「関西私鉄の雄」とも言われる阪急電鉄の中づり広告が、大批判を呼んでいます。『はたらく言葉たち』という書籍から抜粋したメッセージ広告で、「不愉快」「時代にそぐわない」といった批判がSNS中心に巻き起こっています。 急激に働き方の価値観が変化しているこのタイミングだからこそ、メッセージの時代錯誤感と世代間ギャップを感じませんか? @人事編集部が今回の問題の炎上ポイントを整理し、働き方改革の進め方について改めて考えてみました。【@人事編集部 飯塚陽子】 広告メッセージの「上から目線」はある意味、阪急らしい 問題になったのは、阪急電鉄の神戸線など3線で各1編成の車両を『はたらく言葉たち』という書籍から抜粋したメッセージ広告で埋めた「ハタコトレイン」です。阪急電鉄と同著を発行したコンサルティング会社「パラドックス」との共同広告事業で、6月1日から1カ月限定で実施予定でしたが、批判を浴びて10日に取り