一昨年買い込んだまま読んでいなかった雨宮処凛のデビュー作『生き地獄天国』を読んだ。 生き地獄天国―雨宮処凛自伝 (ちくま文庫) 作者: 雨宮処凛出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/12/10メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 43回この商品を含むブログ (14件) を見る 2000年に出た本だが、私が雨宮処凛の名前を知ったのはこの本が文庫化される少し前の2007年だった。当時流行語になり始めていた「プレカリアート」に関連して知ったように思う。 で、この本だが、面白かった。25歳にして何とも波瀾万丈の人生である。しかし、これは必ずしも「共感した」ことを意味しない。 本書の内容について、雨宮処凛自身によるレビュー*1から引用しながら紹介する。 小学校時代のいじめから始まるこの自伝は、80年代後半から90年代前半のバンドブームを皮切りに、ゆっくりと時代とシンクロしていく。そうし
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