「緩い」と言われた王将戦“名物”一夜明け写真 68期はレベルアップ!?
奨励会というのは将棋のプロを目指す者達の登竜門だ。6級から始まり昇級昇段を重ね、三段リーグを抜けると、晴れて棋士四段となり賞金・給料を手にすることができる。私は中学三年生の夏から四年ほど在籍していた。 奨励会――というとこんなおぼろげな記憶が蘇る。 橋本長道 1984年生まれの小説家、ライター、将棋講師、元奨励会員。神戸大学経済学部卒。著書に『サラの柔らかな香車』『サラは銀の涙を探しに』(いずれも集英社刊)。 連載:15年後の感想戦 「○○くん、それ……」 関西将棋会館3階奥の棋士室は奨励会員や棋士達の研究の場となっている。よく行われているのが「VS」と呼ばれる1対1でひたすら対局する――という形式の研究会だった。 ある日、将来超有望な小学生奨励会員が中学生の奨励会員と棋士室でVSをしていた。そこに、奨励会幹事で鬼のように厳しいことで有名なプロの先生が入ってきたのである。 先生は奨励会でふ
さつまいもとホットケーキミックスで「モンブラン」を作ってみた! “秋らしさ”を感じるレシピに「おいしそう」の声集まる ファッションの専門家たちと『サイバーパンク2077』の世界をゲームさんぽしてみたら?ナイトシティはオシャレ好きを大喜びさせる流行最先端の街だった プロ棋士とコンピュータ将棋の頂上決戦「電王戦」への出場権を賭けた棋戦「叡王(えいおう)戦」。2期目となる今回は、羽生善治九段も参戦し、ますます注目が集まっています。 ニコニコでは、初代叡王・山崎隆之八段と段位別予選を勝ち抜いた精鋭たち16名による本戦トーナメントの様子を、生放送および観戦記を通じてお届けします。 叡王戦公式サイト 久保九段を待つ豊島七段(左)思わぬ出来事 日曜日の対局。14時からの対局は本局しかない。にもかかわらず、将棋会館5階の空気がざわついている。不思議に思いながら対局室へ向かうと、ちょうど豊島将之七段の姿が見
基本図までの指し手 ▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同歩 ▲同飛 △8六歩 ▲同歩 △同飛 ▲3四飛 △3三角 ▲3六飛 △8四飛 ▲2六飛 △2二銀 ▲8七歩 △5二玉 ▲5八玉 △7二銀 ▲3八金 △2三銀 ▲4八銀 △2四飛 横歩取り8四飛型+5二玉型での部分的な定跡ですね。 ここから飛車交換するのが最近まで指されていた形。 しかし、上図から ▲2四同飛 △同銀 ▲8四飛 △7四歩 ▲8二飛成 △8八角成 ▲同銀 △5五角 ▲4六角 △同角 ▲同歩 △1四角 ▲3六角(下図) ここまで進んだ局面は後手も十分戦えるというのが、現在の見解のようです。 進行例は (1)△同角▲同歩△6四角 (2)△2五銀▲4七角△3六歩▲9一竜△3七歩成▲同銀△3六歩▲
勝負という感じで指したのは、奨励会三段のとき。8年くらい前だったと思いますが、仲間のあいだでかなり強いと噂されていたボナンザ(開発者:保木邦仁氏)と10秒将棋で指しました。2局とも勝ちましたが、10秒将棋なら何局かに1回は負けるだろうなと思うくらいの強さは感じました。 ──当時のボナンザの棋力は、人間でいうとどのくらいあったのでしょうか。 10秒将棋で奨励会初段くらい。持ち時間が長くなるにつれてちょっとずつ下がっていく感じでしょうか。ハードの問題もあるのでしょうけど。 ──そのボナンザが渡辺明二冠(当時竜王)と正式な舞台で対戦したのが2007年。また、清水市代女流六段(当時女流王将)が「あから2010」と対戦しました。そういった流れの中で、将棋ソフトの進歩に脅威を感じましたか。 その頃はまだ強さがよく分からないという印象でした。実際に自分が見て強いと思ったのは、米長先生(邦雄永世棋聖)が出
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く