宮内庁が指定・管理する応神天皇陵(誉田御廟山=こんだごびょうやま=古墳、大阪府羽曳野市)について、日本考古学協会など考古学・歴史学関係16学会の代表者らが24日午後、立ち入り調査を始めた。古代の天皇の陵墓について、学会側の要望を受け宮内庁が立ち入り調査を認めたのは初めて。 【写真特集】応神天皇陵の写真、地上からの調査の様子など 調査が許可されたのは、墳丘を囲む内濠(うちぼり)の外にある内堤で、学会代表者らは周回し、遺物の確認などを目視でする予定。しかし、発掘や遺物の取り上げはできず、墳丘への立ち入りは認められていない。 応神陵は5世紀前半の築造とされる前方後円墳。墳丘は全長425メートルで全国2位。3段の段丘構造で、築造当初は二重の濠と堤に囲まれていたとみられる。応神天皇は中国の歴史書に出てくる「倭の五王」の一人の可能性が指摘されている。また、応神陵を含む「百舌鳥(もず)・古市古墳群
全国各地を巡回し、650万人を集客した「人体の不思議展」が窮地に立たされている。厚生労働省が人体標本は「遺体」との見解を示し、京都府警が捜査を開始。展示会場近くの住人から慰謝料を求める民事提訴も起こされ、人気イベントは法廷にまで持ち込まれる事態へと発展した。主催者側はあくまで「学術目的」を強調するが、「死体ビジネス」との批判も根強く、今後さらに論議を呼ぶ可能性がある。 京都市左京区の市勧業館「みやこめっせ」で先月23日まで開かれた人体の不思議展。入場料が1500円と高額だったにもかかわらず、閉幕前には1時間超の入場待ちができる盛況ぶりで、同館には「もう終わったのか」「見に行きたかったのに…」との問い合わせ電話も寄せられたという。 献体された遺体をホルマリンに漬けず、シリコン、ポリエステル樹脂を染み込ませるなどの特殊技術で加工した標本が日本で初めて一般公開されたのは平成7年。日本解剖学会10
前の記事 段ボール製、3000円の電子楽器シリーズ(動画) 「書くことの効果」実証される 2011年1月25日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Brandon Keim Photo:Renato Ganoza, Flickr 学習し、記憶するには、それを題材にして文章を書くことが一番良い効果があるようだ。 1月21日付けで『Science』に掲載された研究では、大学生200人が科学に関する短い文章を5分間読むように求められた。 学生にはその後、次のいずれかの指示が与えられた。テスト向けの詰め込み勉強のように何度か読み返す、題材に関する「コンセプトマップ」[概念等の相関を表す地図]を作る、読んだ文章に関する自由形式のエッセー(小論文、作文)を10分間で書く、という指示だ。 1週間後、学生は覚えていることに関する簡単なテストを受け
おしえて偉い人! 「なんで昔のマンガや宗教画には中指と薬指のくっついた手が多いの?」 気になっていることがあります。昔のマンガを読んでいると登場人物の手の形で中指と薬指のくっついた画がよくでてくることがある。 今までは気にしていなかったけれど、一旦意識して色んなものをみてみると、さまざまな絵でくっついているのが目に付きはじめた。 理由はわからないけど、みんなくっついている。調べてみると、なぜか昔の西洋の宗教画などにも多く出てくる。エルグレコとかがとくにそうだ。ほかはラファエロとかも描いていて、肖像画にも多い。 また、日本の国民的アニメのサザエさんにも頻繁にでてくる。何かを持ったりするときも、たいていこの手をしている。カツオもワカメもフネさんもみんなこの手をしている。 これってどういうことなんだろう?なんでこんなにたくさんの人が色んな場面で中指と薬指がくっついている手を描いているのか?だれか
This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.
「カラス天狗(てんぐ)のミイラ」として知られる和歌山県御坊市所蔵の「生身迦樓羅王尊像(しょうじんかるらおうそんぞう)」(江戸時代)の正体が、同県によるコンピューター断層撮影(CT)で、2羽の鳥の骨や粘土で作った造作物と分かった。 像は高さ39・3センチ。木製の岩座に立った姿で、厨子(ずし)の中に納まっている。 県が3年前、エックス線CTで解析。粘土を材料にした頭に鳥の頭部を納め、くちばしを外に出し、手足も鳥の足と粘土で作ってあることが分かった。骨格からトンビとみられる。 その後、「夢がなくなる」などと公表を控えていたが、県立紀伊風土記の丘(和歌山市)での展覧会で、結果を公開することにした。 ◆カラス天狗=山伏装束で深山に住むという想像上の生き物。鼻の高い大天狗と違い、くちばしを持っている。剣術が得意で京都の鞍馬山で牛若丸(源義経の幼名)に教えたという伝説がある。
4枚カード問題はこのほかいろいろなバリエーションで研究が行われている。 (正確な実験条件については別途調べてみましょう) これらのテストから見るに、どっちかというと科学記号的・抽象的思考よりは、社会関係的な思考が人間は得意げっぽいことから、 ・なぜ人間は、論理性そっちのけに社会関係にはまる思考をしがちなのか ・人間は集団生活生物 → 仲間にズルされると生活上すごく不利 → 他人のズルに敏感でなきゃヤバイ そんなこんなで、人間の知性は社会的ルールに対する不正をよく察知するよう進化してきたのではないか、という仮説が登場した。 とはいえ、もとより人間(少なくともこれらテストを受けられるような普通の人)は幼少時から、科学記号的・抽象的思考よりは社会的な思考を必要とするような、世間的環境で育ってきているもの。 成育環境のせいで科学記号的・抽象的思考よりは社会的な思考に慣れているだけであって
ルネサンス期のイタリアの芸術家ミケランジェロがバチカン・システィーナ礼拝堂の天井に描いた神の絵に、脳の一部や目の神経系などの解剖図が、一見ではそれとはわからない「隠し絵」として描き込まれていることが、米ジョンズホプキンス大学の研究でわかった。専門誌ニューロサージェリーに掲載された。 隠し絵がみつかったのは、闇と光を分ける神の絵。同大の脳外科医と医療イラストレーターが、画像をデジタル処理して輪郭などを細かく調べた。その結果、神のあごひげからのどにかけての凹凸が、中脳や延髄などが集まった「脳幹」という脳の中枢部を下から見上げた解剖図と重なった。この不自然な凹凸については、ミケランジェロの意図について専門家の間でも論議があった。 腹部にも不自然なひだが描かれており、これは、同時期に活躍したダ・ビンチが残した目と視神経の解剖図によく似ているという。 ミケランジェロやダ・ビンチは人体を描くために遺体
Lifehacker というサイトで、"落としたモノをすばやく拾って食べる「3秒ルール」は本当に大丈夫?" というおもしろい記事を発見した。そういえば、子供の頃は「食べ物は落としても 3秒以内に拾って食べれば大丈夫」なんて言って、床に落とした食べ物を平気で食べていたなあ。 元記事 を当たってみると、英語では "five-second rule"(5秒ルール)と言うんだそうだ。さすがに英語圏は、日本より 2秒もおおらかだ。ところが米国のいろいろな大学の研究チームが実験してみたところでは、バクテリアは瞬間的に食い物に乗り移ってしまうから、3秒とか 5秒とかいうのはほとんど意味がないらしい。 ところが、さすがに英語圏の研究レポートである。日本の学者だったら「落としたものは食べない方がいい」なんていう当たり障りのない結論で終わりにするところだが、斜め読みしたところでは、メイン大学の学生は「5秒ルー
環境省の国立水俣病総合研究センターは9日、クジラやイルカを食べる習慣がある和歌山県太地町の全住民の3割にあたる1137人を調査し、全国の他地域と比べて平均で4倍超の水銀濃度を毛髪から検出したと発表した。 水銀中毒の可能性を疑わせる症状はみられなかったが、うち43人は世界保健機関(WHO)の基準値50ppmを超えていた。 同町は古式捕鯨発祥の地で、沿岸では国際的な規制対象外の小型のゴンドウクジラなどの漁が行われている。反捕鯨団体がイルカ、クジラ類に高濃度の水銀が含まれていると主張し、一部研究者からも健康被害を心配する声があることから、町が2009年、同センターに調査を依頼していた。 発表によると、調査は夏季(09年6〜8月)と、クジラ類をよく食べる冬季(10年2月)の2回実施。町民から魚介類の摂取状況を聞き、毛髪を検査した。 夏季調査の毛髪水銀濃度は男性が平均11・0ppm、女性が6
米カリフォルニア(California)州パサデナ(Pasadena)のランガムホテル(Langham Hotel)で開かれた新作TV番組・ドラマのお披露目イベント「TCA プレス・ツアー2010(2010 Television Critics Association Press Tour)」で衛星回線を通じて話す宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士(2010年1月14日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Frederick M. Brown 【4月26日 AFP】英国の宇宙物理学者スティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士は25日、「宇宙人は存在するかもしれないが、破滅的な結果をもたらす恐れがあるので、コンタクトは避けるべき」と警告した。英国のメディアが報じた。 これは米国で25日に放送が始まったディスカバリー・チャ
質問紙調査でコンドーム使用状況をたずねたいとします。 「コンドームを使いますか?」→はい、と答える人は多いです。 「いつもつかっていますか?」→それでもはいと答える人は多いです。 しかし個人によってその定義の理解が微妙にことなっています。 使っているけど毎回じゃない、いつもつかっているけど、最初から最後までじゃない。 そして、相手によって使用状況が変わるということがよくあります。 固定パートナーとは責任関係にあるのでばっちり使っているが、責任を負わなくていいカジュアルな関係でのセックスではつかわない人が多い、ということが日本の特徴としてあるそうです。京都大学の木原先生の研究などで紹介されています。 海外だと逆のデータもみます。つまり固定パートナーとはピルなどより確実な避妊をしているのでコンドームを使用せず、カジュアル関係、風俗ではSTDの心配があるのでコンドームを使う、、です。 「使ってい
2010年03月29日10:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 適所あっての適材 - 書評 - 強い者は生き残れない Amazonより入手。 強い者は生き残れない 吉村 仁 やっと腑に落ちた。 なぜ生き物が競争以上に協調を尊ぶのか。 著者の環境変動説は、木村資生の中立進化説に匹敵する進化論の補強となるだろう。 と同時に、改めて確認した。 経済学というのは生物学の一部門なのだ、と。 本書「強い者は生き残れない--環境から考える新しい進化論」は、進化において今まで最も不可解だった協調という行為が、まさに進化論的であることを一般に説いた一冊であると同時に、人類もまたその一部であることを再確認した一冊。 目次 - 吉村仁『強い者は生き残れない―環境から考える新しい進化論―』|新潮社を要約 まえがき 第一部 従来の進化理論 第一章 ダーウィンの自然選択理論 第二章 利他行動とゲーム理論 第
目次:ダウンロード まえがき――脳科学と人間の生 信原幸弘:ダウンロード 第一部 脳科学と人間観 人格の要件はカタログ化できるか――不気味の谷とパーソンネットワークの可能性 戸田聡一郎:ダウンロード 記憶の操作と〈ほんもの〉という理想 中澤栄輔:ダウンロード 二つの行為形成システムにおける自己制御の喪失 西堤優:ダウンロード 病的賭博への神経経済学的アプローチ 吉田敬:ダウンロード 第二部 脳科学の応用と倫理 ニューロエンハンスメントが医療として行われることの倫理的問題――医療化の問題を中心として 伊吹友秀:ダウンロード ニューロマーケティングに関する倫理的考察――疑似科学化と消費者の自律性 小口峰樹:ダウンロード 通俗的「男脳・女脳」言説がはらむ問題――性差をめぐる脳科学と社会の中の性別 筒井晴香:ダウンロード 認知科学・脳神経科学がリスク論に与えるインパクト――個人的選択から社会的論争
「平和愛する国なのに」なぜ日本は入国拒否?悪名高い収容所「グアンタナモ」に14年拘束、嫌疑晴れたベストセラー作家は「許しと和解」を訴える
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く