米航空宇宙局(NASA)のハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)がとらえたこれまでで最も小さいカイパーベルト天体(Kuiper Belt Object、KBO)のイメージ図(2010年1月13日、NASA提供)。(c)AFP/NASA 【6月17日 AFP】地球から60億キロ離れたカイパーベルト天体(Kuiper Belt Object、KBO)の小さな岩石「KBO 55636」の大きさを数キロ以内の誤差で測定し、表面が氷のように白いことも見いだしたとする研究結果が、16日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 カイパーベルト天体は海王星よりも外側の、太陽から49億5000万~82億5000万キロの距離を周回する小天体で、これを構成する岩石群は太陽系の惑星生成過程で残されたものと考えられている。 米マサチューセッツ工科大(Massachusetts