いま、「テレビ番組情報」の価値があらためて問われようとしている。かつて、テレビ番組情報誌が一世を風靡した時代があった一方、インターネットの普及、情報チャネルの多様化、さらには「テレビ離れ」という現象がおきつつある今、テレビ番組情報のあり方や意義を、もう一度見直す時期に来ている。創刊から11年間、テレビ番組情報をはじめとするエンタテインメント・コンテンツを独自のスタイルで編集してきた『日経エンタテインメント!』。マスコミ出演等さまざまなフィールドで活躍する当誌編集長、品田英雄様にインタビューさせていただきました。 多チャンネルという時代になれば、必然的に、ナビゲーションメディアやレコメンデーションメディアのニーズが高まります。BS、CSだけではなく、世界のコンテンツが流通するようになった現在、情報量は、もはや新聞のラテ面ではすまなくなりましたし、生活者は膨大なコンテンツの中から自分が求めるコ