新人王戦のエクストラステージとして恒例となっている 新人王とタイトル保持者による記念対局。 本年度は、奨励会三段として初めて新人王戦を制した都成竜馬新人王と 羽生善治王位・王座・棋聖の対局が組まれました。 そしてこれがもの凄い将棋だったので、紹介しようと思います。 本譜は新春特別企画として元旦から連続掲載されていたものですが 「階段下のがらくた部屋」のもりやんさんが棋譜にまとめてくださったので それをもとに記事化させていただきました。(ありがとうございます) 対局日は11/27、戦型は横歩取り。 都成新人王の新手から、激しい横歩取りの中でも激しい、 横歩超急戦の苛烈な攻防が繰り広げられました。 記念対局は持ち時間各3時間。規定により先手は都成新人王。 横歩取り。 都成新人王は、「谷川九段門下、関西の振り飛車党で中飛車を得意とする」という 説明をされることが多いのだが、最近は居飛車も指すよう