JBossは、JBossMQと呼ばれるそれ自身のJMSプロバイダを内部に持っています。これはJMS 1.0.2準拠JMSプロバイダで、通常のすべてのJMSプログラミング、すなわちスタンドアロンのJMSベースクライアントを書くこと、に使うことができます。 JMSがJBossにおいて如何に動作するかを理解するためには、JMSで使用される概念と用語を理解しなければならないでしょう。その最善の策はその仕様書を読むことですが、以下にJMSの簡単な紹介をすることにしましょう。 JMSは、宛先(destination)という概念のまわりに集約されています。メッセージを送信するとき、そのメッセージに関心のある受取人(recipient)へ直接送信しません。その代わりに、それをデスティネーションに送信します。次に、そのメッセージに興味のある誰でも宛先に接続してメッセージを取得するか、その宛先でサブスクリプシ