三菱重工製の配管欠陥で米サンオノフレ原発が廃炉へ! 問われる「原発輸出」の損害賠償リスク 取材・文:堀潤(ジャーナリスト) 米国で、日本メーカーがかかわる原発の廃炉が決まった。 日の丸原発の海外輸出に大きな影響がでるのか。 三菱重工業製の蒸気発生器の配管破損で水漏れ事故を起こし、稼働が停止していた米カリフォルニア州南部のサンオノフレ原発について、運営する米サザン・カリフォルニア・エジソンは現地時間6月7日、全ての原子炉を廃炉にする、と発表した。エジソン社は三菱重工に対し、損害賠償を請求するとしている。 https://www.edison.com/files/060713_news1.pdf ※リンクは廃炉を発表したサザン・カリフォルニア・エジソンのプレスリリース サンオノフレ原発で事故が起きたのは去年1月31日。3号機の配管が破損し、微量の放射性物質を含む水が漏れ出した可能性があることが