オーストラリア軍の新型制式小銃『EF88 Austeyr』に「突発的な爆発」の危険性が指摘された。シドニー日刊紙「オーストラリアン」は、「1億ドル(=約79億円)の血税が投じられた我が軍の小銃には爆発の欠陥が付属している」と報じている。 EF88は、優れた精密射撃と致死性、人間工学面での改良、全体のバランス、補助装置の取り付けによる拡張性などにより、近接戦闘を中心に兵士の戦闘能力を向上させるべく導入が決まったブルパップ(Bullpup)式ライフル。 2015年にフランスの多国籍企業タレス・グループ(Thales Group)が、オーストリアのシュタイヤー・マンリヒャー社(Steyr Mannlicher AG)によるライセンス下で、ニューサウスウェールズ州にあるタレスのリスゴー(Lithgow)武器工場において、EF88小銃×30,000挺の製造をおこなっており、2016年半ばにその配備が
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