「ソフトウエア企業であるにも関わらず、トップに『ものづくり』のプロがいる。ウェイモには死角がない」――。米グーグルの親会社であるアルファベット傘下の自動運転開発ウェイモを訪れた日系…続き グーグル系のウェイモ、自動運転の配車サービス商用化 トヨタ、MaaS自ら手掛けず 体面捨てた逆転手 [有料会員限定]
昨日のノーベル賞受賞者・フィールズ賞受賞者の「事業仕分けに対する緊急声明」は基本的に素晴らしいことだったと思う。企画した人と参加された方々に素直に讃辞を述べたい。 ノーベル賞受賞者・フィールズ賞受賞者、「事業仕分けに対する緊急声明」 ノーベル賞・フィールズ賞受賞者による事業仕分けに対する緊急声明 事業仕分けに対する緊急声明と科学技術予算をめぐる緊急討論会:Tsudaりログ ただ、一方で、この「事業仕分けに対する緊急声明」に対しては強い反発がでることも覚悟しておかないといけないと思う。たとえば、以下の記事をあなたはどう感じるだろうか? 日刊スポーツ:仕分け人に斬られた JOC補助金縮減 産経新聞:【事業仕分け】JOC、強化費削減に反対 スポーツが好きな方はこちらの意見にも賛成するかもしれないけれども、それほどスポーツに興味ない方は「不景気なんだし削減されてもしょうがないのでは?」「確かにマイ
行政刷新会議による「事業仕分け」に関しての見解 2009年11月25日 慶應義塾大学 グローバルCOEプログラム 2拠点、「幹細胞医学のための教育研究拠点」拠点リーダー 岡野 栄之と、「In vivo ヒト代謝システム生物学拠点」拠点リーダー 末松 誠 からの 共同声明 ------------------------ 平成21年9月16日に鳩山内閣が発足し、従前の政権運営の基本方針が一新されました。これに伴い、行政刷新会議の事業棚卸し(いわゆる事業仕分け)において、科学技術予算に対し、種々の縮減や見直しという方針が決定されつつあります。 事業仕分けの中で指摘されていたように、長年の慣行や縦割り行政の弊害によって蓄積された非効率的な支出を削減しなければならないことは間違いありません。また、多くの国民の方々にとっては、今回の仕分け作業ではじめてそのような研究分野があったことを知り、短期的な経
「事業仕分け結果は、科学技術に関わる人材を枯渇させ、取り返しのつかない状態を引き起こす」――利根川進氏らノーベル賞を受賞した科学者など6人が11月25日、政府・行政刷新会議による事業仕分け結果を批判する緊急声明を発表した。6人は東京・本郷の東京大学で記者会見を開き、慎重な議論と科学技術の重要性を訴えた。 6人は利根川氏と江崎玲於奈氏、小林誠氏、野依良治氏、フィールズ賞受賞者の森重文氏、発起人で東大名誉教授の石井紫郎氏(法制史)。益川敏英氏も賛同している。 事業仕分けでは、次世代スーパーコンピュータ開発や大型放射光施設「SPring-8」、研究への補助金、国立大学法人の運営費など、科学技術・学術関連予算の多くが削減・凍結と判定された。 声明は、仕分け結果が「現政権が目指す科学技術立国とは逆の方向を向いている」と強く批判し、若者の科学技術離れや研究者の海外流出を懸念。仕分け結果をそのまま予算に
本日、理学部1号館小柴ホールにて、「ノーベル賞・フィールズ賞受賞者による事業仕分けに対する緊急声明と科学技術予算をめぐる緊急討論会」が行われました。出席したのは小林誠(2008年ノーベル物理学賞)・野依良治(2001年ノーベル化学賞)・森重文(1990年フィールズ賞)・利根川進(1987年ノーベル医学・生理学賞)・江崎玲於奈(1973年ノーベル物理学賞)の各氏、そして発起人となった石井紫郎東大名誉教授です。進行中の「業務仕分け」で科学技術関連の予算が次々削減を受けたことに対し、トップレベルの科学者が集結し、声明を行いました(声明文はこちら)。 ここでは出席者6名による談話を掲載いたします。 小林誠氏: スーパーコンピュータの話題が多く取り上げられるが、科学全体の問題である。鳩山政権は科学技術で世界をリードするという政策を掲げていたはずだが、その方向との整合性はどうなるのか理解しがたい。 野
「科学をコストでとらえるのはあまりに不見識」――。 政府の行政刷新会議による「事業仕分け」で、次世代スーパーコンピューター(スパコン)の開発が「事実上の凍結」となるなど科学技術への厳しい判定が相次ぐ中、ノーベル賞受賞者の一人で理化学研究所理事長の野依良治さん(71)が25日午前、自民党本部での会合で判定の再考を訴えた。ほかの同賞受賞者らも同日夜、野依さんと緊急声明を発表する。若手の研究者グループもこの日、仕分けの現場を見学に訪れ、「このままでは日本の将来は危うい」と強調した。 2001年にノーベル化学賞を受賞した野依さんがトップを務める理化学研究所はスパコンの開発主体。民主党の国会議員や民間人の「仕分け人」は今月13日、スパコン開発のための補助金267億5900万円が「効果が国民に見えない」などとして、「限りなく予算計上見送りに近い削減」と判定した。 これについて、25日朝、自民党文部科学
江崎 玲於奈(1973年 ノーベル物理学賞受賞者) 利根川 進(1987年 ノーベル生理学・医学賞受賞者) 森 重文(1990年 フィールズ賞受賞者) 野依 良治(2001年 ノーベル化学賞受賞者) 小林 誠(2008年 ノーベル物理学賞受賞者) インターネット中継 中継は終了しました 発表内容 現在政府で行われている事業仕分について、ノーベル賞受賞者・フィールズ賞受賞者による緊急共同声明の発表、記者会見を行います。教職員の多くのご参加をお待ち申し上げております。 場所 東京大学本郷キャンパス 理学部1号館2階小柴ホール 会見予定 18:30-18:50 経緯説明/声明発表/ノーベル賞受賞者・フィールズ賞受賞者のコメント 18:50-19:10 記者質問 19:10-19:30 教員・学生からの質問 19:30-20:30 緊急討論会 問い合せ先 東京大学大学院理学系研究科・理学部 広報室
トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 事業仕分けで「きぼう」再現白紙に 各務原の博物館 2009年11月23日 朝刊 日本初の有人宇宙実験棟「きぼう」=NASA提供 岐阜県各務原市のかかみがはら航空宇宙科学博物館に国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の一部を再現する展示計画が、新政権による補正予算の見直しで白紙状態になった。市が展示開発費などを国の独立行政法人に申請中だったが、この法人の事業そのものがなくなり、実現のめどが立たない。 展示では、筒型の実験棟を原寸大で部分的に再現し、デジタル地球儀「触れる地球」を日本科学未来館(東京)から導入。これらを組み合わせて、来場者が宇宙飛行士のように実験棟から「地球」を眺めたり、ロボットアームの動きを疑似体験できる計画だった。 計画は、未来館を設けた文部科学省の独立行政法人、科学技術振興機構(JST)の地域科学館環境展示支援事
今日の入試説明会を聞きつつ、漠然と思ったこと。 うちの専攻ができたとき、タコつぼ型の大学院の組織をやめようというのが理念の一つだったそうだ。生命系の大学院では、研究室ごとに完全に独立して、分断されていて、隣の研究室では何をやっているのか分からない、という状況が普通であり、院生も、一つの研究室に所属すると、そのなかで全生活が完結するような大学院生生活を送ることもよくあるらしい。うちの専攻では、そういうことをすると非常に視野の狭い生命科学の研究者しかできないので、なんとか別の仕方を考えようということだったようである。たとえば、物理的なスペースにしても、研究室に割り当てることはせず、専攻全体で管理する、というのが建前だった。 ところが、今日の入試説明会で感じたのは、結局、「研究室」というものが出来てしまっていて、どうやら縦割り、タコつぼ化の方向に動いているらしい、ということである。というのも、研
一昨日は日本図書館情報学会第57回研究大会で発表、昨日は同じく図書館情報学会で他の方の発表とシンポジウムを聞いており、本来であればそちらのエントリを先にまとめるべきなのですが。 そちらはまだ記事をまとめきっていないので、先に今日参加してきたサイエンスアゴラ2009でのシンポジウムについてアップします。 ってことで「野家啓一×長尾真×李明喜×折田明子×江渡浩一郎×長神風二×内田麻理香×岡本真」と言う、冗談のような豪華メンバーによるシンポジウム、「"ツタエルコト"はどこにある!? 科学コミュニケーションと学術コミュニケーション」に参加してきました! Science Communication: シンポジウム “ツタエルコト”はどこにある!? -科学コミュニケーションと学術コミュニケーション 2009-10-13(Tue): 11月2日(月)は野家啓一×長尾真×李明喜×折田明子×江渡浩一郎×長神
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去る10月5日に「科学における情報の上手な権利化と共有化 Balancing IP protection and Data Sharing in Science」と題したシンポジウムが行われました。その講演動画が シンポジウムのページ にて公開されています。 デジタル時代の著作権、知的財産権の世界的権威であり、Creative Commonsの創始者の一人でもあるローレンス・レッシグ教授や、東京大学名誉教授の中山信弘先生、国立国会図書館長の長尾真先生などの講演を見ることができます。また、当日のレポートについてはクリエイティブ・コモンズ・ジャパンのページにて午前と午後に分けて掲載されています。 生命科学研究の大規模化に伴って、仮説駆動型の研究から大量のデータを扱うデータ駆動型の研究にシフトしてきていますが、現行法では想定されていないこれらの科学データをどのように扱っていくべきか、共有していく
あのビッグドッグのボストン・ダイナミクスが、2足歩行ロボット「PETMAN」のプロトタイプを公開した。まだ実験用のベルトの上だが 実に立派に二本の脚で歩いている。しかも明らかに、アシモなど日本の二足歩行ロボットよりも外乱に強い。 知らない人のためにリンクしておくと、ビッグドッグというのはこの4足歩行ロボットだ。 「来るんじゃないかな」という漠然とした予感はあったが、こんなに早いとは思っていなかった。この調子だと、上半身がついたPETMANが来日して、アシモに先んじて徳島の阿波踊りに飛び入り参加する日も遠くなさそうだ。 で、日本では、『第1段階(平成32年(2020年)頃)として科学探査拠点構築 に向けた準備として、我が国の得意とするロボット技術をいかして、二足歩行ロボット等による高度な無人探査の実現を目指す。』という一文が、日本の宇宙開発の基本となる「宇宙基本計画」に入っているのだが… ど
18日に「脳死カフェ」というものが開かれたらしい。このサイエンスカフェには興味をもった。というのも、日本ではめずらしく本当の意味でのサイエンスカフェのテーマだと思ったからであり、実際にどのような議論があったのか大いに興味が持てるからである。 日本におけるサイエンスカフェの流行 ここ数年の日本におけるサイエンスカフェの流行は目覚しい。「サイエンスカフェポータル」というウェブサイトがあって、これを見ると、日本でいつどこでサイエンスカフェが開かれ、そして今後開かれるのか、知ることができる: http://scienceportal.jp/contents/guide/0910/0910.html これによると、過去6カ月の間におよそ480ぐらいのサイエンスカフェが開かれたようである。ということは毎日、日本のどこか2.7か所ぐらいでサイエンスカフェが開かれていることになる。これはすごい数字ではない
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
10年前の9月30日、東海村の核燃料加工会社JCO東海事業所で、核分裂が止まらなくなった。臨界事故。漏れ出した放射能を恐れ、住民は逃げまどい、東海村とその周辺はパニックに陥った。作業員2人が亡くなった。民生用原子力施設の事故で死者が出たのは、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)以来という大惨事だった。国内原発の安全神話が完全に崩れた。この10年の間に、JCOは燃料加工をやめたが、他の原子力施設では依然として大事故や不祥事が相次いでいる。石油燃料の高騰や二酸化炭素削減という昨今のトレンドから、原子力エネルギーを見直す動きがある。それはそれでいいのだが、大事なことが忘れ去られようとしていないだろうか。(この企画は吉野慶祐、東郷隆が担当します) 「蒸し暑い日でした。ぼくは放送委員としてお昼の放送を流すため、給食を食べながら放送室にいました。すると、急に先生が飛び込んできて、『早く窓を閉め
The Latest News! NPGネイチャーアジア・パシフィックは、2008年7月よりサイエンス・カフェをスタートしました。Nature Caféでは、トップクラスの科学者と、Natureエディター、そして参加者の方も加わり、グローバルな視野からパネルディスカッションを行います。パネルディスカッション後は、ワイン等を飲みながら、パネリスト、参加者の方々でカジュアルな懇親会も行います。 第1回Nature Caféは、「Climate Change(気候変動)」のテーマで、2008年7月11日(金)に実施しました。当日の様子をサイトからお楽しみいただけます。
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