南部・台南市美術館で25日から始まる「アジアの地獄と幽霊展」。開催前から話題を集めた一方で「呪う気か」「気分が悪くなる」などの声も上がったという。黄偉哲(こういてつ)市長は22日、文化的な視点で展示を楽しんでほしいとの考えを示した。
<本記事は中央社の隔週連載「文化+」に掲載された「從烤肉醬到500萬大雨傘 經典廣告片和台灣社會的共伴效應」を編集翻訳したものです> 「中秋節になぜ焼き肉をするのか知っていますか」(注1) 注1:台湾では旧暦8月15日の中秋節(中秋の名月)にバーベキューをする風習がある。 「レトロの達人」と呼ばれる張哲生さんから突然飛び出した質問に、カメラマンと私は思わず顔を見合わせた。 「70、80年代は中秋節にバーベキューをするという風習なんてなかったのです。その後、なぜかそれが当たり前なものとなり、時間が経ってみるとなぜそうなったのか誰も知りません」。張さんがハハハと笑う一方で、私たちは固まったまま、脳みそをフル回転させていた。きょうの取材の話題となんの関係があるのだろうかと。 張さんは1972年生まれ。1996年に自身の1つ目のウェブサイトを開設し、24年にわたって台湾に関する多くの記憶を収集、整
村上春樹さんのエッセー「猫を棄てる 父親について語るとき」(文藝春秋)の装画・挿絵担当に抜擢された台湾のイラストレーターで漫画家の高妍(ガオ・イェン)さん。インタビュー後編では、漫画家としての活動について聞いた。(名切千絵) 「猫を~」の装画・挿絵の仕事について聞いた前編はこちら。 ▽ 高さんにとって「漫画」とは 高さんは、今回の仕事ではイラストを担当したが、自身の出版物はシリーズで描いたイラストと漫画で構成している。インタビューの際、肩書はイラストレーターか漫画家か、どちらのほうがいいのかと聞くと、「両方でお願いします」との答えが返ってきた。 「漫画を描く上でとても大切なことは、自分の私生活の経験をいかにして物語に落とし込むか、そして文化が異なる人でも理解できるようにすること」と高さんはこだわりを明かす。高さんにとって漫画とは「伝えたい心の内を伝えられる表現形式」だ。 幼少期は漫画家にな
BS1スペシャル「突撃!ストリートシェフ@台北」初回放送日:2021年3月13日 胃袋から世界を知り尽くす、グルメドキュメンタリー第4弾。舞台は、夜市で有名な台湾の大都市・台北。激動の時代が生んだ台湾料理を5人のストリートシェフが解き明かす! 胃袋から世界を知り尽くすグルメドキュメンタリー第4弾。舞台は夜市で有名、台湾一の大都市・台北。台湾料理から浮かび上がる驚きの歴史の数々。時代に翻弄されてきた台湾の生き様が見えてきた!その歴史を解き明かす5人のストリートシェフたち。戦後生まれの牛肉麺、台湾発祥(?)の牡蠣(かき)オムレツ、日本の味が香る麺線など激ウマ料理が満載。おいしく見ていたら、アジア情勢もわかっちゃうという一石二鳥のお得な番組。
文・写真/ナガオヤヨイ(海外書き人クラブ/台湾在住ライター) 台湾に来て間もない頃、買い物先で言葉が通じなくて困っていたら、店員さんがスマホでグーグル翻訳の画面を出して入力し始めた。のぞいてみると、キーボードにはひらがなやカタカナのようだが判読できない不思議な文字。彼女が両親指で連打すると、みるみる漢字に変換されて中国語の一文が現れた。 中国語にはこんな文字もあったのか…人生まだまだ知らないことだらけだと思っていたが、後日、世界でも台湾だけで使われている中国語の発音記号だと知った。「注音符號(チューインフーハウ)」という。 台湾で「ボポモフォ」と呼ぼれる発音記号。ひらがなやカタカナのように漢字由来といわれる 注音符號は37字からなり、子音を表す「聲符(シャンフー)」21字と、母音を表す「韻符(インフー)」16字で構成されている。最初の4字「ㄅㄆㄇㄈ」の読みから「bopomofo(ボポモフォ
ンゴイサイ @9Poovm0 #beatLA アメリカ在住28歳。メーカー界隈の事務系駐在員 旅行と鉄道が好き 国際物流の世界で5年目 色んな所で結果を残すプロでありたい。京都の大学→香港短期留学→関西勤務→アメリカで海外駐在🇺🇸 SF Giantsファン ンゴイサイ @9Poovm0 今日の朝日新聞の投書、異文化の理解がいかに難しいかを暗に示してる... 「いつでも温かい食事が食べられる事」に日本は価値を置いてないしおれも置いてない。しかし中華系は真夏でもホカホカご飯に熱いお茶出すレベルなんよな... pic.twitter.com/WpiPHigSXF 2019-06-20 20:10:27
「チャイナドレス」と日本では呼ばれる「旗袍(チーパオ)」は台湾の伝統衣装といえるのだろうか。台湾の友人たちにこの問いを投げ掛けてみたところ、異口同音に「違う」との答えが返ってきた。皆20~30代の若者だ。かつては「中華民国の国服」とされ、主に中国大陸から移住してきた「外省人」たちに着られた旗袍。80年代ごろから下火になったものの、近年観光スポットなどでレンタルサービスを行う店が出てきた。若者や外国人観光客から「SNS映え」するとして人気を集めているようだ。記事ではその文化の盛衰を振り返り、現代の姿を紹介する。 ▽1910年代の中国に登場、日本統治下だった台湾にも広がる 日本では「チャイナドレス」として親しまれ、中華文化を代表する伝統的な民族衣装と考えられているが、その歴史は比較的浅い。女性の身体に沿った曲線的なシルエットで、深いスリットが入った服というわれわれがチャイナドレスと聞いて真っ先
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