<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年08月12日 (金)時論公論 「途上国の水を日本の技術で」 連日の猛暑で電力不足が心配されていますが、8月は年間を通じて水の使用量がもっとも多い月でもあります。渇きをいやし、田畑を潤す水は、私達にとって欠かせない資源ですが、人口の増加が続く世界では、水不足が深刻な問題になっています。今晩は、日本の進んだ技術を途上国の水道整備に生かそうという取り組みを通して、世界の水問題を考えます。 先日、フィリピン第2の都市圏セブの水道公社から技術者ら7人が日本を訪れました。 日本の優れた水道技術を学ぶためです。横浜市内で行われた水漏れ調査です。聴診器のような形をした漏水探知機を地面にあて、微妙な音の変化を聴き取ります。 (研修生オン) 「(水漏れの音は聞こえますか?)聞こえます」(どんな音ですか?)シューという音です」 「こっちより、ここの