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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (61)

  • 梶谷懐・山形浩生・田中のゼロ年代のベスト経済本

    せっかく三人でコメント欄でを選んだのでエントリーの方で紹介。http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/comment?date=20100405#c まず田中 ゼロ年代にあげるべき経済書としては何をあげましたか? 僕はクルーグマンの「復活だぁあ」論文(01年翻訳完了)が収録されてるか、もしくは経済学ブームの端緒となった『ヤバい経済学』あるいは『エコノミスト、南の貧困と闘う』でしょうか。日人のものなら、結局、構造改革やその前後の制度設計にもろにかかわった人物の生きざまも記した暗黒卿の『さらば財務省』をあげますね。 クルーグマン教授の<ニッポン>経済入門 作者: ポール・クルーグマン,山形浩生出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2003/11/22メディア: 単行購入: 6人 クリック: 54回この商品を含むブログ (46件) を見るヤバい経済学 [増補

    梶谷懐・山形浩生・田中のゼロ年代のベスト経済本
  • 岡田靖さん、いままでありがとうございました 2010-04-12 - Economics Lovers Live

    昭和恐慌研究会、『エコノミストミシュラン』などで常に私たちリフレ派の重鎮であった岡田靖さんがお亡くなりになりました。悲しいことです。2001年の暮れに、岩田規久男先生の『デフレの経済学』と野口旭さんと私の『構造改革論の誤解』のダブルの打ち上げの席で、初めて岡田さんにお会いしました。10年にも足らぬお付き合いでしたが、もちろん多くの勉強をさせていただきました。経済学は単なる学問ではない実践的なものである、ということも岡田さんから学んだことです。そして石橋湛山が「リフレ」という言葉を初めて日に紹介し、そして岡田さんは「リフレ派」としてその言葉を受け継ぎ、90年代から今日まで、ネットの世界を中心にしてリフレ派を事実上形成した影の立役者です。岡田さんのような天才肌の人がリフレ派に多いことも私のようなものには大きな励みとそれ以上に頼りでもありました。半月ほど前にみんなと一緒に快気祝いをしたばかりな

    岡田靖さん、いままでありがとうございました 2010-04-12 - Economics Lovers Live
  • 池田信夫・池尾和人(池池コンビ)の発言チェックリスト -

    備忘録として作成続行。求む情報。正直いってふたりの発言は稀にしか読まないので。 ●最近のIMF論文について、インフレ目標4%は誤読(池田の発言、池尾の発言) 反論 http://mathdays.blog67.fc2.com/blog-entry-1016.html 証拠1 http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1 証拠2 http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100215#p2 ●クルーグマンは98年論文全面否定した(池田の発言) 反論 http://mathdays.blog67.fc2.com/blog-entry-1012.html 証拠1 http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090410#p3 証拠2 http://d.hatena.ne.jp/Yasu

    池田信夫・池尾和人(池池コンビ)の発言チェックリスト -
  • 『エコノミスト・ミシュラン2010』を希望する人は… - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    希望する人は、はてブやコメントをつけよ。1週間以内に総数が100越えたら、それ説得材料(?)にして太田出版に掛け合うぜよ(なぜか龍馬伝風*1 Twitter読んで以下の発言にプチ驚いた。まだ見てないけど、そんなこといってるのw uzu_are 私も熱烈希望です!経済学者の半分は……と最後に言ってしまわれてるのでw前進あるのみ!で! RT @YJSZK: 宮崎さんが話を振ってる『エコミシュ2010』、ワシも出して欲すぃなぁ。(『日経済復活 一番簡単な方法(光文社新書)』 http://bit.ly/b4nmfx) 越えなければいけないハードルは僕が考えても三点。そもそも編者三人生きてる? 笑 おーい! 出番だってさー! 爆 エコノミスト・ミシュラン 作者: 田中秀臣,野口旭,若田部昌澄出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2003/10メディア: 単行購入: 1人 クリック: 73回こ

    『エコノミスト・ミシュラン2010』を希望する人は… - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • 日本のブログ力:経済問題(翻訳篇)ベスト100+α - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    いいかげんな一部分の翻訳で人をミスリードする人たちが日では多くの読者を集めている。しかし注意深い人=騙されない人たちは、日のブログで海外の情報を適確に訳し紹介しているものが多数あるのを知っている。以下ではそういうブログやHPから翻訳(なるべく全訳)を中心に収集してみた。 ●はぜひ読んでおくべきエントリーを示す。ここだけ読めば日語のネットで手に入る最上の情報を得ることができるだろう。 ●マクロ経済政策の再検討〜より高いインフレ目標値の検討〜 http://d.hatena.ne.jp/koiti_yano/20100215/p1 ●勝手な解釈より人の説明 http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100215#p2 長期フィリップス曲線は垂直ではない!? http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100215#p1

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  • すべての人に贈るだまされないための経済入門ーベストブックガイド100+1

    勝間さん、宮崎さん、飯田さんの共著刊行を記念して以下にすべての人に贈る、一部の政治家・官僚・マスコミ・評論家や一部の経済学者、そしてほとんどのアルファブロガーやネットで自分の利害でしか書けないのになぜか経済を語る株式・資産運用者たちの放言などなどにだまされないためのブックリスト。 これ以上体系的でまた啓蒙的なブックリストは作成不可能。自信をもってお薦めします。とりあえず改行したところでひとまとめのコンセプト(僕と主張が違うでも対立軸を明確にするため参考になる対論のも掲載)。 まだ一冊も読んだない人はぜひ一読を。そして経済書を読んできた人は何冊読みましたか? 勝間和代、宮崎哲弥、飯田泰之『日経済復活 一番かんたんな方法』 日経済復活 一番かんたんな方法 (光文社新書 443) 作者: 勝間和代,宮崎哲弥,飯田泰之出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/02/17メディア: 新書

  • 選挙の経済学

    ずいぶん長くかかったがようやく衆議院が解散である。政権交代の是非をめぐるものだという。ところでこのブログでもかなり長い間、政権交代の可能性を見据えて、いくつもの与野党の経済政策スタンスを検証するエントリーを掲載してきた。 自分でも忘れてしまうぐらいいろいろ書いてきたので、いい機会なので整理してみたい。 まず3月時点で、すでに「ポスト麻生政権」の経済政策について論じていた。これは当時の経済政策のフルメニューを与野党の比較の上で整理していたものだ。 ポスト麻生政権の経済政策を吟味する:http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090330#p1 ところで今日の謝罪会見で、麻生首相は「市場原理主義との決別」に言及していた。これは小泉構造改革への決別としてメディアでは報道されている。まあ、この発言自体に何か具体的な意味はないだろう。麻生政権のミクロ的な政策スタン

    選挙の経済学
  • 鈴木淑夫『日本の経済針路』、民主党の政策のバイブル? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    民主党の経済政策について論説を書くために購入。利上げ派の家元の書。 さすがに白川日銀行総裁を「孫弟子」というだけあり、日銀行が過去と現在にもっていたすべての「日銀行思想」をフル回転させている。いわく良いデフレとか「強い円」だとか、最近では「輸出構造論」とか。 「〇一〜〇八年の小泉・安部・福田政権の下で、日国民の生活は、超低金利による預貯金の目減り、円安による輸入品の値上がりと海外旅行費用の上昇、〇七〜〇八年の生活物資の値上がりによる実質所得、実質賃金の下落、雇用不安という四重苦を味わってきた。国民生活にとっては、低金利より高金利が有利、円安より円高が有利、インフレよりデフレが有利、雇用の不安より安定が有利である」 さて鈴木氏も「闇雲に金利を引き上げ」ることはしないと注意書きしている。鈴木氏はこういう。 「(1)超低金利を、預貯金が目減りしない正常な水準に引き上げ、(2)名目円レート

    鈴木淑夫『日本の経済針路』、民主党の政策のバイブル? - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    udy
    udy 2009/07/27
    血の気が引いていく夏のホラー
  • “政策通”与謝野大臣をめぐる現実 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    与謝野氏:米政権の経済政策に「全幅の信頼」−単独会見詳報 http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=aUiZf0O_gkfY インフレターゲット:  「インフレターゲット論というのはインフレの国がインフレを抑制するためのターゲット。今言われているのはむしろ逆で、あたかもデフレを脱却するための目標のように言われているが、インフレというのは目指してできるものではない。一度インフレになると制御は利かない、そういう危険性もあるので、われわれは、インフレターゲット論は取らない」 これをうけて、知人のmixi日記からの架空取材ーー 与謝野大臣! インフレは目指してできるものではないとのことですが、そうなりますとインフレターゲットを採用してもインフレは起こらないということですね? 「ええ。インフレターゲット論というのはインフレの国がイン

    “政策通”与謝野大臣をめぐる現実 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    udy
    udy 2009/06/13
    わずか4行にここまで矛盾したメッセージを込められるのはある意味凄い。影響力皆無の近所のおっさんが真顔でしゃべってるくらいのレベルならネタにできるのに。
  • 宮崎哲弥・若田部昌澄・飯田泰之「経済常識のウソを斬る!」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    紹介した気持ちになってたこの面白座談会(『Voice』6月号)。自分用のメモ書きもかねていくつか論点を整理しよう。 1 景気回復の目線が低く、なおかつ財政政策だけに傾斜しすぎの景気対策。結局はアメリカ中国の回復待ち? (コメ)最後のアメリカ中国の回復待ちなんだけど、これはさらに先進国の協調的財政政策による各国のリーケッジleakageからの寄与も見込めるから、というお話もあるだろう。この対外効果は無視できない貢献をするだろうけれども、いかんせん2003年からの輸出効果が効いてた「景気回復」でも結局は十分に日経済を安定的な経路に戻さなかったわけだから、今回も結局は自国の経済政策の中途半端さを補いきれないように思える(座談会のニュアンスも同じかと)。 2 財政規律を気にする報道が多いの経済記者の勉強不足と役所のくすり(記者は勉強する時間がないので、財務省や日銀行の職員のいうことをそのま

    宮崎哲弥・若田部昌澄・飯田泰之「経済常識のウソを斬る!」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • 『文藝春秋』「日本最強内閣」大アンケート - Economics Lovers Live

    うっかり更新した気になっていたら日を空けてしまった。実はいま、麻生政権後の経済政策というテーマ、そしてそれとは別にオバマ政権の経済政策というテーマの二で原稿依頼をうけている。前者はソフクリのメールマガジンなので近いうちに、皆さんも目にする機会があるだろう。もちろん僕はこのブログのエントリーを書いてすぐにまた仕事に向かえば、という条件つきだが 笑。 ただ「麻生政権後」の「後」というのはいったいいつなのか。僕はブログでも書いたが、憲法の規定が許すぎりぎりまでやってもおかしくないと、「西松建設ショック」後のいまでも思っている。というか、あのエントリーを書いたときに、すでにその種のショックが起きることを想定して書いていた(と似非政治評論家風に追記しておく 笑)。実際にありがちなのは、自民・民主双方に政治的な期待感の点で低迷したまま総選挙をむかえ、そして与党側がぎりぎり勝ってしまい、そして民主の方

    『文藝春秋』「日本最強内閣」大アンケート - Economics Lovers Live
    udy
    udy 2009/03/11
    この組み合わせを選ぶ人達が新聞の紙面を作っているわけですな。私はなんだかんだで日本好きなので移民は極力避けたいんだよなあ。
  • 2009-03-06 - Economics Lovers Live [経済]定額給付金で買いたい経済本ガイド(おつり466円コース)

    さてさんざん日のメディアは、定額給付金に国民の大半は反対、といいながら同時に定額給付金をもらうと国民は大喜び、という自己欺瞞的報道を繰返してきましたが(苦笑)、昨日は日で最初に定額給付金がもらえた人たちの嬉しそうな報道を嬉しそうにメディアも報道していて、なんだかな感がメディアに対してまたもやあるわけです。しかしここはそういうことはこちらにおいておいて、そこの君。で、その定額給付金でたまにはちゃんとして経済学でも買わないか? ○1万2千円コース まずなんといってもこの世界的金融危機を理解するでしょう。そして僕は同じ著者の著作をなるべく一貫して読むことが、まずはこの世界的な事件をみる上でのしっかりした基盤になると思う。その意味では岩田先生の著作を読むのが一番手っ取り早い。 入門的な位置にあるのは、finalventさんもおススメのこの。これ以上わかりやすい日経済論はあまりない。

    2009-03-06 - Economics Lovers Live [経済]定額給付金で買いたい経済本ガイド(おつり466円コース)
    udy
    udy 2009/03/06
    素敵な企画だ。とりあえず岩田さんの本は買う。
  • 門倉貴史『貧困ビジネス』

    貧困ビジネス」論者には、僕は疑いをいつも抱いている。例えば「ネットカフェ難民」が利用するネットカフェ、コインロッカー、コインランドリー、ファーストフード、携帯サービス、100円ショップなどが「ネットカフェ難民」を貧困に滞留させる役割をしている元凶として糾弾する人たちがいる。彼らの議論の前提では、そもそもこれらの「貧困ビジネス」を利用している人たちが自由選択でサービスを享受しているか疑わしいと考えているようだ。 さて門倉さんの「貧困ビジネス」論は、上記のような疑わしい「貧困ビジネス」論とは一線を画すように工夫されている。なによりも門倉さんの長年にわたって蓄積された非合法ビジネスについての実証的考察が、書を有益なものにしているといえるだろう。書では「貧困ビジネス」を合法的ビジネス(100円ショップなど前記したもの)、グレーゾーン(一部の「ゼロゼロ物件」、日雇い派遣労働者など)、非合法(ヤ

    門倉貴史『貧困ビジネス』
    udy
    udy 2009/02/25
    掲載されている雑誌名が「エコノミスト」だもんなあ・・・ブラックジョークは笑うのにエネルギーがいるのでやるなら景気のいい時に。
  • 雇用流動化論の失敗

    2002年に出した(いまではデジタル版が利用可能)『日型サラリーマンは復活する』(NHK出版)から、雇用の流動化論関連を抜粋(図表は抜かす)。これはAS-AD分析の枠組みで説明しているが、特にその枠組みにこだわらなくても類似の議論は可能である。 雇用流動化論の失敗 さて、構造改革論者の多くは、EPG政策(期待潜在成長率を高める政策)と対になるかたちで、グローバル化・IT化に対応するためにより生産性の高い産業に労働力を移動しやすいように「雇用の流動化」を促進すべきであると説いている。 構造改革主義者の考え方は、典型的には小渕政権下の「経済戦略会議」の最終答申や、小泉政権における経済財政諮問会議が二〇〇一年に提出した「骨太の方針」のなかに具現化している。かれらやエコノミストの一部は「雇用の流動化」が新産業創出に寄与することで景気回復政策として有効であると主張している。 ここで使われている「雇

    雇用流動化論の失敗
  • 日本銀行は民主主義の敵かもね

    銀行が民間銀行の株式の買取りを再開するそうだ。米国のジャネット・イエレン(サンフランシスコ連銀総裁)の発言http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090112#p1を想起するのだが、やはり前にエントリーで書いた以下の記述の体現だろう。 さてFRBと日銀行の政策の違いを一言でまとめると 「FRBのはマクロ金融政策、日銀行のは金融システム安定化政策である」*5 というのに結局は尽きる。前者が失業や物価の安定を目標にしているとすれば、後者は、例をあげれば銀行取付の回避とか銀行の貸出機能の健全化などを狙うものである、ということだ。もちろん日銀行の政策当局者に「おたくは景気回復を目的にしてませんね」と質問しても100%の確率で否定するだろう。FRBの方でも金融システムの安定を考えていないわけではない。 今回の措置は予防的な観点が色濃く出たものなのだろう

    日本銀行は民主主義の敵かもね
    udy
    udy 2009/02/16
    昔関東軍、今日銀。
  • ■[ネタ]聖☆危機的なおにいさん(たち)2008-12-24 - Economics Lovers Live

    お姉さんもいるかもしれませんが。クリスマスイブの贈り物です。サンタではなくただのおっさんからですみませんが。最近、このブログでふれてきたネタの数々をまとめて短文にしました。どこかの雑誌にブラッシュアップして掲載されるかもしれないのでそのときは削除(そのあとしばらくして復活予定)。 *世界同時不況をめぐる「危機的状況」 田中秀臣 経済的危機は、危機的な経済学者(やエコノミスト、知識人など)をも生み出す。今回の「100年に一度」と形容される世界同時不況にあっては、その危機的な経済学者たちの発言もまた「100年に一度」の水準かもしれない。もちろんここでいう危機的な経済学者などの「危機的」という修辞は、彼らの発言の破綻状況を指し示している。この論説では、簡単ではあるが、最近目についた、世界同時不況をめぐるいくつかの「危機的状況」を検証していこう。 (1)日は先進国の中で金融危機(あるいは世界同時

    ■[ネタ]聖☆危機的なおにいさん(たち)2008-12-24 - Economics Lovers Live
    udy
    udy 2008/12/24
    この経済危機について一言書く前に読んでおいた方がよいエントリ。
  • リフレ政策ついに始まる 2008-12-17 - Economics Lovers Live#p1

    バーナンキFRB、戦後世界経済で(ある意味で不幸であることには違いないが、それでも長期停滞に陥る日にとっては最善のエールともいえる)はじめてのリフレ政策(ゼロ金利、FRBのバランスシートの拡張維持へのコミット、長期国債の買いオペの考慮=ほぼ実施予告など)始まる。 http://www.federalreserve.gov/newsevents/press/monetary/20081216b.htm それとこれは時事通信などがhttp://charge.biz.yahoo.co.jp/vip/news/jij/081217/081217_mbiz011.html 報道しているような長期国債購入枠をがっちりはめた、日銀行のバランスシートの膨張を過度に忌避していた過去の日の歪んだ「量的緩和」とはまったく発想が異なるもの。 物価安定(現状ではインフレリスク事実上ゼロなのでむしろデフレ懸念が

    リフレ政策ついに始まる 2008-12-17 - Economics Lovers Live#p1
    udy
    udy 2008/12/18
    乗り遅れた・・・
  • 大竹文雄「子供の数だけ親に投票権を」

    今日発売の『週刊東洋経済』を書店が開くほんの数時間前に先読み(笑)。大竹さんのブログで予告されていたエッセイを楽しみにしていたが、期待通りの内容。僕も同様の懸念を抱いているので趣旨に賛成。 人口の高齢化、若年層の投票率の低下が進んでいる。他方で団塊の世代はつねに若い頃から政治力を発揮し、高い投票率を維持してきた。団塊の世代が高齢化するにしたがってその利害を反映する社会保障関連の支出が増加していくだろう。そして義務教育費支出は減少していく。 「高まった高齢者の政治力によって、若年世代や将来世代にツケを回す政策が採用されることを防ぐ仕組みをつくることが必要だ。未成年の子供を持つ親に、子供の数だけ投票権を与えてみてはどうだろう」 この提案は面白い。またすでに、このエントリーで書いたように僕のいまの関心はまさに老人達のGreedにある。。問題は長期的なものに思えるかもしれないが、すでに目前にある問

    大竹文雄「子供の数だけ親に投票権を」
  • クルーグマン氏、ノーベル経済学賞受賞 - Economics Lovers Live

    http://nobelprize.org/nobel_prizes/economics/laureates/2008/ 驚いたw 受賞理由は上記にあるようにマクロ経済学の業績ではありませんが、これから彼の発言がより一層重要視されることでしょう*1。 さてこれを記念してクルーグマンので僕が好き=お世話になったものベスト5をあげたいと思います(邦訳のあるのだけ)。 第5位:『予測 90年代、アメリカ経済はどう変わるか』 邦題がだめとの指摘がありますが、このは大学院のときに授業で日米貿易摩擦についての議論をレポートにするときに最も依拠したものです。他には竹中平蔵氏のとか伊東光晴氏のも読みましたがどれも僕には「?」ばかりで、一番教科書の経済学に適合していたクルーグマンのこの翻訳をベースに課題レポートを仕上げたのです。先生は実務家の人で、僕がこのレポートをもとに報告し、伊東氏や竹中氏の貿易

    クルーグマン氏、ノーベル経済学賞受賞 - Economics Lovers Live
  • サブプライム危機メモ「ふつうの不況が世界を覆う?」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    ちょっと必要あって作成した簡単なメモを以下に。竹森俊平さんが『資主義は嫌いですか?』で開陳したのが、サブプライム危機による世界バブル崩壊というシナリオだったのに対して、僕は主にこの間お会いした原田泰さんとの対話をヒントにして「ふつうの不況が世界を覆う」という視点。 以下はラフなメモ書きなので誤記・誤解が多いかもしれないので注意(断り無くそのときは修正する)。最近の新聞や雑誌などから情報は拾ってある。 1 金融安定化法案修正案雑感 最大約75兆円の公的資金での不良資産買取(無条件なのは2500億ドル、約26兆円に当初案から引き下げられた→金融機関の財務体質の強化が狙い。ただし買取価格はまだ不明)。政府が株式取得の権利を保有、時価会計の一時的な凍結を証券取引委員会が権限をもつ。経営陣の報酬抑制(貪欲グリーディを促すようなインセンティブの抑制→世論向けか?)、預金保険の支払額の上限の引き上げ、

    サブプライム危機メモ「ふつうの不況が世界を覆う?」 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ