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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (41)

  • 教育を本気で「再生」したいのなら - H-Yamaguchi.net

    この記事。 「参院議員・山谷えり子 大学再生に向けた提言への思い」(産経新聞2013年6月8日) 日の国際競争力は、1990年の世界1位から、今や24位となった。わが国の潜在力発揮のためにも、大学院・大学などの高等教育の再生は急務である。現在、日には大学が783校ある。語呂合わせでは、ナ・ヤ・ミとなるが、各大学が課題を直視し、国際競争力や地域貢献力を高めるなど特色に応じた教育が進むよう後押しが必要である。 政府の教育再生実行会議は、5月28日に「これからの大学教育等の在り方について」と題する報告書をまとめ、グローバル化への対応、教養教育の充実、地域活性化の取り組みなどを示した。 報告書というのはこれだろうか。記事には、この動きに呼応して自民党教育再生実行部が提言をまとめた中で、「大学・入試の抜改革」部会の主査を務めた山谷えり子参院議員の意見が書かれている。 言いたいことはわからな

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  • 夏の電力ピーク時にテレビ放送を休止してはどうか - H-Yamaguchi.net

    先日、シノドスジャーナルに「この夏を乗り切るために私たちがすべき10のこと」と題して、節電しよう、みたいな文章を書いたのだが、昨日「報道ステーション」で、家庭やオフィスの具体的な節電提案をしていて、そうそうこれこれ、と思った。単に節電が必要、じゃなくて、視聴者に自分たちの問題ととらえさせようとしている姿勢は好感がもてる。 脱原発をアツく語り続けている同番組がやるべきなのは、電力が足りてる足りてるとぶちあげて危ない橋を渡らせることじゃなくて、圧倒的な節電でおもいっきり電力余らせて「なんだこれなら原発ほんとにいらないじゃん」とみんなに思わせるための具体的な提言だろう。根拠なくいうが、世の再稼働容認派の大半は原発が好きなんじゃなくて電力不足の影響がイヤなだけなので、産業界に無理をさせずにそういう状況を作れるなら、世論は一気に固まる。 でも、せっかくなら、テレビにはまだできることがあるはずだ。もっ

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  • 「流出ビデオ」の対立軸 - H-Yamaguchi.net

    尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関するビデオ流出事件については、いろいろな意見があるらしい。「識者」の皆さんがあちこちでコメントやら議論やらしておられるのでそれを見比べるのは勉強になるが、じゃあ自分ならどう考えるかね?と問いかけてみるのも悪くないと思って、ちょっとだけ考えてみた。 といいつつ無駄に長いのはいつもどおりの芸風。 この件でまず思うのは、この件が、いくつもの意味で、異なる価値、異なる考え方同士の接点にあるということだ。その中には古いものも新しいものもあるが、ともあれ分けて考えられることの多い、あるいは相反する考え方がとられうる領域で、それらがぶつかったり摩擦を起こしていたりする問題だといえる。多くの場合、それぞれの立場にそれぞれの価値があり、正当性がある。答えなんて1つしかない、と最初から決めてかかってる人がいるかもしれないが、どの立場(折衷案も含め)をとるにせよ、そうした構造であ

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  • 彼らのゲーム歴はなぜ公表されないのか - H-Yamaguchi.net

    京都の男子大学生6人がコンパで酒に酔った女子大学生1人を集団で暴行したとして、集団準強姦の疑いで逮捕された件は、その事実自体もさることながら、その後の大学側の対応やらネットの書き込みやらで、まだ大きな関心を呼んでいるらしい。ともあれまず、被害者の方に心よりお見舞い申し上げる。この犯罪自体をネタにするつもりはない。 とはいえ、この件については私も関心がある。過去に何度も書いたテーマなのだが、最近の話題に関連していることもあるし、「実例」を目の当たりにすると、やはり一言触れずにおくわけにはいかない。 「彼ら」、つまりその男子大学生らは、「あのゲーム」や「あの類のゲーム」をやっていたのだろうか。 「あのゲーム」「あの類のゲーム」というのは、もちろん今巷で話題のアレだ。 「レイプ描写で国際問題に…アダルトゲームの是非:児童ポルノ法改正めぐり論議再燃」(ZAKZAK 2009/06/02) レイプ描

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  • 「ビッグ・ブラザー」って私たち自身のことだったんだ - H-Yamaguchi.net

    ジョージ・オーウェルの小説「1984年」に登場する「ビッグ・ブラザー」は、物語の舞台となっている「オセアニア」の政治指導者だが、現在私たちが「ビッグ・ブラザー」的なるものをイメージする際には、「人々の生活のすみずみにわたるまでを事細かに監視する者」「単一の思想ややり方を強制し、それに従わない人たちを強制的に排除したり罰を与えたりする者」というニュアンスを持つことが多いように思う。管理社会、監視社会のシンボル的存在。どちらかというと、個人というよりは組織やシステムとしてイメージされているのではないか。 現在の私たちの社会にこうした存在はあるのだろうか?と考えると、これはまちがいなく存在する。問題は、それがいったい誰か、ということだ。 「1984年」は何度か映画化されてる。これは1984年(!)製作のMichael Radford監督作品の冒頭部。「ビッグ・ブラザー」はその後半に登場するヒゲの

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  • センのインタビューを「裏側」から読んでみる - H-Yamaguchi.net

    2009年2月24日付朝日新聞に、アマーティア・セン米ハーバード大教授のインタビューが出ていた。見出しに「市場依存 危機生んだ」と。中見出しには「国家の役割 否定は誤り」「人間としての意識こそ重要」とある。この人はそっち方向の話をよくしてるから、インタビュアー的には、今の時期に語らせたい人、ということなんだろう。 とはいえだな。ちゃんと記事を読むと、「そっち方向」一辺倒の方々とは一線を画すこともちゃんと言ってる。このあたり、わかってる人はもちろんわかってる「なにをいまさら」話なんだが、イメージだけで見てる方のために、あえてこのインタビュー記事で、インタビュアーが力点を置いてないであろうポイントに注目してみる。別にインタビュー記事そのものを紹介する意図ではないので、そっちが気になる方は新聞のほうでお確かめを。 「今の問題のほとんどはグローバル化自体よりも、ほかの事情による。政治力、所有物、経

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  • 消費拡大が目的なら給付金を待つ必要などないぞ今からどんどん使いたまえ - H-Yamaguchi.net

    ごく手短に。例の「定額給付金」をめぐって、閣僚が自分でもらうかどうかを一生懸命報道してるメディアの方々(参考)がいる。もらえば「さもしい」、もらわなければ「閣内不一致」といいたいのだろうが、不毛極まりないのでやめたほうがよい。音はともかく、いまや口実は消費拡大に移ってるわけで、ならば聞くべきことがあるとしたら「あなたはいくら消費してくれるのか?」だろう。国会議員の歳費は月額130万円ほどあるらしい。副収入がある人だってたくさんいるはず。まさか定額給付金でもらう1人12000円ぽっちなどということはあるまい。毎日12000円ずつ無駄遣いしたって、月額「たったの」36万円だ。それだけ盛大に消費してれば、もはや定額給付金をもらうかどうかなんて問題にはならないだろう。もちろん、定額給付金の支給を待つ必要もない。さあ明日からでも、盛大に消費してもらおうではないか。メディアの皆さんは、「今日はどれだ

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    umeten
    umeten 2009/01/10
    景気とは、ある一面において気分の問題に過ぎない。余裕のある人間が出し惜しみをするくせに、余裕のない人間に消費を煽ることが事態が悪化させる。
  • なぜ「リアリティ」に餓えるのか - H-Yamaguchi.net

    2008年12月31日付朝日新聞に、社会学者の見田宗介・東大名誉教授のエッセイが出ていた。「リアリティーに餓える人々」というタイトル。2008年6月に秋葉原で起きた無差別殺傷事件について、「この事件が、日社会のどのような変化を表しているのだろうか」というのがテーマ。まあ年末恒例の世相読み解きものというわけだ。読んでいて「ん?」とひっかかっるものがあったのだが、いろいろ考えてみると触発されるものがあって面白かった。たぶん素人考えなんだろうけど。 このエッセイでは2008年の秋葉原の事件と、1968年に起きた連続射殺事件を並べて、時代の変化を説明する。同じように犯人が若者で、犯行が無差別で、動機がわかりにくく、その背景にアイデンティティの問題があることでも共通。でも決定的にちがうことが2つ。ひとつは「未来」。1968年の事件は「明るい未来」を信じられた時代であったのに対し、2008年は「明る

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  • 「メディアリテラシー」に新たな定義が必要かもしれない - H-Yamaguchi.net

    「メディアリテラシー」ということばがある。Wikipediaには「情報メディアを主体的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力」と定義してあって、そもそもWikipediaをソースとして使うこと自体がメディアリテラシーの観点からは問題になりうるのだろうが、この定義はよく見かけるものとさほどちがわないように思うので当面これを使っておく。他の定義もいろいろあって、最近は発信者としての個人に着目するものも少なくない(英語版のWikipediaはその色合いがより強い)が、まあそれはそれとして。 でも最近、もう1つ、新たな意味が必要なのではないかと思ったりすることがある。それは、「メディアの人たちのリテラシー」だ。 メディアリテラシーということばは、なんだかんだいっても、マスメディアが発信者、個人が受信者という図式をデフォルトとして念頭においているように思う(歴史的な経緯か

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  • 2008年はどう予測されていたか - H-Yamaguchi.net

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 まずは、過去に出された

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  • 「君側の奸」か「苦悩するキャリアウーマン」か - H-Yamaguchi.net

    例によって「朝まで生テレビ」の音だけを聞きながら作業していたのだが、2008年8月30日放送の回はなかなか面白かった。何が面白かったかっていうのがなかなか伝えづらいうえに、いい加減に聞いてたんであんまり理解してるわけでもないんだけど、今時点で覚えてることを(まちがってたらごめん)ちょっとメモ程度に書いておく。 8月のテーマは「激論!これからの“皇室”と日」。うわわっていうテーマ。司会の田原総一朗(敬称略。以下同様)によると「リベラル系の人から何人も出演を断られた」とか。で、こんな感じ。 皇太子さまが結婚されて15年、以来、皇位継承問題、雅子さまのご病状、ご公務についてなど、世間の関心も高くなっています。 そこで今回の「朝まで生テレビ!」では、「これからの皇室」はどうあるべきなのか、等を討論する予定です。 司会: 田原 総一朗 進行: 長野 智子・渡辺 宜嗣(テレビ朝日アナウンサー) パネ

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  • H-Yamaguchi.net: 400億円を「保証」した人々を称えようではないか

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 この件。 新銀行東京:

    umeten
    umeten 2008/03/30
    > いざとなったら自分で金を出す覚悟、とみるのが妥当であろう。そういう「勇気」ある決断をしたのは以下の67人。何かあればきっと私財をなげうってくれるだろう。立派ではないか。
  • 格差と格差感についてちょっとだけ考えてみたこと - H-Yamaguchi.net

    まずは題に関係ない話から。「経済格差「不満」、日は83%…BBC・社世論調査」という記事が出たのは2008年2月7日のこと。「読売新聞社は英BBC放送と初の共同世論調査を実施した」とある。ほほお。フルのレポートを読みたいなと思ったんだが、情報格差を保ちたいのか、日のメディアってのは情報源を見せようとしない。しかたないのでBBCのサイトで探そうとして、「yomirui, survey, economic inequality」とか検索したんだが、やってもやっても見つからない。あきらめかけたころ、もしかして?と思って、「yomiruri」を落として「survey, economic inequality」でサーチしたら一発でヒットした。 それがこれ。「Yomiuri」なんてひとことも書いちゃいない。フルのレポートもちゃんとあって、それがこれ(「Widespread Unease abo

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    umeten
    umeten 2008/02/11
    大企業の貿易黒字をひっくるめた経済指標なんて生活実感と一致するわけ無いだろ……常識的に考えて
  • マスコミと格差に関する質問を受けた話 - H-Yamaguchi.net

    アメリカでジャーナリズムを研究している大学院生の方から、メールでコメントを求められた。なんでも、「日の格差社会に対するメディアの姿勢を課題にメディア論」の論文を書いているのだそうで、面識はないのだが、私のブログを見て意見を聞きたいとのこと。いわゆるマスメディア論だったら他に適任者がいくらもいるだろうと思うのだが、まあきっと他の人にも聞いてるだろうし、聞かれた以上なんかしら返しときたいし、というわけで、少しだけ考えてみることにした。 メールでまず返すのがスジかとは思うが、せっかくなので、いきなりブログで書いてみる。「ブログで書くことを期待」みたいに書いてあったので、まあいきなりブログでも文句はいわないだろうと思う。このテーマだと、たぶん、ご意見のある方がたくさんいるのではないかと思うので、コメント欄でもトラックバックでも寄せていただきたい。大学院生の方にも参考になるのではないかと思う。 質

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  • H-Yamaguchi.net: 凶悪犯罪の高年齢化が止まらない、となぜ書かない

    「殺人事件」というキーワードでGoogleニュース検索をかけてみる。俗物的世代論の話は前にも書いたことがあるんだが、同種のネタを、少しアプローチを変えて再び。 以下、考えてみれば当然の、何をいまさら話。見た目不謹慎ぽく(人はいたって大真面目なんだが)、かつどちらかというと救いのない話なので、そういうのが嫌いな方にはお勧めしない。 検索トップに出てくるのは広島県の保険金目的放火殺人事件に関する無罪判決のニュース。これは無罪の話だからおいとこう。次は「神戸テレクラ放火殺人」事件に関して死刑判決が出たというニュース。被告はテレクラ元経営者(66)。 その次の「浅見光彦祭り」はおいといて、その次の「勿来の殺人事件でいわき南署に部長賞状」というニュースも犯人の年齢が出てないのでパスして。次の久留米の連続殺人事件の話は未解決なので犯人は不明だが、「30‐50歳の男1人による犯行」とみられる由。その

    H-Yamaguchi.net: 凶悪犯罪の高年齢化が止まらない、となぜ書かない
    umeten
    umeten 2007/11/29
    犯罪者の吹き溜まり、団塊世代。凶暴な上に金にも汚い世代。
  • 進化する外人ヲタツアーの世界 - H-Yamaguchi.net

    企画者は前回と同じPop Japan Travel。外人のオタク(よく「外タレ」という表現があるが、これは「外ヲタ」とでもいうんだろうか)というと乱暴にアニヲタかゲーヲタだろうなんて決め付けていないか。いやその世界に詳しい方々はそんなことないんだろうが、私はさしたる根拠もなくそう決めてかかっていた。 ちなみに、日の人の中には、Traditional Japan好きな外人とPop Japan好きな外人とはちがう層の人たちだろうと思う向きもあるかもしれないが、個人的に知る範囲内では、おおまかにいってそれほど離れていない、というのが印象。彼らにとってはどちらもCool Japanなんだよね割と。でも、Traditional Japan好きを「ヲタ」と呼ぶのはどうかという気もするし。 それはともかく題。私の印象では、ヲタ界の人ってのは自分の「属性」をかなり細かく分けたがることが多いように思う。

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    umeten
    umeten 2007/09/01
    そのうち「0泊3日、電撃コミケツアー」とかできそうだな。
  • 中高年の凶悪犯罪を俗物的世代論で語ってみるテスト - H-Yamaguchi.net

    最近の凶悪事件の中には、被疑者が中高年である場合がけっこうみられるような印象がある。もちろんこういうのは大方マスメディアの伝え方によって作られる印象なのであって、全体の傾向が実際にそうである保証はまったくないのだが、少なくとも世間の注目を集める状況にあるということはいえるのではないか。これまた印象論でしかないが、ニュースとかではこれらの事例について、個々の事情にまで入り込んでそれなりに突っ込んだ情報が伝えられているように思う。 で、気になったことが1つあった。もしこれらが若年者だったら、すぐにテレビやらゲームやらの影響とかが持ち出されたんだろうなぁ、というあたりだ。やれ「過保護に育てられた世代だから仮想と現実の区別がつかなくなっている」だの「なんでもネットやケータイですまそうとする現代のバーチャル社会の光と影」だの。この種の言論は、いざネットで探そうとしてみると検索上位にはなかなかひっかか

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  • 個人的に「正しい日本食」を認証してみる - H-Yamaguchi.net

    政府が海外の日レストランを認証する制度を設ける計画は、取りやめになったらしい。農水省委託の「有識者会議」(またかよ)がまとめた基方針で、「日の定義付けは難しい」という理由だそうだが、どうもあちこちから反発があったらしい。提唱者は某大臣だそうだが、最近いろいろとめんどくさいことになってるし、こんなことやってられんという事情もあるんだろう。で、各国・地域の実情に応じて民間組織が判断するようにするとか。 なぁんだ民間がやるのか。それなら誰がやったっていいじゃん、というわけで、自他ともに認める音痴の私も参入して、個人的に「正しい日」を認証してみることにする。「日レストラン」だといろいろ差し障りがあっていかんと思うので、あくまで「日」ということで。まあ、「ドラフード」みたいなもんだな(あれは「政府」なのか一応?)。 実は私も、某大臣ほどではないが(海外に行ったら現地のものを

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    umeten
    umeten 2007/04/14
    伝統とは作られるものと見つけたり。
  • アメリカ人はなんで首チョンパで笑うんだろう - H-Yamaguchi.net

    小ネタ。誰しも自分なりの「笑いのツボ」みたいなものがあると思う。こういうのをみるとおかしくてたまらない、みたいな。みんなのそれを集めると、集団としての「笑いのツボ」みたいなものになるかと思う。笑わせるエンタテインメントというのはどの国にもあるんだろうが、それらはそのターゲットとする人々の「集約された笑いのツボ」みたいなものを狙うことになるんだろう。 なので、海外の「笑い」の中にはどうにも理解できないものがあったりするわけだ。これも事情を知ってる方には何の不思議もない話なんだろうが。 Catroon Networkの深夜帯は、「Adult Swim」と呼ばれる。大人向けの、というわけだ。実際この時間帯になると、「大人の楽しみ」なんて日語が画面に出てくるのでいったいなんだと思うが、大人向けで何が変わるかというと、別にそっち系のものになるのではなく、主に暴力表現が露骨になるわけだ。日でゴール

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  • 「質のよい粉飾決算」について考える - H-Yamaguchi.net

    署名記事なのでかまわないと思うが、朝日新聞の「西山貴章」という記者が、2007年3月23日付同紙夕刊に、こういう文章を書いている。 ライブドア事件がより悪質なのは、損失隠しが主な目的だった過去の粉飾決算と違い、株価つり上げのために有望企業を装ったことだ。 これ、皆さんには自明なのだろうか。私には、どうにもよくわからない。 上記の引用の出所は、ライブドア事件に関連して起訴された公認会計士に対し1名実刑、もう1名は執行猶予の有罪判決が出た、という記事の解説。カネボウの粉飾決算事件で起訴された公認会計士3人に対して同じ東京地裁が昨年8月に出した執行猶予付き判決と比較してのものだ。この件についてはいろいろな事情があり、いろいろなご意見があろう。私は別にライブドアシンパではないが、この事件については私なりの考えがある。とはいえそれは題ではないので、、ここでは上記で引用した部分に焦点を絞りたい。 損

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    umeten
    umeten 2007/03/27
    焦点は、おそらく素人・玄人だと思われ。