「熱が40度もあり意識がもうろうとする中で、預け先を自力で探すのは、無理でした」 話を聞かせてくれたのは、都内に住む40代の女性です。 夫婦ともに新型コロナウイルスに感染。5歳の子どもだけが陰性でした。 せめてわが子だけは感染から守りたい。でも、どこに預けられるのかー。 追い詰められた母親の証言です。 夫が感染… 家庭内で対策とるも 私も発熱 女性は、夫と5歳の子どもの3人家族。 ことし7月、夫が発熱し、検査で陽性と判明しました。 毎日仕事に出かけてはいましたが、感染の経路は思い当たらなかったといいます。 夫は自宅療養することになり、女性は家庭内感染を食い止めなくてはと、思いつく限りの対策をとりながら看病にあたりました。 女性 「同じタオルは使わずに、ペーパータオルと夫専用のごみ箱を用意し、はみがき粉の共用も避けました。夫の部屋には入らないようにして、食事や飲みものはトレイに乗せて部屋の入