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古代ギリシャと文学論に関するushiwatatのブックマーク (2)

  • インターネットで蝉を追う

    イソップ寓話集の中で、日ではおそらくもっとも有名な寓話「アリとキリギリス」は、ギリシア語原文では「アリとセミ」だということは、よく知られています。しかし、セミがどうしてキリギリスになったのかということは曖昧模糊、説明はいつも尻切れトンボです。 そこで、アリアドネMLの総知を結集して、この問題に挑戦しているのが、いわゆる「蝉系スレッド」です。あなたも、西洋文化史2000年のこの謎に挑戦してみませんか? その前に、まずはアリアドネMLへの加入を……。 と思ったら、アリアドネMLが休眠状態なので、ML_Barbaroi!へご加入ください(^^; 加入は、 ここFreeMLから。 第1章 ギリシア語による「蟻と蝉」 第2章 ラテン語による「蟻と蝉」 第3章 アデマール写 第4章 Tettix, Cicada, そして……? 第5章 初期活字印刷の幕開け 第6章 虫たちの形相 第7章 近世動物

    ushiwatat
    ushiwatat 2007/08/04
    「アリとキリギリス」の由来、物語の伝播、挿絵の論理と物語の論理、またこの寓話に見出される労働観をめぐって。Perry166「蟻」(元々貪欲な人間が蟻に変えられたので、蟻は今も他人の小麦や大麦を集めている)は強烈。
  • 小田実と『イーリアス』 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    小田実さんが亡くなった。 昨年の、ちょうど今頃、小田実さんの話をナマで聴く機会があった。話は飛びまくる*1、毒吐きまくる*2、とにかく面白かった。そのときの話の中で、ホメーロスの『イーリアス』を訳している、という話があって、その完結を心待ちにしていたのだけれど(まだ、読んだことはない)、どうやら未完のまま亡くなってしまったらしく、残念だ。 なぜ、今更のように、『イーリアス』なのか。これは誰しも感じる疑問だろう*3。 その話の、すごく長い前置きでは、マーティン・バナールという人の書いた『黒いアテナ』というの話をしていた。概略、以下のような話。──ギリシャはヨーロッパの源流みたいに言われているけど、それはまずはエジプトの植民地だった。その次にヘブライの植民地だった。そういうことをギリシャ語の語彙や考古学とかナントカの知識を動員して描いていく。つまり「黒」かった。それが19世紀になってドイツ

    小田実と『イーリアス』 - モジモジ君のブログ。みたいな。
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