31文字へのこだわりへの愛 短歌が好き はじめて短歌集に触れたのは小学生のころ、なんとなく訪れた学校図書館でなんとなくタイトルに惹かれてなんとなく手に取った俵万智さんの「チョコレート革命」、当時のわたしにはまだ解釈というか理解するのが難しいものもあったけれど、この時に短歌と初邂…
31文字へのこだわりへの愛 短歌が好き はじめて短歌集に触れたのは小学生のころ、なんとなく訪れた学校図書館でなんとなくタイトルに惹かれてなんとなく手に取った俵万智さんの「チョコレート革命」、当時のわたしにはまだ解釈というか理解するのが難しいものもあったけれど、この時に短歌と初邂…
わたしたちの田村くん (電撃文庫) 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/06メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 168回この商品を含むブログ (328件) を見るあ、そうか「ツボにくる」ってこの本の帯文句でしたか。無意識に使ってしまった模様。それはさて置き、そんなツボなラブコメ具合はなかなか良いものですね!と思わせる1冊です、コレ。 主人公のノリが、鎌倉時代を愛する地味系少年にしては妙に暴走特急で、でもそんなグイグイ引っ張っていく姿に彼女達の心は揺り動かされたり、解きほぐされたり。米笑を使うあたり、クロスチャンネルの黒須君を彷彿とさせますが…まさか、例によって自分は格好良くない!とか思い込んでるエキゾチックな美形という設定じゃあるまいな。だとしたら益々許せないわけで、呼び出し確定→その後曜子にボコボコというパターンですね!何のこっちゃ。 感
わたしたちの田村くん (電撃文庫) 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/06メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 168回この商品を含むブログ (328件) を見る 会話のテンポや話の持って行き方がエロゲーっぽいな、と思っていたら、この作者は前にPCゲーム会社に勤めていたそうで。納得。 日常パートのギャグがとてもいい感じだった。しかし電撃文庫で福○ネタはないだろ、と思いましたけどね。電撃の読者層だとわからない人結構いるんじゃないかな。○本の認知度は自分が思っているよりも遙かに高いのかもしれませんが。キャラクターは全般的に良い意味で純粋で透明だから、読んでいて気分が良い。久々に癒されました、はい。 ちなみにこの本は主に中編が二本なんですが、どっちかというと『うさぎホームシック』の方が好きかな。と言うかキャラ的に松澤の方が好き。それだけ。相馬のツ
おー、新人で久々に当たり引いたよ。中学生最後の夏ということで、主人公、田村くんのクラスではカップルが急増していた。ここで頑張らねば、一生非モテの側で終わってしまう……!と焦る田村くんの目についたのは、進路希望調査票に「故郷の星に帰る」と書くようなクラスメイト、松澤小巻だった……というのが1話。受験直前のバレンタインデー、田村くんの部屋の窓に石とチョコを投げつけた相馬広香に無事入学できた高校で再会する……というのが2話。 文章の中に時々散りばめられるネタとか、エロゲー風のリーダビリティーが高い文章をうまく小説にしたなあとか、「ツンドラ」とか、褒めるべきところは幾つか挙げられるんだけど、私が特に興味を持ったのは主人公の性格。馬鹿っぽくて、おどけてるようにも見えるけど、やる時にはやる。なんとなく、昔のエロゲーの主人公みたいなイメージ。多分、主人公の性格が受け入れられるかどうか=この小説を楽しめる
Title : わたしたちの田村くん Author : 竹宮ゆゆこ / Illust : ヤス ISBN:4840230668 / 電撃文庫 『電撃hp』に掲載された短編に書き下ろし短編を加えた一冊。新人さんです。 これは良いラブコメでした。メインである2本の短編は、ヘタレな主人公・田村くんがそれぞれ別の女の子とラブコメする話です。最初の1本は、自分を宇宙人だと名乗る少女・松澤。2本目は他人と付き合うのが下手でツンツンしているクールな少女・相馬。どっちの話もとても面白かったです。 特に気に入ったのは2本目。ヒロインの相馬が素晴らしく良いキャラです。冷たい感じのする相馬が、とある事がきっかけで主人公と普通に接するようになる辺りが非常にツボです。強がっているのは弱さの裏返しなんですなぁ。後半、その弱さが表に出てきてからの、2人の不器用な展開も素晴らしく良い。いやー満足満足。 2本目が壮絶な終わ
わたしたちの田村くん (電撃文庫) 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/06メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 168回この商品を含むブログ (328件) を見る■独断偏見ミシュラン:★★★★★ この読後感想を書くのに、何気なく奥付を見たのですが、初版2005年6月だそうです。この「わたしたちの田村くん」から始まり「とらドラ2」まで1年で4冊のペース。これだけのすばらしい作品をこのペースで書き上げる著者竹宮氏には頭が下がる思いです。 ですが、イラストに魅かれて購入したような記憶があります。竹宮氏はこの作品で初めて見たし電撃文庫刊も初めてですが、帯には特に賞とかデビューとか入ってませんね…。 「本当の私を理解してくれる人」というのが良く出ていますね。お気に入りキャラは相馬広香。 帯のあおり文句が「不思議少女系(松澤小巻)&クールなツンドラ系&
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