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ロマン派と交響曲に関するushiwatatのブックマーク (2)

  • ノリントンのシューベルト演奏ノート - Norrington's Schubert performance note

    シューベルトの演奏ノート Schubert: Symphony No.9 in C major, "Great" 作品について このCDについて シューベルトのグレート・ハ長調交響曲は初期ロマン派期の最高傑作の一つです。ハイドン、モーツァルト、ベートーベンの古典派交響曲の完全な後継者であると同時に、それは驚くほど独創的でもあります。田園交響曲の伝統にのっとった喜びの歓呼のなかで、このさき中期から後期のロマン派を通して聴くことのできる、ロマン的な諦念の新しい和声が響いているのです。 この曲は、彼が(そして私たちが)シューベルトの成熟期の、もし彼が十分長生きしていれば作曲したであろう、交響曲と(間違いなく)オペラの傑作群の最初の作品とみなされるものです。長年にわたる歌曲とピアノ曲の栄光の後で、室内楽と小交響曲(すべてほぼ私的な演奏会のためのもの)の時期を経て、「大交響曲」の時代が訪れました。大

    ノリントンのシューベルト演奏ノート - Norrington's Schubert performance note
  • フランク・交響曲ニ短調(その1:セザール・フランクの登場とフランス国民音楽派の創立)

    -フランス国民音楽のバックボーン- フランクたちフランス国民音楽派が目指そうとしたもの 『私にとって芸術とは“形”である。 表現、情熱――これらのものは何よりも素人を魅惑する。 だが芸術家にとってみれば話は別である。 優美な輪郭線、調和のとれた色彩、美しい和音の連続によって完全に満足させられないような芸術家は芸術を理解していないのである……。 16世紀には世紀を通じてあらゆる感情が締め出された称賛すべき作品が書かれていたのである。』 (フランス国民音楽の祖 カミーユ・サン=サーンスの言葉ーエマニュエル・ビュアンゾ著 田辺保訳「フランク」(1971年・音楽之友社刊)より) 1830年8月25日のベルギー、ブリュッセルのモネ劇場。 この日のだし物がある二重唱の場面にまで進んだとき、聴衆たちのうちの少なからぬ数の一団がにわかに興奮しはじめて劇場の外へ飛び出し、ネーデルランド(現在のオランダ)から

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