ハーシェル赤外線宇宙望遠鏡と地上の望遠鏡が撮影したNGC1999の合成写真。写真上の白っぽい領域のうち、中央やや右の黒い部分が「宇宙の『穴』」=欧州宇宙機関など提供ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したNGC1999。黒く見える部分が「宇宙の『穴』」であることが、ハーシェル赤外線宇宙望遠鏡の観測などで判明した=米航空宇宙局など提供 【ワシントン=勝田敏彦】欧州宇宙機関(ESA)は、大量のチリやガスが集まって背後の天体の光をさえぎる「暗黒星雲」と考えられていた黒い天体の一つが、実はからっぽの「宇宙の『穴』」だとわかったと発表した。 この天体は地球から1500光年離れた星雲「NGC1999」の一部。白っぽい色の星雲の中で真っ黒に見える部分で、ESAのハーシェル赤外線宇宙望遠鏡と地上の望遠鏡で詳しく観測したら、何もない領域と判明した。チリやガスは、誕生したばかりの付近の星が噴き出すジェットで吹き飛ばさ
「はやぶさ」は、先週 5月12日に、搭載の星姿勢計(STar Tracker: STT)のCCDセンサを用いて、故郷である地球と月の撮影を行いました。 地球はまばゆいばかりに明るく、画像は強いスミアの影響を受けましたが、月もくっきりと写っています。(地球 -8.3等、月 -4.6等) 地球は、現在いて座とやぎ座の間に見えています。 「はやぶさ」は、一路地球を目指して、時速およそ18000kmで航行中です。
H2Aロケットに取り付けられる小型衛星「UNITEC―1」。全国20の大学・高専が共同開発した=4月26日、鹿児島県の種子島宇宙センター、大学宇宙工学コンソーシアム提供 学生が手作りした宇宙用のコンピューターの耐久性を競うコンペが、実際の宇宙空間で繰り広げられる。全国20の大学・高専が共同開発した小型衛星に積み込み、18日朝、金星に向けて鹿児島・種子島から打ち上げる。激しい温度変化や強い放射線など過酷な環境で、自分たちの技術がどこまで通用するか。学生たちは前例のない「宇宙コンペ」の開催を心待ちにしている。 この衛星は「UNITEC(ユニテック)―1」。一辺35センチの立方体で重さ約21キロ。日本初の金星探査機「あかつき」を打ち上げる大型ロケットH2A17号機に相乗りする。上空約7千キロで分離され、あかつきを追うように飛行。約200日かけて金星に近づく。地球の重力圏を外れた「深宇宙」を目
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