新しいプログラミング言語を学ぶ時に、まずはチュートリアルやマニュアルの通りに淡々と入力して結果を観察する「守破離の守」「写経」的な作業が必要になる。
「プログラミング教育について語る会 」で話した内容をまとめておきます。 「AI時代のプログラミング教育」としたのだけど、内容的には「コンピューティング能力を伸ばそうぜ、その道具としてプログラミングしよう」みたいな話になりました。 Nextbeat Tech Bar:第二回プログラミング教育について語る会 - connpass 資料はこちら まず前提として、AIのコーディング能力が7ヵ月で倍になっているというのがあります。なので、今現在の能力で話をしてもあまり意味がなく、ゆくゆくはかなりのレベルでAIがコードを書くという想定をしておいたほうがいいです。 元ネタのツイートはこれ https://x.com/METR_Evals/status/1902384481111322929 論文はここ [2503.14499] Measuring AI Ability to Complete Long
Vibe Codingは便利だ。 とりあえず自分のプロジェクトのディレクトリに行って、Claude Codeに内容を読ませて「こういう機能をつけろ」と言うだけでいい。 しかもそれが、やきとん屋に四時間並んでる間にできる。座る必要すらない。時々、指示を出すだけなんだから。 昨日はサーバーとクライアント、両方でClaude Codeを動かして、「サーバーはこうなってるからクライアントをこう変更しろ」とか「クライアントからこういうAPIコールが来るから実装しろ」とか言うだけで実装される。まあそれによってバグも出るのだが、それとてClaude Codeにだらだら指示してればいずれ治る。 会社で「Vibe Coderを使ってなんか作ってみてよ」というと、「ピザ屋ゲームができました」と言われた。 ピザの注文が来たら、具材を載せるという簡単なゲームである。 しかしプログラミング知識ゼロの人が作ったとは信
2025.03.19 更新!Wave 5 (v1.5.6) に対応しています。 以前の記事、「AI エージェント エディタ「Windsurf」登場!」で、Windsurf の基本機能や使い方について紹介しました。本記事はそれをさらに拡張し、新機能の詳細、実践における応用例までを網羅的に解説した完全ガイドです。 本記事の目的: Windsurf の基本概念から、セットアップ方法、主要機能の解説、プロジェクトでの応用的な使い方まで、幅広い内容を一挙に解説します。 初心者でも始めやすいように、ステップ・バイ・ステップの解説と具体的な使用例を交え、実用性にフォーカスした情報をお届けします。 こんな方に読んでほしい: 日々のコーディングの中で効率性を追求する方 最新の AI エージェント エディタに興味がある方 直感的な操作性と多彩な機能を持つ AI 搭載エディタを探している方 Cursor や V
タイトルは半分釣りです。課金額が気づいたらえらいことになってたのは本当です。 というわけで、VSCodeで直接使うのではなく、VSCodeに加えて定額サブスクのClaude ProとそのDesktopアプリからコード生成や編集をしてもらうことで、APIをなるべく使わずかつ楽に開発を助けてもらえないか試してみることにします。 MCPサーバーが使えるのは現状Desktopアプリのみ (3/15追記) claude.aiのWebでのチャットに対してDesktopアプリのみ、という意味です。プロトコルなので、LLMのAPIを用いてMCPクライアントを実装していれば何からでも使えます(ClineやCursorもそう)。 MCPサーバーについて特にここでは詳しく説明しません。 ClaudeのDesktopアプリと連携して、チャットだけじゃなく色々なサービスと連携できる機能だよ、ってところです。以下にい
Anthropicが開発したエージェント型コーディングツールであるClaude Codeについて学びます。現在ベータ版としてリサーチプレビューを提供中です。 Claude Codeは、ターミナルに常駐し、コードベースを理解し、自然言語コマンドを通じてより速くコーディングを支援するエージェント型コーディングツールです。開発環境に直接統合することで、追加のサーバーや複雑なセットアップを必要とせずにワークフローを効率化します。 Claude Codeの主な機能は以下の通りです: コードベース全体でのファイル編集とバグ修正 コードのアーキテクチャとロジックに関する質問への回答 テスト、リンティング、その他のコマンドの実行と修正 gitの履歴検索、マージコンフリクトの解決、コミットとPRの作成 リサーチプレビュー Codeはベータ版としてリサーチプレビューを提供しています。AIとの協業の好み、AIア
この記事『Clineに全部賭ける前に 〜Clineの動作原理を深掘り〜』では、Clineの内部構造について解説しました。今回は、その中でも最近、特に注目されている機能の一つ、MCPについての概要、ならびにCline内部での実装方法について詳しく掘り下げていきます。 そもそもMCPとは MCP(Model Context Protocol)はClineやCursorなどといった、LLMを使用しているクライアントがMCPサーバーと連携するためのプロトコルです。広義的に、MCPとはそのプロトコルを使用したサービスのことを指します。 MCPサーバーとはクラウド上のサービスやローカルで立ち上げているサーバーなどのことです。LLMがこのサーバーと連携することで、Notionのファイル編集やSupabaseのデータベースクエリ、Cloudflareのステータスチェック、ローカルのファイル編集などが可能に
Cline を使い始めて2ヶ月ぐらい経った。 自分の直感として、Cline は真のイノベーションの入口であり、そして開けてはいけないパンドラの箱でもあったと思う。 ここでいう Cline は Cline型コーディングエージェントであり、広義には Devin / Cursor や Copilot Agent 等を含む話。だが、後述するように Cline でしか見えない世界がある。 その先の未来に、プログラマとしての自分はフルベットする、という話をする。 私たちが知っているプログラミングの終焉 大事なことは次の記事に全部書いてある。まずこれを読んでほしい。 (Google翻訳) Steve Yegge 氏は、置き換えられるのはジュニアおよび中級レベルのプログラマーではなく、新しいプログラミング ツールやパラダイムを受け入れず過去に固執するプログラマーであると指摘しています。 <略> これはプロ
これなに これを書いた後にClineが盛り上がってきたので、また書きたくなった。二番煎じをやめろ。 大枠では変わってないので軽めのTips集です。 前回から変わった点 一か月前(2025/2/3)に書いた時から状況が変わっている ハイブリッド推論モデルとして、Claude 3.7 Sonnetが公開(2/24) Clineのアップデート .clineignoreによる読み込み対象からの除外 @terminal, @gitによるコンテキスト理解の改善 MCP Marketplace mizchiさんの魂が震えた モデル選定(2025/03) 利用経験のあるモデルを主観的にランク付けしている。 Tier1(基本これでいい) Claude 3.7 Sonnet Tier2(サブ機) Claude 3.6 Sonnet Claude 3.5 Sonnet Gemini 2.0 Pro Tier3(
はじめに AIのコーディングアシスタントとして最近、急速に注目を集めているCline。VSCode上でAIと連携し、コード生成からバグ修正、さらにはターミナル操作まで自動化できるこのツールは、多くのエンジニアの生産性を劇的に向上させています。 mizchiさんの『CLINEに全部賭けろ』という記事では、 AIから引き出せる性能は、自分の能力にそのまま比例する AI自体を管理するパイプライン設計を自分のコアスキルにする必要がある ともあるように、エンジニアはClineという強力なツールの最大限を使えるようになっていくべきです。 「AIの上手な使い方」が今のエンジニアにとって必須スキルになりつつあるため、単にClineを使うだけでなく、その仕組みを理解することで得られるメリットは数多くあります。例えば、現時点でのClineの得手・不得手を理解することでAIに対して的確に指示ができたり、clin
現時点の AI コーディングの実力を測るために、自分はプロンプトのみ、直接コードを書くのは禁止で Roo Code による VS Code によるエディタ操作のみでコードを書かせた。その感想 (急いで書いたのでいろいろと雑です) tl;dr 良し悪しはともかく、人類は確実にAIによる自動操縦型のプログラミング体験に依存するという確信を持った。 ただ、その基盤である CLINE(系)自体のツールとしての完成度はいまいち。 CLINE以外の、各モデルのコーディング性能も、現時点では物足りない。 CLINE とは何か(知らない人向け) いろいろと機能はあるが、コア機能としてはヘッドフルな vscode runner で、AI にコードを書かせるために必要な情報を受け渡しするインターフェースを持っている。ファイルの読み書きや、コマンドを実行結果をプロンプトにしてAIに渡す。puppeteer によ
Preferred Networksが現在開発中の『Omega Crafter(オメガクラフター)』。定番のクラフトサバイバルゲームの要素に、プログラム要素を盛り込んだ意欲作だ。そして面白いのが、本作を手がけているのはゲームメーカーではなく、AIベンチャーのPreferred Networksであるということ。 Preferred Networksといえば、日本では数少ない機械学習系のベンチャー企業。ディープラーニングを武器にしており、日本各地から優秀な人材が集まっており、さまざまな企業から多額の出資を受けるなど、新進気鋭のベンチャー企業である。そんなPreferred Networksが、コテコテのクラフトサバイバルゲームを作っているというのだから、同社を知っている人は驚いたのではないか。さらに面白いのは、この作品がディープラーニングを駆使しているかというと、そうでもないのである。 なぜ
小学生でもカンタンにプログラミングが始められるScratch(スクラッチ)。一から作品をつくるのことはもちろん、すでに共有されている作品をリミックスして新しいものを作ったり、自分なりにアレンジしたりすることもできるようになっています。 今回は、今流行している「スイカゲーム」風のゲームの作り方を紹介いたします。 作成にあたり、動画せみまるプログラミング 【作ってみた】スイカゲーム【難易度★★★】を大いに参考にさせていただきました。 事前準備 Scratchの会員登録 Scratchのページにアクセスして、右上の「Scratchに参加しよう」をクリックします。 ユーザー名とパスワードを入力し、次へ進みます。 住んでいる国を選んで、次へ進みます。 生まれた月、年を選択し、次へ進みます。 性別を選択し、次へ進みます。 最後に、メールアドレスを入力して、アカウントが作成されます。 入力したメールアド
マイクラ統合版に機能を追加する仕組みとして「アドオン」が存在しますが、実はアドオン以外にもWebSocketを利用すればマイクラ統合版の「外部」からマイクラを操作できます。この記事ではWebSocketサーバーの作り方と、実際に接続してマイクラを遠隔で操作する方法を紹介します。 マイクラ統合版はWebSocketでサーバーと通信できる みなさんはマイクラ統合版の「wsserver」または「connect」コマンドをご存じでしょうか。普通にプレイしていたらまず使わないコマンドだと断言できるぐらい利用頻度の低いコマンドだと思います。コマンドの説明は「指定したURLのwebsocketサーバーへの接続を試行する。」となっています。 connectコマンドの説明文(wsserverコマンドも同様の説明) 実はこのコマンド、マイクロソフトが教育用に提供している「Code Connection for
マイクラのアドオンを自分でも作ってみたいけど、そもそもアドオンって何?Script APIっていうものを使えばプログラムを書けるらしいけど、Script APIって何?という方、いらっしゃると思います。私もそうでした。 そこでこの記事ではアドオンとはなんなのかという点と、JavaScriptでスクリプトを書いてアドオンを作ることができる 「Script API」というものについて解説します。 スクリプトを使ってアドオンを書くことでJSONファイルやコマンドを駆使するよりも比較的簡単にアドオンを作成できるようになります。 マイクラのアドオンってなに?Script APIってなに? まずは用語の確認として「アドオン」と「Script API」について簡単に整理していきます。 アドオンとは? Minecraft(マインクラフト、以下マイクラ)のアドオンとは、マイクラ統合版に追加の機能を提供するも
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