53年前に日本初のオールステンレス車として登場し、高度経済成長期の大量輸送を支えた南海電鉄の通勤車両「6000系」の最初の車両の走行距離が来年、地球150周分に相当する600万キロに達する見通しになった。後継車両の廃車が進む中、腐食しにくいオールステンレスの「名車」72両はすべて現役で半世紀以上を走り続けてきた。丁寧な整備で長寿を支える同社の担当者は、「高速で走ってもタフで壊れない。さびない鉄人です」と誇らしげに話す。 6000系は昭和37年、オールステンレスで日本で初めて製造された4ドアの20メートル車としてデビューした。今では珍しくなった片開きの大きなドアと、「コルゲート」と呼ばれる波形模様が車体側面にあるのが特徴だ。 電車の寿命は一般的に30~40年とされ、同時期に東京の大手私鉄で登場したオールステンレス車はすでに廃車が進んでいる。廃車にならなくとも、後継の新型車両が登場すれば、寿命
自民党が昨年の衆院選前、テレビ朝日の番組内容に対し、「公平中立」を求める文書を出していた。自民は「圧力ではない」と説明するが、メディアの専門家によると、個別番組への文書は異例だといい、番組への介入と受け取られかねない行為との指摘もある。 自民の文書は昨年11月26日付で、福井照・報道局長名で出された。衆院解散後の昨年11月24日、テレビ朝日の「報道ステーション」がアベノミクスについて報じた内容について、「アベノミクスの効果が大企業や富裕層のみに及び、それ以外の国民には及んでいないかのごとく断定する内容」と批判。「意見が対立している問題については、多くの角度から論点を明らかにしなければならないとされている放送法4条4号の規定に照らし、同番組の編集及びスタジオの解説は十分な意を尽くしているとは言えない」と指摘した。 報ステの報道は、約9分間にわたって「2014衆院選①『アベノミクスを考える』
2014年は大変な幕開けでした。 私ごとですが一月下旬、父が他界しました。通常ならこうした私ごとはブログには書かないのですが、多くの人に知って貰いたいことがあったので、筆を執りました。 父は年末に突然倒れ、救急病院を経て意識不明で母校の千葉大学医学部付属病院ICUにお世話になりました。入院時に脳死状態になり他界するまでの一ヶ月弱、ICUのスタッフの方々に一生懸命看ていただいたことをどうしてもお伝えしたかったのです。何か御礼したかったのですが、そうしたことは今は厳しく対応され、受け取ってもらえないということを伝え聞いていました。ですので、こうして多くの人に医療現場の素晴らしさを知っていただくことで、感謝の意に変えたいと思います。 細かいところまで気配りをしていただき、とても安心できました。私が外科医をやっていた三十年前とは違い、病状説明も丁寧で患者サイドに立ったものでした。そのやり方は付け焼
“混ぜ屋”と呼ばれる食品添加物メーカーがある。混ぜ屋は、添加物の原末(原料)を化学薬品メーカーから仕入れ、それぞれの加工食品に適した食品添加物を製造して販売する業者のこと。東京都内の混ぜ屋の社長に「今、添加物で気になっていることはありますか?」と聞いたところ、社長は即座に「pH調整剤です」と返答した。 「弊社では、コンビニエンスストアチェーンと取引のある製パン業者の注文を受けてpH調整剤を製造していますが、サンドイッチに添加するpH調整剤の量が非常に多いのです。そこで、製パン業者に『もう少しpH調整剤を抑えて使ったほうがいいと思いますよ』と進言したのですが、『コンビニチェーンからの要求ですから』と受け入れられませんでした。pH調整剤は“日持ち向上剤”ともいわれ、食品の腐敗を防ぐ役目があるのですが、あんなに多量に添加すると、食べた人の健康保持に不可欠な腸内細菌の善玉菌まで殺しかねないと、心配
[10日 ロイター] - 米ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>は10日、金融部門の大半を売却し、最大900億ドルの株主還元を行う方針を表明した。金融・製造業の多角経営から、産業部門により特化する。 GEはこの日、事業再編計画を発表。それによると、最大500億ドルの自社株買いや、今後2年間に約300億ドル相当の不動産資産を売るほか、GEキャピタル事業の売却も進める。 株主還元は、配当のほか500億ドルの自社株買いなどを組み合わせて行う。 自社株買いの規模は、アップル<AAPL.O>の900億ドルに次いで過去2番目の大きさだ。GEの発行済み株式は、1月31日時点で100億6000万株。同社は2018年までに最大20%減らして80億━85億株とする意向だ。 GEは、2750億ドル相当のGEキャピタル資産の売却を計画する。北米消費者金融部門、シンクロニー・ファイナンシャル<SYF.N>の
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