ラスベガスで開催されている世界最大の家電ショーであるCES。このレポートを綴ろうと考えていたのだが、完全にやる気を失った。世界中の家電メーカーが集まり、新製品やコンセプトモデル展示で話題性を競い合ったこの日、数百キロ離れたサンフランシスコでAppleたった1社が主催するMacWorld2007にて発表された、たった2つのデバイスによって*1、CESは話題を完全に掻っ攫われてしまった格好だ。 言葉がない、というかグゥの音もでない。誰が何といおうと、完敗である。家電メーカーの中の人達が一番良くわかっていることだろう。ポータブルの動画・音楽プレイヤー、デジカメ、ビデオカメラ、携帯電話、PDA、カーマルチメディア、これら全ての機器群*2を担当する家電メーカー社員にとって、今日は眠れない夜になるはずだ。当分の間「今君たちが開発してる機器、それってiPhoneが普及しても売れるの?」という上層部からの
「iPod selection バックアップ PLUS」。標準価格は2,970円。対応OSはWindows XP/2000 不幸は突然襲ってくる。パソコンユーザーにとって、突然のマシントラブルほど怖いものはない。最悪の場合、HDDのフォーマットを余儀なくされる。iTunesもまた然り。フォーマットによって、大切に育ててきたiTunes環境を再構築しなければならないのである。使い始めならダメージもまだ少ないが、膨大な数の音楽CDを取り込んでいたり、iTunes Storeから多くの楽曲を購入していたら、そのショックも大きいだろう。 そんな不慮の事故に備えて行ないたいのがデータのバックアップ。とはいっても、案外面倒くさがってやらない人も多いのではないだろうか。iPodでは、すでに容量が80GBモデルも登場している。ということは、iPodをバックアップする場合には最大で80GBのバックアップ容量
IMJが8月上旬に発売する「iLuv-i180」はiPodのHDDに直接、映像を録画できるiPod専用のビデオレコーダー。これまでHDDレコーダーなどに録りためた映像をiPodで楽しむには、その映像ファイルをPCへ持ち込みQuikcTime Proなどでエンコードするか、ロックリッジサウンドの「VRX-02」(レビュー)などのメディアレコーダーを利用するなかったわけだが、ここに“直接録画”という第3の方法が提示されたことになる。 外観はご覧の通り。本体サイズは110(幅)×110(奥行き)×27(高さ)ミリ、270グラムで大きめのDockといった風情だ。用意されているボタンは録画開始/停止とタイマー設定ボタンのみと非常にシンプル。4つ並んだLEDはタイマー機能利用時に残り時間を知らせる。 背面のインタフェースはコンポジット入力とSビデオ入力だけなので、テレビ、ビデオ、DVDレコーダーなど出
ハギワラシスコムの「いーレコ2」は、昨年秋に登場した「Easy Recorder for Memory Stick Duo」(通称いーレコ)の後継機。コンポジットのビデオ入力端子をテレビやビデオの出力に繋いでメモリースティックへ直接録画するシンプルなレコーダーだ。“2”では、新たにUSB 2.0ポートを搭載し、録画データを手軽にパソコンへ取り込めるようになった。つまり、iPodでも簡単に使えるのだ。 前面にはメモリースティック デュオスロットのみで、上面に電源、録画/停止、シンクロ、画質設定の操作ボタンを備えている。ボタンの横には、画質モードとメモリースティック残量を示すLEDが各3つある。 外観は、初代いーレコと変わらず、違いといえば背面のUSBコネクタくらいだ。外形寸法は115(幅)×65(奥行き)×19(厚さ)ミリ。重量は約102グラム。サイズとしては、「PSP」の3分の2程度だろう
iPod Photoなど第5世代iPod(5G)より古い機種では,ビデオの再生機能を備えていない。だが,LinuxをiPodにインストールすることによって非圧縮のavi拡張子を持つファイルを音声付きで再生できるようになる(図1)。この連載では以後何回かにわたってこれに関連した話題を取り上げる。 図1a●動画非対応のiPod PhotoにLinuxをインストールしビデオを再生している画面。写真撮影のために一時停止している。ビデオはiPod用にWMV HDを変換した「Speed」(WMV HDのサンプル・ページからダウンロードしたもの)。Images courtesy of MacGillivray Freeman Films. インストールするLinuxは「iPod Linux(IPL)」である。この記事では,WindowsでiPod Photoを使用していることを前提としている。5G以外の
DRM(Digital Rights Management)コピープロテクトに対応した音楽ファイル変換ソフト。DRM非対応の機器でもDRM音楽ファイルを楽しめるようにしてくれる。「tunebite」は、再生しながら同時に録音を行うことで、音楽ファイルを元の形式とは異なる形式で保存できるユーティリティ。オンライン販売されているコピープロテクトのかかったファイルでも、再生→録音の過程を踏むことで、他の形式に変換できる。変換時間を最大1/4にする高速デジタルダビング機能を備える。 オンライン販売されている音楽ファイルは多くの場合、海賊版の作成や著作権の侵害を防ぐため、複製したり他の形式に変換したりできないようになっている。「tunebite」では、ファイルを直接変換するのではなく、再生しながら並行して録音することで、別形式の音楽ファイルを新たに作成する。このため、コピープロテクトの有無に関わらず
シンプルだが実用的なIPODカーオーディオケーブル サンワサプライは、iPodをカーオーディオに接続するケーブル「IPODカーオーディオケーブル」(PDA-CAR1)を発表した。価格は8,190円。発売時期は2月下旬の予定。 IPODカーオーディオケーブルは、カーオーディオの外部入力端子にiPodを接続すると同時に、シガーライターから電源を供給するというもの。つまり、iPodの接続に対応していないカーオーディオでiPodを使用するためのケーブルということになる。演奏と同時に充電を行うことも可能だ。 また、IPODカーオーディオケーブルは、FM電波を使用するトランスミッタやカセットアダプタなどを使用するタイプとは違い、Dockコネクタからカーオーディオに直接音楽信号を出力するタイプのため、音質の劣化が起こりにくいという。出力は、標準ではステレオミニプラグとなっているが、RCAプラグへの変換コ
プリンストンテクノロジーから発売されている「PTM-BHP2」は、Bluetoothを採用したワイヤレスヘッドフォンだ。iPodのリモコン端子に接続するBluetoothアダプタとヘッドフォンがセットになっており、iPodをワイヤレスで楽しむことができる製品である。 ■ Bluetoothアダプタ部はiPod miniにぴったりの設計 「PTM-BHP2」のBluetoothアダプタをiPod miniに装着したところ。製品の実売価格は12,800円前後。なお、今回は紹介していないが、一般的なステレオミニジャックに対応したBluetoothアダプタとヘッドフォンのセット製品もラインナップされている 「PTM-BHP2」は、Bluetoothアダプタとヘッドフォンがセットになった製品で、iPodの音声をワイヤレスで聴くことができる。以前このコーナーで紹介したサンコーの「iCombi」や、ロジ
RealSync レビュー ファイル構成 ダウンロード、解凍後のファイル構成は次のようになっています。 (クリックすると拡大します) 起動 起動時の画面です。 (クリックすると拡大します) メニュー 更新メニュー (クリックすると拡大します) オプションメニュー (クリックすると拡大します) ヘルプメニュー (クリックすると拡大します) 設定 同期の設定画面です。 (クリックすると拡大します) オプション画面です。 (クリックすると拡大します) 電源管理の設定画面です。 (クリックすると拡大します) 例えばこのように設定します。 (クリックすると拡大します) 実行 同期中の画面です。 (クリックすると拡大します) タスクトレイ タスクトレイからの操作も可能です。 (クリックすると拡大します) セキュリティの設定 実行時にログインユーザ名、パスワードを指定する事ができます。 (クリックすると
ポッドキャストの放送内容をキーワードで検索できる検索エンジン「PodZinger」(www.podzinger.com)が1月11日公開された。 PodZingerのサイトで探したい用語を入力すると、検索結果にはその用語を含んだポッドキャストの放送内容がテキストで表示される。テキストはすべてクリッカブルになっており、クリックした部分からその放送を再生できる仕組み。 PodZingerでは、インターネットの前身であるARPAnet開発にもかかわったBBN Technologiesの音声認識技術を活用している。毎日Webを巡回して新しいポッドキャストを検索対象に追加。音声をテキストに変換する技術を使ってポッドキャストのコンテンツをテキストとしてインデックス化し、その中から特定用語を検索できるようになっている。 一般のテキスト検索と同じような形で、検索用語の前後に出てくる放送内容をテキストで表示
CES取材のため、2日に成田を発った。年の初め、2日ともなれば、みんなきっと自宅や実家でゆっくりしているに違いないと思ったら、高速道路も空港も普段より遙かに混雑していた。空港職員によると意外なほど成田が混む日なのだとか。 ●iTMSの成功と、あまりに情けない…… 昨年、IT業界での一番の成功例は、個人的には「iTunes Music Store」だろう。あれだけ頑なだった音楽業界が変わりつつある事は、少しづつだが楽曲を提供する音楽出版社が増えている事からも明らかだ。 「iTMSに比べるとMoraは少しがんばらないと」というコメントが出る事もあるが、これはあまりにも遠慮しすぎだ。実際のビジネスサイズとなると、NetMDからのユーザーやアジア系メーカーの安価なプレーヤのユーザーも取り込むMoraもそれなりに売り上げを伸ばしてはいるが、サービスとしての“質”となれば圧倒的に差があるのが現実だ。ま
挑戦者ブランドから発売されたNAS組み立てキット「LANTANK」。前半では組み立てとOSのインストールを行ない、ネットワークに接続する準備が整ったところまでをお伝えした。後半ではファイルの転送やiTunesとの連携など、LANTANKの基本的な機能の使用感をレポートしていく。 ■ 消費電力と熱に気を配りながらHDDを2台構成に変更 前半の組み立て編では1台のHDDを搭載するパターンでお送りしたが、その後、押し入れから20GBのHDDが発掘されたので、LANTANKの魅力を生かすためにも2台目のHDDを搭載することにした。 ここで気をつけなければいけないのは消費電力と熱。LANTANKの電源容量は、平常時で2A、ピーク時で4Aまでとなっているため、消費電力が高いHDDを2台取り付けたときに電力が不足してしまう場合がある。また、小型の筐体に2台のHDDとマザーボードを詰め込むことになるので、
アイ・オー・データ機器の上級者向けPCパーツブランド「挑戦者」は、iTunesと連携できる自作NASキット「LAN Tank(SOTO-HDLWU)」の上位機種となる「GLAN Tank(SOTO-HDLGW)」を2006年1月上旬に発売する。オープンプライスで、店頭予想価格は24,800円前後。 GLAN Tank(グランタンク、通称グラタン)は、前モデルと比較してLANポートがIntel製のギガビットイーサネットに変更されたほか、CPUもXScale 400MHzを採用、前モデルのSH-4/266MHzと比較して高速化が図られた。これに合わせてOSもDebian GNU/Linuxの標準パッケージを採用、Debian GNU/Linuxのパッケージリポジトリがそのまま利用できるという。なお、CPU変更により、従来のLAN Tankソフトウェアが利用できなくなっている。 電源ユニットは低
リンクシェアは12月12日、アップルコンピュータのiTunes Music Store(iTMS)のアフィリエイトプログラムを開始した。コミッションは売上金額の4%となる。 自分のサイトやブログなどでiTMSの楽曲を紹介して売れた場合、楽曲の売上の4%が紹介者に支払われるというものだ。再訪問有効日数は1日で、楽曲が販売された日の翌日にリンクシェアから承認される。 なお、リンクシェアはアップルのオンラインストア「Apple Store」でもアフィリエイトプログラムをすでに展開しているが、iTunes Music Storeは別のECサイトとして扱われるため、Apple Storeと提携されている人も別途iTunes Music Storeとの提携を結ぶ必要がある。
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