2014 World Press Photo Contest Photographs by Courtesy of World Press Photo 2014 World Press Photo Contest Photographs by Courtesy of World Press Photo 大賞:「シグナル」ジプチの海岸で、家族と連絡を取るために隣国ソマリアからの安い電波を捉えようと携帯電話を掲げるアフリカの移民たち。ジプチは、ソマリア、エチオピア、エリトリアなどの国々からより良い生活を求めて欧州や中東を目指す移民たちの中継点になっている。(ジプチ市、ジプチ 2013年2月26日)John Stanmeyer, USA, VII for National Geographic 先ごろ、世界報道写真(World Press Photo)財団(本部・オランダ)から第57回世界報道写
フォトジャーナリスト 長倉洋海 フォトジャーナリストの長倉洋海です。今年9月末から10月にかけて、アフリカ大陸のほぼ中央、サハラ砂漠の南端に位置するチャドを訪れました。エチオピアまで13時間のフライト、さらにそこからチャドまで4時間、計17時間の長旅ののちに首都ンジャメナに到着しました。 旅の目的は、年に一度、雨期明けに行われるボロロ遊牧民の美の祭典ゲレウォールを撮るためでした。「男たちが美を競い、女たちが意中の男性を選ぶ」というちょっとかわったお祭りなのです。 首都ンジェメナから四輪駆動車でサバンナの草原を走ること5時間。やっとボロロ遊牧民に出会うことができました。 普段はバラバラに遊牧生活を営んでいるボロロのグループがお祭りに続々と集まってきます。 ボロロ遊牧民は西アフリカに広く分布するフラニ族の一派と言われ、人口は5万から6万人。牛やヤギ、ラクダに食べさせる草を求め、南のカメ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く