが、プロペラとかじが海底の砂に埋まって抜け出すことができず、動けない状態が続いています。 船には20人余りの乗組員が乗っていますが、けがはなく、油の流出も確認されていないほか、岩内港を出入りする漁船などの航行にも影響はないということです。 小樽海上保安部は、引き続き浅瀬から引き離す方法を検討するとともに、座礁した詳しい原因を調べることにしています。 座礁した「えさん」は、平成28年10月に就航した全長96
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