今の日本は、保守化、右派の影響力が高まっている。その背景には、韓国、中国への感情悪化だけでなく、リベラル、左派の魅力のなさ、ストーリーのなさがある。今の日本のリベラルに、欠けているものは何か、どうすれば国民の心をつかむことができるのか。社会活動家として最前線で戦ってきた湯浅誠氏が、論客との対談を通じて、「真のリベラル」の姿を探る。 ミイラになれるお坊さんの条件 湯浅:加藤さんからは、いろいろなお話を伺っています。私独りじゃもったいないので、この対談でお伝えできたらと思って。この間、伺ったミイラの話が、とても面白かったのですが。 加藤:あぁ、山形県の即身仏の話ね。 湯浅:ミイラ化したお坊さんの遺体なんでしょう? 加藤:そう。山形には、大日坊という有名なお寺にもあるんだけど、そこから、100メートルぐらい里山のほうに降りたところにも、地元では知る人ぞ知る寺があって、そこにもミイラがいるんですよ
![リーダーになる人には、どんな人徳が必要か](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fc53a6625e5c0039af8e09fdc13de608a827d426/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F6%2F4%2F1200w%2Fimg_641101035c11835b938182e10b632d1e113387.jpg)