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読書に関するuchoのブックマーク (186)

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「図書館に訊け!」は盗みがいがあるぞ

    「検索」ならぬ、情報「探索」の方法が盗める。しかも、調べ物のプロフェッショナル、図書館員の技が惜しげもなく開陳されている。 「検索」はキーワードによるヒットを試行錯誤する方法だ。いわば、欲しいものが明確に分っており、ピンポイントで狙って当てるようなもの。いっぽう「探索」は調べたいトピックによる絞り込み検索+レファレンスブックのフィードバックによる深堀りだ。着弾地点から再度絞り込みをかけているようなもので、確度と網羅性は高い。 この探索手法が具体的かつ「調べるための」参考文献満載で紹介されている。このテクニックを「文法」になぞらえている。至言なので孫引きする。 文法をやらなくっても読めるっていうのは正解だよ。だけど、そいつはよっぽどセンスと力とやる気のある人がいう台詞なんだ。凡人はな、文法をやったほうがよっぽど楽なんだ。特急券なんだよ。苦労の末につかむ筈の法則を、最初にぽんと教えてもらえるん

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「図書館に訊け!」は盗みがいがあるぞ
    ucho
    ucho 2007/03/21
  • 「恐怖の兜」

    たいていのは読み始めて数頁たつと、面白さが肌感覚で分かる。だがこいつは違った。読み始めると頭ン中で警報が鳴りだした→こいつはとんでもないぞ、と。でもって、ちょっと変わった構成のお話にのめりこみ→「なんだこれは!」とガクゼンとするラストに犯られた。 amazonレビューがソソる。 「ここは、どこなんだ!?」そこは小さな部屋、あるのはベッドとパソコンだけ。仲間探しのチャットが始まる。呼びかけに応じたのは、男女八人――どうやら皆が迷い込んだのは、「恐怖の兜」をかぶった巨人の世界らしい。その正体は、牛の頭をもつ怪物ミノタウロス。この奇妙世界はミノタウロスの迷宮なのだ。そして彼らは救出の時を待つ。ミノタウロスを退治した、英雄テセウスを。しかしその脱出には驚愕の結末が… ミノタウロス神話をベースにしていることはすぐ分かるが、迷宮脱出のためのアリアドネの糸(スレッド)とチャットのスレッドがかけてあるの

    「恐怖の兜」
    ucho
    ucho 2007/03/15
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ホンモノのエンジニアを見ろ!

    読むと咆哮したくなる「我らクレイジー☆エンジニア主義」、(ogijunの)あとで書く日記にて「すごい。読むと泣く。すぐ買え」[参照]とのことなので、読む… … →うっひょー!読むとアドレナリンが出てくるスゴだぁッ、ちうわけで痛勤電車内でエンジン全開になり咆哮したくて身もだえ→激しく挙動不審だな(笑 同時に「ニッポンのエンジニア」について、いかに狭い認識しか抱いていなかったかを思い知る。さらに、技術ではなく、人がスゴいんだ、という単純な結論に至る。スゴい技術はスゴい人から生みだされる。日経で賑々しく紹介される最新技術ではなく、そいつを生み出す技術者自身に焦点を当てたTech総研の企画勝ちだね。 会社が求める結果を淡々と「製造」しているわたしにとって、好きなことだけに人生を捧げている連中の言葉は、ズギュンと刺さってくる。例えばこうだ――

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: ホンモノのエンジニアを見ろ!
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    ucho 2007/03/15
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: プロジェクトを成功させる魔法の言葉

    あいにく銀の弾丸の持ち合わせはないが、うまくいくプロジェクトでよく使われていた言葉は確かにある。耳にしたときは聞き流していてた言葉を、このは思い出させてくれた。ここでは、そんな「魔法の言葉」を紹介する。 ネタ元は「目標を突破する実践プロジェクトマネジメント」。ふつう、図書館で読んだはそれっきりだが、こいつは買って周りにばら撒く。薄くて分かりやすくて、すぐにやってみようという気にさせるところがいい。 ■ もし、問題があるとすれば、それは何ですか? 朝会や進捗会議で「何か問題はありませんか?」という質問はよくするしされる。けれども答えはいつも決まっている→「特にありません」。でもって、不具合が起きると、「あのとき聞いたのにッ」←→「こうなるとは思ってなかった」となる。 身に覚えない? これを、冒頭の質問にしてみると、アラ不思議、いくらでも出てくる。「問題ない?」には無反応だったのが、「これ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: プロジェクトを成功させる魔法の言葉
  • 「どんがらがん」は妙ちきりんなスゴ本

    けったいな短編集、読むと不思議な気分になれる16編。ただし逸品だらけ、しかも、人によってイチオシが違ってくるという奇妙な作品集。 … とはいっても展開が「あさっての方向。」だったり、読み手を韜晦するような難解なストーリーではない。むしろ、悲劇的なラストなのに思わずクスッと笑ってしまったり、日常的な会話から始まって「そこまで行くか!」と叫んでしまうほどトンでもない話へ転がっていったり。 ミステリ、SF、ファンタジーのいずれの枠にも当てはまらない。実際、ヒューゴー賞、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞、世界幻想文学大賞の全てを短編で獲っているのは、あとにも先にもデイヴィッドスンしかないとのこと。 最初の印象は、「残酷なO.ヘンリー」、「ユーモラスなレイ・ブラッドベリ」あるいは「ペダンティックなティプトリーJr.」だったが、進めるにつれ、そのスゴさに魅了されてくる。短編の名手だね、この人。収録作

    「どんがらがん」は妙ちきりんなスゴ本
    ucho
    ucho 2007/03/10
  • 「モテるコンサルティング戦略」は強力なケーススタディ

    第1問目をアレンジ、正解はどれ? Q:アキバ系の君がモテたいと思った。最初に何をするべきか? 男は内面が大切。読書や習い事で人間性を深めたり礼儀作法を身につける まず外見から。メンズエステに通ったり、髪型・ファッションから脱アキバを図る 女は数打ちゃ当たる。ネット&リアルの出会い系に登録しまくり、実践で男を磨け 答えはもちろん2.で、外見がむさくるしいと、何をどうしてもダメ。顔や体型が全て、と言っているのではない(そんなものは服やエステでいくらでも"加工"できる)。重要なのは、最低限クリアすべき条件を満たしていない場合、他のどんなに優れた資質を持っていても、見向きもされないということ。これを、どんな経営学の教科書にも載っている、ハーズバーグの動機付け(衛生理論)とからめて説明しているところが面白い。 とりあえず↑に正解したなら、読む必要はないだろう。不正解だったり、解説にナットクできない方

    「モテるコンサルティング戦略」は強力なケーススタディ
    ucho
    ucho 2007/02/27
  • WEBダ・ヴィンチ

    WEB Davinci Last update 20 Jun,2004. WuƂɂ͏cDɊ҂BvԊO WuguKN̍hɕqȕ|͂ǂꂾHvԊO eWB fڎ҂ɂ͒IŐ}v[gI ̃v`i{ 6/5UP cȐ̖{oł�Â錻݁A ̒{ɂ낢{ɏo̂͂ȂȂނB vĂǎ҂݂̂ȂɁA_EB`ҏW Acホテル東京銀座 東京都 Anaインターコンチネンタルホテル東京 東京都 Bulgari Hotel 東京都 The Aoyama Grand Hotel 東京都 THE GATE HOTEL 東京 by HULIC 東京都 ウェスティンホテル東京 東京都 キンプトン 新宿東京 東京都 グランドプリンスホテル新高輪 東京都 ザ・キタノホテル東京 東京都 ザ・キャピトルホテル東急 東京都 ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル 東京都 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホ

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    ucho 2007/02/27
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 日本のプログラマは、世界一優秀である

    じゃ、なぜ優秀なプログラマがいる日のソフトウェアビジネスがパッとしないの? 答:それは品質重視の工場型モデルを(相も変わらず)採用しているからにほかならない。「良いものを作れば売れる」主義を信奉するあまり、ビジネスの質から離れてしまっているから。 例えば、欧州企業にとってソフトウェアは「科学」として扱われる。コンピュータサイエンスとしての「ソフトウェア・ビジネス」であるがゆえに、形式的手法やオブジェクト指向分析・設計手法が重視される。また、米国企業にとってソフトウェアは「ビジネス」そのものとして扱われる。会社をつくって「まぁまぁ良質」の製品を作り、業界標準を打ち立て、その過程で大儲けしようとたくらむ。 しかし、日企業にとってソフトウェアとは「工場出荷製品」そのもの。文字通り「ソフトウェア・ファクトリー」を目指している。標準化された設計開発工程に則り、仕様からほとんどブレない製品を粛々

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  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: テレビやゲームは頭を良くする

    「今の若者がバカばかりなのは、テレビゲームばかりやっているからだ」「ケータイが語彙を貧弱にし、日語を壊す」といった論は、飽きた。喰いつきやすく、燃えやすいが、二項対立水掛け論は見えてるから。ウチダ先生あたりが新書で小金を稼ぐのにちょうどいいネタ。 それが、同じネタでユニークなが出ている。これまでと真逆なところが良い。 テレビゲームは頭を良くするそうな。最近の翔んだ識者がふりまわす「ゲーム脳」「ネット漬け」に真っ向から反論するのみならず、攻め込んでいるところが痛快ナリ。どこのコミュニティにも必ず一人はいるアマノジャ君の戯言かと思いきや、家庭用ゲームテレビドラマ、ネットコミュニティを例に挙げ、えらく説得力ある論を展開する。 骨子はこれ↓ 昔と比較すると、ゲームテレビドラマは複雑化している。楽しむためには、一定の知的水準を要求するようになっている そうした複雑化するゲームテレビドラ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: テレビやゲームは頭を良くする
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    ucho 2007/02/20
  • Going My Way: 図書館を自分の書庫のように利用する発想の転換

    ucho
    ucho 2007/02/15
  • 涼宮ハルヒの絶望

    「絶望系 閉じられた世界」を読む。うわーなにコレ、すごくいいじゃないか。「ハルヒ」書いた人とは思えん。小説としての「ハルヒ」の出来はアレだけれど、これは良作、なんってたって、「この超展開、どうなるんじゃぁっ」と(ラストを予感しながらも)ページを繰る手が止まらなくなったから。 ラノベとハーレクインの読者はまさに「物語の消費者」といえる。期待するキャラやストーリーを効率よく吸収するためにページをめくる。けど、これ、ラノベか? 表紙や序盤の「不思議ちゃん+萌エロ」を期待して読むと、ラノベというフォーマットを突き破って唐突に残虐化する展開に仰天するかも。移入すると心が痛い痛い。 またラノベっぽくないのが話し手。ラノベにおける状況説明は、エロゲ並みのモノローグで語られることが多い(キョンの長台詞が典型)。これは心地よいときもあれば鼻につくこともある。その"弱点"を、書では実にスマートに回避してい

    涼宮ハルヒの絶望
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    ucho 2007/02/15
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 不都合な真実 vs 百年の愚行

    「不都合な真実」を読んだ──が、足りない。地球温暖化は深刻なんです、CO2が原因なんです、アル・ゴアはこんな人物なんです、人の営みを変える必要があるんです… ドラマティックな映像+意図が明確なグラフ、デカいゴシック体が訴えかけてくることは非常に分かりやすいが、それ以上のものは得られない。 それでも写真の持つ訴求力はスゴい。例えば、同じ場所の2枚の写真。まるで「使用前」「使用後」のように明らかだ。特に目を引いたのが、1975年のブラジルの衛星写真。一面緑に塗りつくされているのが、2001年では同じ場所とは思えない無残さ。あるいは、p.222の禿山が連なるハイチと、隣のp.223の緑に覆われたドミニカ共和国の国境を真ん中にすえた写真は、政策の違いが如実に「見える」。 また、夜の地球の写真が面白い。むかし親父が教えてくれた「宇宙から地球を見たとき、三つの光が見える。都市の白い光、焼畑の赤い火、そ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 不都合な真実 vs 百年の愚行
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    ucho 2007/02/14
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: マルサの男「徴税権力」はスゴ本

    パーララパーラララーラ、パラララーラララーラー♪ 金丸信5億円ヤミ献金事件の舞台裏から始まる。これはスゴい。一発でワシづかみ、鳥肌たちまくり。あのテーマソングが頭の中をガンガン鳴り響く。映画「マルサの女」そのものというよりも、事実のほうがずっと面白い。久々にツカミから一気読みできるスゴに出会った。 検察さえも手が出せなかったこの事件の決定的証拠を押さえたのは、国税庁調査査察部(マルサ)だった。よっぽど切れる頭脳集団かと思いきや、やってることはものすごく泥臭い。むしろ犯罪じみた離れ業もやってのける。日債銀の営業部次長の机から内部資料を抜き取り、無記名の割引債が金丸のものであることを証明し、根回しをすすめる。 金丸の脱税を証拠立てるための内部資料の収集、摘発にゴーサインを出させるための国税庁幹部や検察庁への根回し、着手までのぎりぎりの駆け引きといった丁丁発止は、読んでるこっちの息が詰まってく

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: マルサの男「徴税権力」はスゴ本
    ucho
    ucho 2007/02/07
  • 永江朗 / インタビュー術! - FAX

    抜粋あらゆるところにインタビューがある。世界はインタビューでできている。歴史はインタビューによって作られた。新約聖書はイエス・キリストへのインタビュー集であるし、仏典は仏陀へのインタビュー集だ。プラトンは、ソクラテスへのインタビューとして自分のを書いた。聖書も雑誌のアイドル・インタビューも、基は同じだ。 インタビュー術! (講談社現代新書)作者: 永江朗出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/10メディア: 新書 インタビューとは何かを考え、インタビューのやり方を紹介し、インタビューの読み方を解説する。簡潔な文章。 インタビュー記事やインタビュー番組というのは、主役は話してであっても、あくまで主体はインタビュアーだというべきなのかもしれない。 仮に専門家が分かりやすく話すことが可能だとしても、その話を引き出すためには、インタビュアーにはそれ相応の勉強と準備が必要なのだ。インタビ

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    ucho 2007/02/04
  • 【2ch】ニュー速クオリティ:ν速が選ぶ『このミステリーがすごい!』傑作選

    3 番組の途中ですが名無しです 投稿日:2007/01/28(日) 19:16:00 ID:azlB7DD90 ?PLT(11112)

  • 「打ちのめされるようなすごい本」に打ちのめされる

    打ちのめされるようなスゴ。米原万里が遺した書評集。濃くて厚い時間を過ごすことができた。びっしりと付せんが貼られた「あとで読む」は、読んだらここでも紹介しよう。 何がスゴいかというと、彼女の読みっぷり。平均7冊/日のペースを20年も続けている無類の好き、読書好き。書評委員という立場もあり、出版社からの献もあるだろうが、「面白い」を見つけてくる嗅覚がスゴい。ハズレの無さは驚異的といってもいいほど。 そうして見つけてきた「すごい」たちの紹介っぷりも、またスゴい。時には辛辣に批評し、あるいは手放しで誉めちぎる。そのヒートアップダウンが面白い。熱くなってしつこく「読め読め」とぐいぐい迫られているような気分になる。 そんでもって、うまいんだ、殺し文句が。例えばこう、 高野和明著「13階段」を寝しなに読み始めたのがまずかった。一行目から謎解きとスリルの罠に絡め取られて、とにかく途中でおっぽり

    「打ちのめされるようなすごい本」に打ちのめされる
    ucho
    ucho 2007/01/31
  • 「重力ピエロ」 伊坂幸太郎 - ドロップキックアウト

    ■[読書]「重力ピエロ」 伊坂幸太郎 久々に伊坂幸太郎のを読んだ。この読み終わった瞬間に感じる「パーフェクト!」という気持ちを長らく忘れていた。完璧なものを読んだ快感と共になんだか悔しいような妙な感情が残るのもいつもと一緒であった。 伊坂小説といえば、出した伏線は何が何でも回収して繋げて最終的にはもんのすごいカタルシスがドーン!というようなお話が多いわけですけども、この小説はその感覚は残っていたものの押しつけがましい感じは全くしなかった。あらすじは遺伝子研究の会社につとめる主人公と絵の才能に恵まれたある理由から性的なものに憎しみを持つガンジーオタクの弟、そしてガンに冒された父親の三人の家族が仙台市で起きる放火事件に関係してまあ色々あるという話です。 今回は伏線とかそういうのは控えめだったような気もするといえばそういう気もするのだけど、この人は小説書くときに終わりから書いてるんじゃないの

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    ucho 2007/01/15
  • 書評、数学的にありえない

    今日は、CNetの方のブログに少し気合の入ったエントリーを書いたので、こちらはさらっと書評エントリー。今回とりあげるは、年末年始を利用して一気読みした、「数学的にありえない」。 筆者の豊富な知識と説得力のある議論の展開であたかも書かれていることがすべて真実であるかのように読者を引き込んでいくところは、ダ・ビンチ・コードにも通じるテクニック。上下巻の大作ながら、一気に読んでしまった。 ダ・ビンチ・コードと異なるのは、テーマが宗教ではなく物理学であること。「ラプラスの悪魔(書では、「ラプラスの魔」と訳されている)」、「不確定性理論」などの言葉が各所にちりばめられており、学生時代にブルーバックスを読み漁った「科学おたく」にはたまらない魅力を持つだ。 物理をテーマにした小説には、途中まで一見論理的に引っ張っておきながら「それはないだろう」的なオチに持って行く駄作がたくさんあるが、このはそん

    ucho
    ucho 2007/01/05
  • あなたのマンションが廃墟になる日

    巷を騒がせている耐震偽装設計は決してヒトゴトではないのだが、『犯人』は特定されており、司法での決着を待つ状況に至っている。 わたしはあまのじゃくなので、むしろ4年後に直面する問題をいま知っておきたい。なぜなら、問題が深刻化するころは、『犯人』はとうに去っており、引き継いだ当事者は被害者ヅラをすること必至だからだ。永住するつもりで購入したマンションが、ローン完済時に住めなくなる可能性に警鐘を鳴らす「あなたのマンションが廃墟になる日」は、非常に参考になった。 総務省の調査では住宅のサイクル年数は30年(木造は26年)だそうな。国土交通省が2002年に公表した事例では「老朽化」で再建されたマンションの平均築後年数は37年となっている。これに比べて、欧米の住宅サイクル年数は、 イギリス141年 アメリカ103年 フランス86年 ドイツ79年 なぜ日の鉄筋コンクリートマンションは30年少々で壊され

    あなたのマンションが廃墟になる日
    ucho
    ucho 2007/01/03
  • 2006年に読んだ本ベスト7 - はてダ保管所 by ogijun

    まとめ系の記事が流行ってるので便乗して(ちなみに去年のベストはここにあります)。今年はまだ終わってないけどこのあと2日間で大きく塗りかわるようなこともないだろうし。この日記で2006年中に読書記録を書いたは今日までで93冊ありました。4日に1冊くらいのペースですか。昔に比べると読む量もスピードもなくなってきたなあ。買う量は意識的に下げてるんですが。その中で個人的な今年のベストを挙げるとしたらこんな感じかな。著者とタイトル、その後はこの日記で取り上げた日。 梅田望夫『ウェブ進化論 当の大変化はこれから始まる』(id:ogijun:20060204:p3) ウェブ進化論 当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2353件) を見るこのあ

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    ucho 2007/01/01