ガーナの奴隷商館 (ガーナノドレイショウカン) かつてアフリカの奴隷貿易中心地だったガーナのケープコーストに今も残る、イギリスの奴隷商館。ガーナ全土から奴隷が狩られて、ここに集められ、イギリスやアメリカに出荷された。ちなみにこの裏にはオランダ、スペインの同様の施設がある。 奴隷をすし詰めにしておいた地下倉庫、総督が商品の女の子の味見をした部屋、積み出し口等、非常に機能的に作られているのはすごい。あとおもしろいのが、残っている総督の日記。「アフリカ人どもは、奴隷や金がどこでとれるか教えてくれないので、こっちは向こうの言い値で買うしかなくて商売あがったりだ、ブツブツ」と愚痴が並んでいる。実はアフリカは昔から戦争して負けたら相手の奴隷にさせられるところで、余った連中は売買されていた。ガーナのアシャンティ族は、奴隷を狩り、それを白人に売って、代わりに世界最先端のハイテク機器だった銃で支払いを受け