将棋世界2017年11月号の戦術特集は「現代に甦る『雁木』の思想」。 現在プロ棋戦で大流行している雁木をさまざまな切り口で紹介しています。ここでは、雁木ブームの立役者・増田康宏四段が最新形を解説した「ツノ銀雁木」講座の一部を2回にわたりお送りします。 将棋世界 2017年11月号 価格:800円 ●巻頭カラー ・第58期王位戦七番勝負[第5局]羽生善治王位×菅井竜也七段 「臥龍、昇竜に也」【記】今泉健司四段 ・王位戦総括インタビュー 菅井竜也王位 「僕は新しいものを作るんだ」【構成】池田将之 ●戦術特集 甦る「雁木」の思想 ―攻め勝つ雁木からツノ銀雁木まで― 《~第1回より続く》 初手からの指し手 ▲7六歩△8四歩▲2六歩△8五歩 ▲7七角△3四歩▲8八銀△3二金 ▲7八金△4四歩(第1図) ▲2五歩△3三角▲4八銀△4二銀 ▲6九玉△4三銀▲5六歩△6二銀 ▲6八角△5二金▲7七銀△
増田康宏四段による「堅陣で圧勝!対振り銀冠穴熊」の発売を記念し、特別インタビューをさせていただきました。増田四段から発せられる驚きの言葉の数々、とくとご覧あれ! お得で気軽に参加できる将棋大会『第6回 将棋情報局最強戦オンライン』11月13日開催! エントリー受付中 ――よろしくお願いします。 「よろしくお願いします」 ――まず、今回の本のテーマである銀冠穴熊戦法について、教えてください。 「はい。対振り飛車の戦法で、銀冠に囲ってから穴熊にするのが大きな特徴です」 ――普通銀冠穴熊といったらまず穴熊にして、それを発展させてできるものですよね。 「そうです。通常の銀冠穴熊とは違い、まず銀冠にして囲いを安定させてから、機を見て穴熊に潜る、というのが特徴です。また、普通穴熊は角道を自ら止めてから囲うものですが、この戦法では角道を開けたまま駒組みする、というのもこれまでにないところかと思います」
はじめに 以前に執筆したponanza流銀冠穴熊の記事は大きな反響があった。 www.fgfan7.com たくさんの方に興味を持っていただけたようで、プロ棋士の増田康宏四段にも興味を持っていただけたのを知ったときは嬉しかった。 @wakate_shogi 増田先生、はじめまして。 先生の将棋を中継で見ていると序盤の指し方がソフトからの影響を受けているのでは?と感じる事がよくあります。(角換わり腰掛け銀△6二金、対振り飛車の銀冠穴熊、対矢倉の左美濃急戦など)普段どのくらいソフトを研究に使っていますか? — suimon (@floodgate_fan) 2016年10月31日 @floodgate_fan 実をいうと、対振り銀冠穴熊はsuimonさんのツイッターやブログで知りました。いつも拝見させて頂いております。 ソフト研究はあまりしないですね。自分はソフトの棋譜並べを多くしています。
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