この寒い季節、おでんや煮物、すき焼きなど多くの料理に使われる「こんにゃく」。しかし、食の多様化を背景に、こんにゃくの家庭の消費額は、ピークだった30年前の半分まで落ち込んでいる。そこに新型コロナウイルスが追い打ちをかけ、産地の群馬県では、こんにゃく製造販売会社が苦境に立たされている。そんななか、ある動画をきっかけに、海外への販路拡大に光明を見いだしている会社がある。(前橋放送局記者 渡邉亜沙) その動画とはどんなものなのか。 ネット上で見つけ、再生してみると、まず目に飛び込んできたのは「Gultenfree! Low carb! Low calorie!(グルテンフリー、低糖質、低カロリー)」 こんにゃくの製造過程や、工場周辺の自然環境を伝えるため、実際に外国人女性とともにロケを行っていて、3分間の動画には、会社のこんにゃくづくりに込めた思いや食品としての魅力が凝縮されていた。 この動画を