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資源問題とドイツに関するushiwatatのブックマーク (2)

  • ある経営者の命運に見る、石油資源の戦略性 | タイム・コンサルタントの日誌から

    1962年10月27日、シチリアのカターニャ空港から1機の双発ジェット機が飛び立った。乗っていたのは、操縦席のベルトゥッツィ機長、タイム・ライフ社ローマ支局長マックヘイル、そしてイタリア炭化水素公社(略称ENI)総裁のエンリコ・マッテイの3名だった。機はミラノの空港に向かって飛んでいた。午後6時45分には着陸態勢に入ったことを、リナーテ管制塔が確認している。だが、彼らがそこに着陸することはなかった。通信が5秒間ほど途絶えた後、機体は突然、空港から10数キロの湿地帯に墜落したからだ。乗っていた3名は全員死亡した。 ENI総裁エンリコ・マッテイは、立志伝中の人物だった(以下、この事件を詳細に調べたジャーナリスト、E・ビアージ著「新イタリア事情 上 (朝日選書 226)」にもとづいて書く)。ENIは石油精製、パイプライン、化学など80もの企業群を傘下に置く、イタリアの巨大国策企業である。マッテイ

    ある経営者の命運に見る、石油資源の戦略性 | タイム・コンサルタントの日誌から
  • 日本の安全保障に初めて関与したメルケル首相、72年後に新たな日独軍事連携を形成へ | MediaSabor メディアサボール

    ドイツ初の女性首相にアンガラ・メルケルCDU(キリスト教民主同盟)党首が2005年11月に就任してまもなく3年経つ。現代世界を席巻する新自由主義(ネオリベ)思潮の元祖として一世を風靡し、「鉄の女」との異名で歴史に名を残すマーガレット・サッチャー元英首相ほど強烈なイメージはまだないが、東独出身でありながら今や西独の保守流に確固たる地位を占めるに至った。 メルケル独政権は欧州連合(EU)を牽引しつつ、日と同様、ブッシュ米政権が進めるグローバルな「テロとの戦い」に積極参加している。特筆すべきは、歴代独首相として対中国政策に絡め、初めて日の安全保障問題に関与していることである。 ▼関与は対米協調の一環 ドイツ民主共和国(旧東独)の名門ライプチッヒ大学で理論物理学を研究し、博士号を取得した科学者だったメルケル氏は1989年末のベルリンの壁崩壊を機に政治家へと転身した。1990年の東西ドイツ統一

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