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ブックマーク / bluediary2.jugem.jp (14)

  • 美連協2017年「優秀カタログ賞」発表。 | 青い日記帳 

    2017年、美術館連絡協議会(美連協)美連協優秀カタログ賞、優秀論文賞・美連協奨励賞が発表となりました。美連協主催展及び加盟館の自主展のカタログの中から、優れたカタログ及び優れた論文を顕彰するものです。 https://event.yomiuri.co.jp/jaam/ 2017年 美連協カタログ論文賞 「優秀カタログ賞」(美術館表彰)【美連協展部門】 狩野芳崖と四天王−近代日画、もうひとつの水脈− 福井県立美術館(椎野 晃史)、山梨県立美術館(平林 彰)、泉屋博古館分館(野地 耕一郎) 「20世紀の総合芸術家 イサム・ノグチ: 彫刻から身体・庭へ」 大分県立美術館(宗像 晋作/木藤 野絵)、香川県立ミュージアム(田口 慶太/瀧上 華)、東京オペラシティ アートギャラリー(福士 理) 「優秀カタログ賞」(美術館表彰)【自主展部門】 「リアル(写実)のゆくえ〜高橋由一、岸田劉生、そして現代

    tsysoba
    tsysoba 2018/03/31
    一つも見てない…
  • 「根津青山の至宝」 | 青い日記帳 

    根津美術館で開催中の 財団創立75周年記念特別展「根津青山の至宝 初代根津嘉一郎コレクションの軌跡」展に行って来ました。 http://www.nezu-muse.or.jp/ 初代根津嘉一郎(号青山・1860〜1940)が蒐集したコレクションを惜し気も無く美術館全体を使って出している、とってもお得感のある展覧会です。 大きな屏風が普段展示してある第1展示室に、細々とした書画や茶道具の名品がびっしり並べられているのを想像してみて下さい。 重要文化財「花白河蒔絵硯箱」室町時代 15世紀 根津美術館蔵 明治39(1906)年に行われた平瀬家の第3回売立で、当時としては最高落札額の16,500円という破格の値段で入手し一躍その名を轟かせることに。 今回の展覧会で初めて知ったのですが、元々茶道に興味があり(茶人であり)作品を蒐集したのではないと言う事。 まずは書から集めはじめ、次第に古美術全般に興

  • 「春画展」 | 青い日記帳 

    永青文庫で開催中の 「SHUNGA 春画展」に行って来ました。 http://www.eiseibunko.com/shunga/ 歳を重ねたせいか、どうも前評判の良過ぎる展覧会に対し、穿った観方しか出来ず、日で初めて開催される「春画展」もイマイチ乗り気ではありませんでした。 大英博物館での2013年から14年にかけ開催された「Shunga sex and pleasure in Japanese art」が大きな話題になり、日へ巡回させようにも会場やスポンサーが見つからないなど、とにかく春画に関するネタは尽きることがありません。 Shunga exhibition at the British Museum そこまでして観たいか?と聞かれると、正直観なくてもいいかな〜なんて思っていたりもしたものですが、三菱一号館美術館の「川鍋暁斎展」や岡田美術館の一部で展示されている実物の春画を目に

  • 「大ニセモノ博覧会」 | 青い日記帳 

    国立歴史民俗博物館で開催中の 「大ニセモノ博覧会−贋造と模倣の文化史−」に行って来ました。 https://www.rekihaku.ac.jp/ 今、身の回りにあるものの中で「ホンモノ」と呼べるもの何点くらいあるでしょうか。品の偽装、偽ブランド、コピー商品から情報に至るまで、我々の日常生活の様々な所に「ニセモノ」がかなりの割合で紛れている現代社会。 それでは、全て「ニセモノ」が“悪”なのかと問われれば、答えは勿論NOです。「ニセモノ」=“悪”、「ホンモノ」=“善”と単純に二項対立化出来ないところに、面白味があります。 博物館や美術館にあるのは「ホンモノ」であることが大前提ですが、敢えて「ニセモノ」を集めた展覧会(博覧会)を開催するというチャレンジングな試みは、決して「ニセモノ」=“悪”ではないことを教えてくれます。 慶弔用の花輪 明治時代、欧米より日にもたらされたリースが「ホンモノ」

    「大ニセモノ博覧会」 | 青い日記帳 
  • 「大関ヶ原展」 | 青い日記帳 

    江戸東京博物館で開催中の 「大 関ヶ原展」に行って来ました。 公式サイト:http://sekigahara2015.com/ まだ始まったばかりというのに、2日間で入場者数1万人をやすやすと突破した「大関ヶ原展」。歴史物は根強い人気があるものです。 そればかりか、刀剣乱舞に登場する刀「骨喰藤四郎」(重要文化財、京都・豊国神社蔵)や、藤原正真作「蜻蛉切」(戦国時代の武将・多忠勝が愛用した、天下三名槍の1つ)が出ているとあれば観に行かずにはいられません。 豊国神社所蔵「薙刀直し刀 骨喰藤四郎」 展示期間は、3月28日(土)〜4月19日(日)です。 歴史ファンや刀らぶファンでなくても、家康と徳川四天王の具足が勢ぞろいしたこの展示には心動かされるはずです。 長野・真田宝物館、静岡・久能山東照宮、山形・致道博物館、新潟・榊神社など日各地に散らばり、大切に守られてきた関ヶ原の合戦時のお宝具足たち

    「大関ヶ原展」 | 青い日記帳 
  • 増上寺宝物展示室 2015年4月2日オープン! | 青い日記帳 

    徳川家の菩提寺である増上寺が、徳川家康公没後400年の記念事業として、殿地下1階に宝物展示室を4月2日に開設します。 http://www.zojoji.or.jp/ 展示の中心となるのは、英国ロイヤルコレクション所蔵の「台徳院殿霊廟模型」です。 台徳院殿霊廟は、二代徳川秀忠公の墓所として、1632年(寛永9年)、三代将軍家光公によって境内南側に造営された壮大な建築群でした。 台徳院殿霊廟 徳川家霊廟の中で最も壮麗とされる日光東照宮のプロトタイプとなった霊廟で、1930年(昭和5年)に国宝に指定されましたが、1945年(昭和20年)5月の戦災により焼失してしまいました。 いまではモノクロ写真でしか往時の姿をしのぶことができない台徳院殿霊廟の主要部分を10分の1のスケールで製作した「台徳院殿霊廟模型」が英国ロイヤルコレクションとして所蔵されています。 模型の製作は、東京美術学校(現東京芸術

    増上寺宝物展示室 2015年4月2日オープン! | 青い日記帳 
  • 「探検!体験!江戸東京」 | 青い日記帳 

    江戸東京博物館で開催中の 特別展「探検!体験!江戸東京」に行って来ました。 http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/ リニューアルの為、201412月1日(月)から2015年3月27日(金)まで常設展示室が閉館している江戸博。膨大な量の展示品や資料の中から選りすぐりの逸品を特別展示室でまとめてドカンと展示しています。 観覧料もたったの300円と大変お得です。 常設展示室では、見過ごしてしまった作品も、丁寧な解説や観やすくレイアウトされている特別展「探検!体験!江戸東京」では、じっくりと観ることが出来ます。 「こんなお宝を江戸博が持っていたのか!」と驚く場面も所々に。 「徳川家康木像」(複製) 1601年 芝東照宮/原資料所蔵 展示内容も幅広く江戸から戦後の東京までを扱っているので、必ず会場内の何箇所かで「これは!」という逸品に出逢えるはずです。 屏風絵あり、浮世

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  • 今年の秋に観たい「国宝」10選。 | 青い日記帳 

    現在発売中の『日経おとなのOFF 2014年10月号』 『日経おとなのOFF 2014年10月号』 今年の秋は、全国宝作品の約2割が集中的に見られるまたとない機会。まさに「恵みの秋」です。 「日経おとなのOFF」編集部さんより、今年公開される国宝の中で、自分が観たい作品を10点程度選び、推薦理由と簡単な説明文を書いてくれとの依頼があり、勿論二つ返事で快諾。 選出に関しての基準として(1)文化的学術的価値(2)希少性(なかなか見られない)(3)個人的に魅力を感じる、好きである、面白い。等の視点をミックスして選びました。 今日は、その選んだ作品と解説、見どころをご紹介したいと思います。 1:【激レア中の激レア国宝を見逃すな!】 「桃鳩図」 北宋の徽宗が描いたとされる作品。国宝中の国宝で、観られるチャンスもきわめて少ないハレーすい星のような作品。2004年に根津美術館で開催された「南宋絵画 才情

    今年の秋に観たい「国宝」10選。 | 青い日記帳 
  • 「日本SF展・SFの国」 | 青い日記帳 

    世田谷文学館で開催中の 「日SF展・SFの国」に行って来ました。 http://www.setabun.or.jp/ インターネットはおろか、テレビも無かった時代、来るべき未来の姿を夢見ながら空想の翼を大きく広げることに役助したSF小説。 日でも「サイエンス・フィクション」(SF)を広げようと必死でペンを走らせた作家たちがいます。戦前の海野十三を筆頭に、戦後目覚ましい活躍を果たした星新一、小松左京、手筭治虫、筒井康隆、真鍋博らの業績を紹介する展覧会です。 会場内は夏の特別開校、SFの国学び舎「日SF大学校」という設定で、授業・講義形式に各セクションが構成されています。 思い切り想像力を膨らませ、SF大学の学生になった気分で(何ならコスプレでもして)展覧会を観てまわりましょう。 ただし、生半可な気持ちでは及第点貰えないどころか、自滅(自主退学)を余儀なくさせられます。とにかくテキストが

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  • 「徒然草―美術で楽しむ古典文学」展 | 青い日記帳 

    サントリー美術館で開催中の 「徒然草―美術で楽しむ古典文学」展 に行って来ました。 http://suntory.jp/SMA/ 鎌倉末期の随筆『徒然草』を記したのは誰?と聞かれ、吉田兼好と答えてしまった方、かなりのお歳ですね。自分も学生時代にはそのように覚えた記憶がありますが、現在の教科書には吉田兼好の文字はどこにも見当たりません。 正解は、兼好法師(もしくは、卜部兼好です) 日三大随筆のひとつとして、『枕草子』(清少納言)、『方丈記』(鴨長明)とともにタイトル名だけは誰しもが知る『徒然草』。 江戸時代に入り庶民にも読まれるようになると、『伊勢物語』、『源氏物語』同様に大変な人気を博すことになります。そして画帖や奈良絵、そして絵巻や屏風に絵になる段落が絵画化されて行きました。 因みに、三大随筆の中で最も硬派な『方丈記』は一般受けせず、『枕草子』は底により段落がまちまちで紹介しずらい

    「徒然草―美術で楽しむ古典文学」展 | 青い日記帳 
  • 「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」 | 青い日記帳 

    21_21 DESIGN SIGHTで開催中の 企画展「日のデザインミュージアム実現にむけて展」に行って来ました。 http://www.2121designsight.jp/ 2007年、東京ミッドタウンのオープンと共に、誕生した日で初めてのデザイン専門の美術館。トゥーワン・トゥーワン・デザインサイト。 21_21 DESIGN SIGHT 伝統的な国内の美(デザイン)と、海外からやってきた美(デザイン)が、生活レベルまで、これほど浸透し一般化している国は世界広しと謂えども日だけではないでしょうか。 それにも関わらず、デザインを紹介する「デザイン・ミュージアム」が悲しいかな日にはまだ存在しません。 ウィーンのMAK応用美術博物館、ロンドンのビクトリア&アルバート博物館を例に出すまでもなく、海外には多くのデザイン専門のミュージアムがあり、海外からの旅行者が多く訪れる観光スポットとも

    「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」 | 青い日記帳 
  • 木下史青氏に聞く東洋館リニューアルのポイント | 青い日記帳 

    東京国立博物館の東洋館が2013年1月2日に「アジアを旅するミュージアム」として、リニューアルオープンしました。 東京国立博物館公式サイト http://www.tnm.jp/ 2012年12月20日に今回の東洋館リニューアルに際し、展示と照明デザインを担当された、東京国立博物館デザイン室室長の木下史青氏に、詳しいお話を伺って来ました。 これを読んでから新しくなった東洋館行かれると何倍も楽しめ、一歩踏み込んだマニアックな見方もできるはずです。 東京国立博物館 学芸企画部 企画課 デザイン室長 木下史青(きのした・しせい) 1965年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。東京藝術大学美術学部デザイン科助手、(株)ライティング プランナーズ アソシエーツを経て、現在、独立行政法人国立文化財機構・東京国立博物館デザイン室長。『国宝・平等院展』『プライスコレクション 若冲と江戸絵画展』『国宝

  • 山種美術館の「琳派展」 | 青い日記帳 

    「【特別展】琳派から日画へ―和歌のこころ・絵のこころ―」が山種美術館で2013年2月9日(土)から始まります。 http://www.yamatane-museum.jp/ ここ数年の琳派ブームに沸く日美術界ですが、ただ浮かれるだけでなく様々な角度から琳派を問い直す検証も行われています。 「琳派から日画へ―和歌のこころ・絵のこころ―」では、琳派の造形に影響を与えた料紙装飾の華麗な平安古筆、そして江戸時代の琳派作品、その後にいたる近代の日画を通して、「和歌」と「装飾性」の視点から、数々の名品が一堂に会するそうです。 藤原定信《石山切(貫之集下)》重要美術品 12世紀(平安時代)紙金銀泥絵・墨書 山種美術館蔵 [前期] 平安時代の料紙装飾の名品《石山切》【重要美術品】など、山種美術館秘蔵の古筆コレクションが約15年ぶりに公開されます。まだ拝見したことのないこのような作品があったとは驚

  • 東北地方太平洋沖地震による美術館・博物館閉館情報 | 青い日記帳 

    ご注意:この記事は3月12日(土)23時時点の美術館・博物館開閉館情報です。東京電力による計画停電実施の影響で「開館」となっている美術館等も止むを得なく「閉館」となる状況が予想されます。お出かけになる前に必ず各サイトをご覧になって下さい。尚、状況把握出来次第順次訂正します。美術館・博物館の方、お手数ですがメールにてお知らせ頂ければ幸いです。taktwiアットマークgmail.com 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響により、都内の美術館・博物館も安全確認、展示作品への影響の有無を調べる為、閉館・休館が相次いでいます。 「多くの方がお亡くなりになり、現在でも行方不明の方大勢いらっしゃる非常時に展覧会もなにもないだろう」と思います。しかし、展覧会を観るのを楽しみに上京している知人もいるのも事実。 また、こんな時にだからではなく、こんな時だからこそ、敢えて普段は滅多に行かな

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