Mogami @B00KTECH 【歴史の砂漠に消えた繁栄】 B.C.1177 ☑️前12世紀に突如現れ、青銅器時代文明を徹底的に破壊し、暗黒時代と共に闇に消えた「海の民」。この人類史最大の謎を最新の考古学が解き明かす ☑️著者の関心は、海の民よりもなぜ高度な文明があっけなく滅んだかにある。無論、現代文明も他人事ではない #読了 pic.x.com/WujwbRFmz7 2025-01-18 11:17:23

書籍『古代マケドニア全史』が、3月13日に講談社から刊行された。 紀元前に栄華を築きながら滅亡したマケドニア王国の歴史を、最新の研究を踏まえて辿る内容。定価は2970円(税込)。著者は澤田典子さん。 帯には『寄生獣』『七夕の国』で知られる岩明均さんが、マケドニア王国の栄枯盛衰を描く漫画『ヒストリエ』のイラストを2点使用。また、講談社の公式サイトでは、「これが『ヒストリエ』(岩明均)のリアルだ!!」とも紹介されている。 マケドニア史を研究する澤田典子が、成立から滅亡までを記す『古代マケドニア全史』は、古代ギリシア/マケドニアの歴史を研究する千葉大学教育学部の教授・澤田典子さんが、王国の成立から滅亡に至るまでの歴史を記した書籍。 前述した漫画『ヒストリエ』でも描かれ、そしてこれから展開されるであろうマケドニア王国の歴史を全面的に網羅している。 マケドニア王国は紀元前7世紀半ばに建国され、王・フ
世界の歴史を調べていると、自らの国力で対処できる限界をはるかに超えて勢力の拡大を図る過剰拡張(overexpansion)によって失敗した国家が決して少なくないことに驚かされます。 一部の国は勢力を拡大する機会を見つけても、それが軍事的に失敗したときのリスクや、国際社会の反応を予想し、開戦を踏みとどまります。しかし、一部の国は果てしない戦争に自ら飛び込み、勝つ見込みがないまま戦い続けることになります。第二次世界大戦における日本の対外政策も、典型的な過剰拡張の事例と解釈することができるでしょう。 アメリカの政治学者ジャック・スナイダーの著作『帝国の神話:国際的野心の国内政治(Myths of Empire: Domestic Politics and International Ambition)』(1991)はこのような一見すると不可解な対外政策が採用される理由を説明する理論を示した研究成
入門書の役割全体的に見れば、本書の内容はおおむね「教科書的」で奇をてらったところがなく、「斬新」な印象を与えるものではないかもしれない。 だが最新の研究成果をふまえつつ、誰もが手引きとすることのできるスタンダードな本を書くというのは、熟達した専門家にしかできない仕事である。 ナチズムのような社会的関心の高いテーマの入門書には、歴史的事実として確定していることは何か、学界で定説とされている解釈はどういうものかを伝えることがもとめられる。そうした手引きがなければ、インターネット上で怪しげな情報に接したときに、真偽を確かめることもできない。 とくに初学者が手に取ることの多い新書で信頼できる情報を提示することは、間違った俗説の流布を防ぐ上でも重要である。「入口」として信頼できる本はどれか、どの本を読めば正しい知識が得られるのかを示すことは、専門知識をもつ研究者の責務と言える。 筆者に寄せられた膨大
著者 塩川 伸明 著 ジャンル 人文科学 > 歴史 社会科学 > 政治 発売日 2021/03/04 ISBN 978-4-13-036282-5 判型・ページ数 A5 ・ 2394ページ 定価 41,800円(本体38,000円+税) 在庫 在庫あり 1991年12月、ソ連の消滅。冷戦の中心であった特異な大国が、ペレストロイカと呼ばれる改革を経て、国家解体に行き着くこの重大事件を歴史的に解明する。15の共和国の独立にいたる紆余曲折の局面を詳細に分析し、複雑な相互関係がもたらした終焉の総合的な分析を試みる。現代史研究の第一人者による集大成。 【東京大学出版会創立70周年記念出版】 ※本書の一部をこちらから試し読みいただけます(クリックするとPDFが開きます) ※本書に関連する「ブックガイド」を公開しています(クリックするとPDFが開きます)。 【本書の特色】 ◆政権中枢部だけでなく各共和国
世界30カ国で刊行、アーレント賞はじめ12の賞に輝き、米・独・仏など各国でベストセラーを記録した話題の歴史ノンフィクション、ついに邦訳刊行! 人類史上最大のジェノサイドの全貌を初めて明らかにし、歴史の闇に葬られた不都合な真実を暴き出した問題作を、いまどう読むべきか? 藤原辰史氏、武田砂鉄氏、田中克彦氏による緊急書評を3週連続で掲載します。 現在の国名でいえば、ポーランド、ウクライナ、ベラルーシ、エストニア、ラトヴィア、リトアニア、そして、ロシア連邦の西側国境沿いの地帯。これが、ティモシー・スナイダーが描いた「ブラッドランド」、つまり、ヒトラーとスターリンの時代、ナチスとソ連によって幾重にも蹂躙され、1,400万人を超える生命が失われた「流血地帯」である。 『ブラッドランド』に記述される諸事実について、おそらく、それぞれの専門家は言いたいことが少なからずあるだろう。私もそうだ。しかし、即座に
日本中世の終わりの始まりとなった「応仁の乱」(1467~77)。日本を二分した戦乱でありながら諸勢力が入り乱れ複雑な様相を呈したことで良く知られ、最近では、呉座勇一氏による解説書『応仁の乱』が大ベストセラーとなったことで非常に注目を集めた。この「応仁の乱」と同時期、イングランドでも、国を二分しながら諸勢力が複雑に入り乱れて争う、「応仁の乱」と実によく似た戦乱が巻き起こっている。「薔薇戦争」(1455~87)である。 呉座勇一著『応仁の乱』は「地味すぎる大乱」という惹句で話題となったが、これは「薔薇戦争」にも言えそうだ。本書はその中世イングランドの地味すぎる大乱「薔薇戦争」について、近年の研究動向を大いに反映させながら概説した一冊である。 ところで、上で薔薇戦争の始期と終期を1455年から1487年までとしたが、実は諸説ある。終期は、かつてはヘンリ7世がリチャード3世を破ったボズワースの戦い
イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上) 作者:ロネン バーグマン発売日: 2020/06/04メディア: Kindle版イスラエルの諜報機関──モサド、シン・ベト、アマンの3機関はその能力の高さから世界中に恐れられている。何より暗殺の作戦数が豊富で、一説によるとイスラエルがこれまで国として行ってきた暗殺作戦は2700件にも及ぶという。イスラエルが国として成立したのが70年前の1948年であることを考えると、驚異的な数といえる。 というわけでこの『イスラエル諜報機関』は、そんなイスラエルの諜報機関がこれまで行ってきた暗殺作戦を、その最初期から現代に至るまで丁寧に追った一冊になる。イスラエルの諜報機関の情報って公開されてんの?? と疑問に思ったが、やはりまったく公開されていないみたいで、国防省に調査協力を求めても無意味。イスラエルの各情報機関に、法律の規定に基づいて過去の文書の資料開示を要求す
ユルドゥルム @yildirimbey7931 昔ハマってた #大サトー #横山信義 等をはじめとする1990年代の架空戦記が大好きです。ミリタリー関係の話題に興味・関心があります。 RTはメモ代わりに使用しており、必ずしも賛同を意味しません。 あまり考えずにRTするのでRTは多めです。 政治的な問題はあまり興味ないです。 ユルドゥルム @yildirimbey7931 英国の女性作家ソフィア・マクドゥーガルSophia McDougallのRomanitasという歴史改変SFがあるがマジでスゴい。ローマ帝国が滅亡しなかった世界の現代でローマ帝国と大日本帝国が世界の覇権を争う設定らしい。 en.wikipedia.org/wiki/Romanitas… pic.twitter.com/n6rICy4WMy 2020-01-22 23:38:28 リンク Wikipedia Sophia M
[Bradford DeLong, “Mass politics and “populism”: An Outtake from “Slouching Towards Utopia: An Econonmic History of the Long Twentieth Century,” Grasping Reality with at Least Three Hands, August 09, 2018] 5.2.3: 人民党と進歩主義運動: 中産階級の多く、とくに農民たちは、金持ち・東部人・銀行家のせいで19世紀後半のアメリカがおかしくなっていると非難した。1890年代の人民党(ポピュリスト; the Populists)は、東部の銀行家たち・金本位制・独占企業が悪いと言った。彼らはなにをやったか。貨幣供給(マネーサプライ)を増やし金利を下げ企業物価を上げるために、16対1の比価で銀貨
本を読んで戦場(会社)に向かう気合いを高めよう 皆さんは通勤電車の中で何をしてますか? ずっとスマホをいじってゲームをしてる人が最近は多いですね。 通勤って、オフとオンのちょうど中間段階にあるので、徐々にオンモードに切り替えていくためのいい時間です。音楽を聞いて気分を上げるのもひとつありますが、気合いを高めるのに良いのが歴史関連書だと個人的に思います。 もうすぐ4月ですし、今回は朝からやる気が満ちてくる歴史関連書をピックアップします。 1. 「ガリア戦記」カエサル ガリア戦記 (講談社学術文庫) posted with カエレバ カエサル 講談社 1994-04-28 Amazonで購入 楽天市場で購入 リーダーシップとは何かを示す不滅の名著 「ガリア戦記」は、共和政ローマの執政官カエサルが紀元前58年から52年まで、現在の西ヨーロッパのガリア人の制圧戦争を戦った時の記録。 まるで「業務日
ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者 ポール・グレアム オーム社 2005 Paul Graham Hackers and Painters――Big Ideas from the Computer Age 2004 [訳]川合史朗 編集:オーム社開発局 装幀:轟木亜紀子 ヘンリー・ウォーレン・ジュニアの 曰く付きの『ハッカーのたのしみ』も ジュリアン・アサンジの自伝も、 たいそう刺激的、また挑発的でおもしろかった。 でも、ぼくはプログラマーでもSEでもないので、 本書『ハッカーと画家』のほうが ちょっと古典の風格があって、紹介したくなった。 しかも、本書が強調しているのは、 「共感力」によるプログラミングなのだ。 一方、白夜書房の「ハッカージャパン」は 先月休刊の憂き目とあいなった。 どうも日本のハッキングカルチャーは まだまだ歪んだままのようだ。 アメリカン・スラングでは機転がきく
私なら、「ヒトラーの復活」と訳すだろうか。原題は"Er ist wieder da"、そのまま英語にすれば、"He is here again"となる。去年出版されて、秋のフランクフルトのブックフェアで話題になり、今年1月、12刷が出た。驚愕のベストセラーだ。 "彼"というのはヒトラーのことで、なぜか2011年の夏に、ベルリン市内のとある空き地で忽然と目を覚ます。頭上には青空。敵機襲来の気配はない。横になったまま考えるが、状況が把握できない。夕べは何をしていただろうか。エファと一緒にソファに座って、そうそう、古いピストルを彼女に見せたっけ。でも、それからが思い出せない・・・。 ようやく起き上がる。総統のユニフォームの埃を払う。ちょっと頭痛がするが、けがもない。それはそうと、なぜユニフォームがこんなにガソリン臭いのだろう(注:ヒトラーの遺骸は、死後、すぐにガソリンをかけて焼却された)。 サッ
こういうわかりやすい、具体的なブリティッシュエンパイアの本探してたんだー。すげーうれしい。
菊池俊輔も、今になってあんな歌を乗せられるとは、思わなかっただろうなぁ。 さて、神は戦いを望んだ。即座に兵が招集される。ところが古代オリエントの兵制には後の「国軍」に相当する「市民軍」がない。専制国家体制のもとで「市民」そのものが存在しなかったからそれも当然のことであった。そこで軍隊は被征服民族からの強制徴募兵と傭兵が大部分を占めることになる。 つまり売春と傭兵はともに、やがて古代ギリシャ、ローマ、キリスト教文化と発展していくヨーロッパ文明の礎を築いた古代オリエントの時代に既に自分の生身を切り売りして銭を手にする哀しい職業として存在していたのである。 〔『傭兵の二千年史』(菊池良生)より〕以下、ゲーム『ファイアーエムブレム〜紋章の謎〜』(以下、FE)に関する、阿呆な話です。 元ゲームを知らない方には全く意味不明の内容が延々続きますので、どうぞすっ飛ばしてください。 ……というわけで、今読ん
→紀伊國屋書店で購入 「人はなぜ、文学史を求めるのか?」 ああ、文学史…。誰も教えたくない文学史…。 筆者の勤務先でも、毎年冬になると、「誰が来年の英文学史を教えるのか?」を決める会議が開かれる。「だってさ、オレ、学部長なわけよ。死ぬほど忙しいわけよ。お前、学部長じゃないっしょ?ね。だから来年の文学史は阿部ね」、「え~、だって、またですかあ?じゃ、トロイカ体勢で三分割みたいなのはいかがでしょう?」、「いえいえいえいえ、じゃ、ジャンケンで」みたいな会話が毎年繰り返されてきた。 なぜ、人は文学史を教えたくないのか? まあ、ふつうに考えれば、無理だからである。一年間30コマ程度で 近代文学を要約するなど不可能。それを強引にやろうとすれば、作者・作品名と抽象用語との羅列に終始した殺伐たる授業になること間違いなし。しかし、不思議なのは、意外と学生さんは文学史を求めている、ということでもある。筆者も一
近所の公立図書館を荒らしてきた。その成果の一冊。 「パレスチナとイスラエル」、ダヴィッド マクドワル、奥田 暁子訳、三一書房 これはすごい。原著が出たのが1989年なので、オスロ合意とパレスチナ自治政府成立以降の重要な部分がフォローされていないのだが、パレスチナ問題についての基本的な文献のひとつに位置付けされうるのではないかと思う。 少くとも、僕がこれまで読んだなかでこれほど明確に問題の経緯が説明されているものはなかった。まあ、単純に僕が無知なだけだと思うのだけど、説明が素晴しく上手いのも事実だ。本には詳しい説明がないのでさっぱりわからないのだが、こちらのサイトによれば著者のマクドワルは「オックスフォード大学で地域研究を専攻した中東問題研究家」だということだ。 全体として言えば、インティファーダ(第一次インティファーダ)を中心に、19世紀末から原著が出た時点での近未来である21世紀初頭まで
2006年08月13日22:47 史上最大の殺人事件 大量殺人と云いますと、津山三十人殺し、ヘンリー・リー・ルーカスやチカチーロなんかの名前が挙がっても、桁違いの人数を殺害した陸奥事件のことがまず出てこないのは、軍ヲタにとって常識となっている事件が犯罪マニアのみなさんにはあまり知られていないということかとも思いますので、ちょっと記しておきます。 すでにご存じの方にはとくに目新しい内容はありません。 昭和18年6.8、瀬戸内の連合艦隊基地である柱島泊地にて、停泊中の戦艦陸奥が爆発して一瞬のうちに沈没、乗員1474人のうち1121人が死亡しました。 戦時中の出来事ですが、敵の攻撃による爆沈ではありません。戦争とは関係がなく、これは明らかに殺人です。 事件を詳細に調べ上げた吉村昭『陸奥爆沈』を読むと、艦内で窃盗を繰り返していた二等兵曹(陸軍の伍長に相当する階級で、下士官ですからけっこう偉い。二等
・絶頂美術館 美術館をのぞいていると近代以前の絵画や彫刻に描かれる苦悶や恍惚の表情(ベルニーニの聖テレジアの法悦など典型例)が妙にエロティックに見えることがある。それは作品が置かれている場が文化的にかしこまった場だからこそ、きわだって感じられるのかもしれない。 著者は有名な芸術作品の恍惚絶頂表現の中に隠されたメッセージを次々にみつけていく。ヴィーナスのヌードの反り返る足指、少年のやけに濡れた瞳、不自然にバストやウェストを強調する姿勢など、明らかに性的ニュアンスが中世の作品にも含まれているのだ。 美術・芸術として自由にヌードや性を表現できるようになったのは最近のこと。かつて絵画の中の人物が脱ぐには、神話や古代史のワンシーンを描いているなどという口実が必要だったそうだ。なんだか"必然性"がなければ脱がない映画女優みたいであるが、それぞれの時代に固有の表現の制約があったからこそ、それぞれの時代な
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