1350年頃のベルク伯領 1645年のベルク公国 ライン同盟の中のベルク大公国、1812年 ベルク公国(ベルクこうこく、ドイツ語: Herzogtum Berg)は、神聖ローマ帝国の領邦国家。首都はデュッセルドルフ。12世紀に成立し、17世紀まで独立国家としての地位を保った。その領域はおおよそライン川、ルール川、ジーク川に囲まれた地域に広がっており、現在のドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州の一部に相当する。ベルク公国の国名は、現在のベルギッシェス・ラント地方(英語版)に受け継がれている。 また1806年から1813年まで、フランス帝国の衛星国家ベルク大公国(ベルクたいこうこく、独: Großherzogtum Berg、仏: Grand-duché de Berg)でもあった。 ベルク伯領は、11世紀にニーダーライン地方で最大の勢威を誇り、ロタリンギア宮中伯の地位にあったエッツォ家