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JAXA宇宙科学研究所と東北大学のグループは、米国カリフォルニア工科大学や韓国天文宇宙科学研究院等の研究者らとの協力のもとで実施したCIBER実験(用語1)により、宇宙赤外線背景放射(用語2)にこれまでの予測を超える大きな「空間的ゆらぎ(まだら模様)」が存在することを発見しました。 発見した近赤外線の「まだら模様」は、普通の星や銀河等による影響だけでは説明がつかない大きなもので、宇宙には未知の赤外線光源が大量に存在することを示しています。宇宙にある未知の天体の存在について新たな仮説を必要とする新発見であるといえます。 本研究の論文は2014年11月7日付けの米科学誌『Science』に掲載されました。 ポイント ・CIBER実験で、宇宙赤外線背景放射に大きな「まだら模様」の成分があることを発見しました。 ・発見した「まだら模様」の大きさは、既知の銀河全ての影響を考慮した予測値の2倍以上あり
JAXA宇宙科学研究所や国立天文台などの研究者を中心とする研究チームは、国内外にある小口径の望遠鏡を用いた観測から、100年に一度、地球から見て小惑星ベスタの表面が一時的に非常に明るくなる現象「衝効果」をはっきりととらえることに世界で初めて成功しました。 ポイント ・小惑星ベスタの表面が非常に明るくなる「衝効果」をはっきりととらえることに世界で初めて成功しました。 ・小惑星ベスタが「衝効果」で急激に明るくなる原因は、小惑星表面にある透明でかつ反射率の高い物質の層で光が散乱される「干渉性後方散乱」であることを突き止め、さらにその層の平均密度が初めて判明しました。 ・この研究成果は小口径の望遠鏡の連携によって得られました。今後「衝効果」が起こる小惑星については、地上からの観測によって表面状態に関する情報を得られることが期待されます。 研究の背景と成果 小惑星ベスタ(4 Vesta)は地球から見
当機構 宇宙科学研究所に所属する研究者が主著者となって投稿し、平成18年6月2日のサイエンス誌に掲載された論文「X-ray Fluorescence Spectrometry of Asteroid Itokawa by Hayabusa」について、本日、主著者らがサイエンス誌編集部に論文の撤回を申し入れましたのでお知らせいたします。なお、当該論文は、「はやぶさ」に関連して発表された査読付き論文129件(うちサイエンス誌には14件掲載)の内の1件です。 当該論文は、小惑星探査機「はやぶさ」(平成15年5月打上げ、平成22年6月帰還)の観測対象であるイトカワ周辺で搭載観測装置の1つである蛍光X線分光器(XRS)により取得したデータについて解析し、イトカワの元素組成は地球に多く飛来する隕石(普通コンドライト型隕石)と同じ組成であると推定したものです。 本件は、同タイプの観測機器の不具合を受けて
白色矮星 恒星は、誕生してからその一生のうち約9割の時間、水素の核融合によって輝きます。水素を使い果たすと、水素の核融合でつくられたヘリウムなどの核融合が始まり、星の中心温度は1億度以上に達します。この温度上昇に伴って恒星は膨れ、表面温度が下がり、赤色巨星になります。太陽の8倍以下の重さの恒星では、外層を吹き飛ばして中心核が残ります。それが白色矮星です。 白色矮星は、重さは太陽と同程度ですが、大きさは地球ほどしかなく、1cm3当たりの重さが1000kgもある、とても高密度な天体です。また、ここで重要なのは、白色矮星には重さの限界が存在することです。これを「チャンドラセカール限界」と呼び、太陽の重さの1.4倍と算出されています。 少し専門的ですが、それは以下のように説明されます。白色矮星の構造を支えているのは、電子の「縮退圧」です。電子などのフェルミ粒子は二つとして同じ状態を取ることができま
本連載も第8回となりました。今回は、惑星分光観測衛星「ひさき」の姿勢制御システムについて述べたいと思います。これまで紹介してきた通り、「ひさき」の目的は惑星の分光観測です。そのためには、衛星の姿勢を精密に制御して望遠鏡を狙った場所に向け、惑星の極や赤道など観測したい場所を分光器と呼ばれる観測装置で正しく捉える必要があります。必要とされる指向制御の精度は、ざっと5秒角。 これは確かに厳しい要求ですが、今まで科学衛星で実現したことがない、というほどの精度でもありません。ただし、「ひさき」のコンセプトである標準バスを使って実現するとなると、話は違ってきます。5秒角の指向精度を実現するためにはさまざまな問題をクリアする必要がありますが、その一つに構体の熱歪みという問題があります。日陰・日照の変化、太陽方向と衛星姿勢の関係、地球からの太陽反射光の当たり方などによって、衛星内の温度は軌道上でさまざまに
小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられてから10年が経ちました。このページでは、「はやぶさ」が小惑星イトカワの周りで辿った軌跡をご紹介します。いずれの映像も、「はやぶさ」とイトカワのランデブーを、当時のデータに基づいてフルCGで再現しています。
★★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ISASメールマガジン 第476号 【 発行日- 13.11.05 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★こんにちは、山本です。 11月3日に、北大西洋と赤道アフリカ地域の狭い範囲で「ハイブリッド金環皆既日食」と呼ばれる日食、一部地域では金環日食が、別の地域では皆既日食が観測されました。 今回の日食は 日本と離れた場所で起きたので事前の報道はあまり無かったのですが、ネットで検索すれば 日食の映像を見ることができます。 11月から12月にかけて アイソン彗星を観測できます。 詳しくは ⇒ http://ison.astro-campaign.jp/index.html 今週の金曜日【11月8日】に ISAS見学を計画している方12時以降は、臨時休館となります。ご注意
06/2703:38:40: 今日の IKAROS(2013/06/20) - Daily Report - June 20, 2013 ご無沙汰しております。KYです。 IKAROSデモンストレーションチームを解散(平成24年度末)する時点で、 IKAROSが次回冬眠モード(*)明け(2回目)となる時期にデータ受信を 試みることとしていました。 (*)冬眠モード:IKAROSの回転中心軸と太陽の方向とのなす角(太陽角) 及び太陽との距離の増加に伴い、搭載機器の消費電力に対して発生 電力が下回ったため、搭載機器シャットダウン状態となる事象を 冬眠モードと呼んでいます。 つまり、IKAROSは太陽電池パネルに太陽の光があたると、その光で 電気がつくられ、IKAROSのいろいろな機器を動かしているのですが、 太陽の光が太陽電池パネルに当たらなくなる時期があって、電気が 足りなくなるので、その間
★★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ISASメールマガジン 第445号 【 発行日- 13.04.02 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★こんにちは、山本です。 週末が寒かったので4月までサクラが持ちました。 昨日は、研究・管理棟入口のサクラの前で見学の人たちが記念写真を撮っていました。 (今日の雨で今年の花見も終了でしょうか) サクラ吹雪の中、新年度が始まりました。JAXA第3期中期計画の初年度です。 1日は新理事長の就任挨拶がありました。 明日は、ISAS新所長の就任挨拶があります。 これからも、ISAS/JAXAを盛り上げて行くためにガンバリますか 14日の「ひてん」の講演会は、募集人員が少ないので、メルマガを読んで応募される方が間に合うでしょうか? そこが気がかりです。 今週は、はやぶさ
03/3007:49:57: 今日の IKAROS(03/29) - Daily Report - Mar 29, 2013 たびたびご無沙汰しております,Y2です. 月1回ペースで何か書くと宣言していましたが,かなり日が経過して 更新を年度末ギリギリまで引き延ばしてしまいました.申し訳ありません. さて,下記のJSPECホームページにて 「IKAROSデモンストレーションチームの解散」についてお知らせしております. http://www.jspec.jaxa.jp/hottopics/20130328.html IKAROSの次の計画である「ソーラー電力セイルによる外惑星領域探査計画」を加速するため, 一度IKAROSの成果を整理してまとめる必要があり,終了審議という形をとりました. ここでまとめた成果も反映させて,次期ソーラー電力セイル計画に向けた研究開発を 今後IKAROSチームのメ
次世代の大気圏突入機はシイタケ型? 上空で傘のような空気ブレーキを広げてフワリと大気圏に突入する新しい飛行体の実験については、観測ロケットS-310-41号機報告としてISASニュース2012年5月号と9月号で紹介させていただきました。本稿では、そこに至る研究のストーリーをお話ししたいと思います。 宇宙から人や物資を帰還させたり、火星などの大気のある惑星に探査機を着陸させたりする際、大気圏突入は避けて通れない関門です。その際に最も厳しいハードルが、空力加熱の問題です。これは、大気の分子が高速で飛行する機体表面にぶつかって運動エネルギーを失い、熱に変わるために起こります。 大切な宇宙船が空力加熱にやられて燃えないようにするには、何らかの対策が必要です。これまでは、「いかにして上手に熱に耐えるか」の観点から研究開発が行われてきました。スペースシャトルのタイルがそのよい例です。私たちはこの方向性
理学が何であるかは誰もが知っていますが、「物理学者は何をしている人々なのか?」という問いに答えるのは簡単ではありません。まず思い付く答えは、「自然界のありとあらゆる姿を研究する人」ということかもしれません。確かにこの答えは正しいのですが、物理学の真髄を伝えてはおらず、物理学がいかに発展するかを理解できないという点で意味のないものです。物理学の発展は、「光」の概念がどう変わってきたかを例にして説明することができます。 昔の科学実験によって光は波であることが明らかになり、それが電磁波という考え方につながりました。しかしその後、光はある条件下では粒子のように振る舞うことが発見され、この粒子は「光子」と名付けられました。「波」と「粒子」という正反対の性質は量子論の枠組みの中で見事に統一されましたが、2つの概念は現代物理学においてもいまだに広く用いられ続けています。 それは、なぜでしょうか? 波と粒
09/1223:04:16: 今日の IKAROS(9/8) - Daily Report - Sep 8, 2012 IKAROS-Blog.をいつもご覧いただきありがとうございます。KYです。 だいぶ遅くなってしまいましたが、9月8日(土)のIKAROSについて、ご報告させて 頂きます。 平成24年1月6日までに冬眠モード(発生電力低下による搭載機器シャットダウン)に 移行したことを確認して後、今年度に入ってからは月2回の運用ペースでIKAROSが冬眠 から明けて元気な声を送ってくれないと確認する運用を続けてきました。 そして、平成24年9月6日(木)にIKAROSらしき電波を発見し、同8日(土)にIKAROSで あることを確認しました。 ここまで頑張ってこれたのも、IKAROSチームの皆が決してあきらめず試行錯誤を繰り 返しながら作業を続けてきたこともありますが、支え、後方支援してく
我々にはとうていできそうにない計算を、ひょいとやってのけるコンピュータ。それを頭脳に持つロボットが映画に出てくると、冷徹で無慈悲なやつとして描かれることが多い。1か0かに切り分けるデジタル処理の様子が、そんなイメージを想起させるのだろうか。そんなクールなコンピュータがびっくりする、と知ったら、あなたはびっくりするだろうか。 コンピュータチップ コンピュータのメイン部品は、メモリやプロセッサといったコンピュータチップと呼ばれるものだ。実体は、縦横1cm程度のピカピカした薄い金属板である――正確には金属ではないのだが見た目の連想はそれで構わない。とてもきれいなものだ。だからといって、パソコンのふたを開けて見てやろうと思わない方がいい。封印されていて見えないから。そこで今回は、封印されていないピカピカのコンピュータチップの写真を用意した。(タイトル画像参照)これを見る機会はそうそうない。 コンピ
数多くの天体のデータを一度に解析する研究では、時として、思いもよらなかった発見をすることがあります。JAXA宇宙科学研究所の研究者が、通常では説明出来ない不思議な性質を持つ赤外線天体を発見しました。この天体は、もしかすると今からおよそ50億年後に、我々の太陽に起きるかもしれない突発的なガスやちりの噴出現象かもしれません。この結果は、5月20日発行予定のアメリカの天体物理学専門誌 The Astrophysical Journalに掲載されます。 JAXAトップヤングフェローのポシャック・ガンディー研究員、宇宙物理学研究系の山村一誠准教授、瀧田怜研究員からなる研究グループは、NASAの赤外線天文衛星 WISE(註1)によって観測された2億6千万個の天体のデータを、地上から観測された 2MASS と呼ばれる4.7億個の天体リストと見比べていて、一つの奇妙な天体を見つけました。WISE J180
2011-11-24 プレスリリース おしらせ文 ポイント 宇宙の構造は,小さなもの同士が衝突・合体を繰り返し,より大きな構造へと成長してきたと考えられています。 これらの構造の中で,最大のものは「銀河団」と呼ばれる銀河の集団です。 私たちは,天文衛星「すざく」(*1) を用いてA2256という銀河団をX線で観測しました(図1)。 この銀河団の中には,大小の二つの構造があります。 注意深いデータ解析の結果,これら二つの構造が,およそ1500 km/sという高速で衝突していることを発見しました(図2,3)。 この測定は,銀河団プラズマ(*2) 同士が衝突・合体している現場を初めて直接的にとらえたものです。 このような運動を測ることで,その運動を支配している暗黒物質(*3)の総量や分布を調べることができます。 現在,開発中のX線天文衛星ASTRO-H(*4)に搭載される新しいタイプの装置を用い
はじめに 2010年6月に小惑星探査機「はやぶさ」が帰還しました。11月になって持ち帰った岩石質の微粒子が小惑星イトカワ由来と分かり、大変に注目され、また意気も上がりました。これはサンプルキャッチャーと呼ばれる帰還したサンプル容器の内側を特殊なヘラで触って集めた約3300個のうち、人工物(主としてアルミ片)を除いた約1500個の岩石質極微小粒子(大部分が10μm[マイクロメートル、1μm=1mmの1000分の1]以下)の組成を調べて分かったことです(図1におおよその鉱物組成比を示す)。ヘラで集めたものは、1粒が1ng(ナノグラム、1ng=1gの10億分の1)以下と非常に小さな粒子なので、統計的な特徴を調べるには適していても、それぞれについて詳細に調べるには小さ過ぎるきらいがあります。そのため、マニピュレータという特殊な装置を使ってもう少し大きな粒子(数十μm)をサンプルキャッチャーから回収
2006年2月22日に打上げられた赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F)は、目標寿命3年を超えて観測運用を行い、赤外線天文学に関する多くの成果をあげてきましたが、2011年5月24日に発生した電力異常による影響で、日陰と日照のたびに電源のONとOFFを繰り返す状態となっています(2011年5月24日プレス発表済)。 この影響により、その後、通信や姿勢制御等の衛星運用の制約が大きくなり、科学観測を再開することが困難な状態であるとの判断に至りましたのでお知らせいたします。 今後は引き続き電力異常の原因を調査するとともに、確実な停波に向けた運用を行っていきます。 参考:「あかり」の主な実績・成果 「あかり」は、内之浦宇宙空間観測所からM-Vロケット8号機で打ち上げられ、日本初の赤外線天文衛星として、要求寿命1年、目標寿命3年を超えての運用を通じ、約130万天体に及ぶ「赤外線天体カタログ」を作
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