おしらせ(2023年6月) 申し訳ないことに、以下の内容は10年以上前の古いものです。新刊『アルフレッド・リードの世界 改訂版』(スタイルノート刊)で完結編に相当する内容を公開してありますので、ぜひそちらをご参照ください。 今後このページをアップデートするか全削除するかを検討します。 アルフレッド・リード作曲の《アルメニアン・ダンス》。「パート1」は1973年にサムフォックス社から、「パート2」が1978年にバーンハウス社から発売されました。 私が『アルフレッド・リードの世界』を執筆していた1980年代、リードは《アルメニアン・ダンス》に用いた民謡について「民謡集を返したので何も残っていない」と語っていましたし、私も日米の国会図書館等を検索しても手掛かりがなく、この件はすっかり諦めていました。 長い時を経た2002年2月、山形県内の高校教諭、大隅晃弘先生からこの曲の原曲についてお問い合わせ
A.リードの代表作としてだけでなく、吹奏楽というジャンル 全体を代表する傑作がいよいよ登場ですね。音源堂さんの 解説もいつにも増して大作で、この曲に対する強い思い入れが感じられますね。 私はいわゆる「パートII」の方を先に知ったので、ド派手な 終楽章を擁するパートIIに対してパートIは当初、ちょっと 地味な印象しかありませんでした。 しかし、その後この曲を繰り返し聴き込んでいくうちに、 その旋律の美しさやしっかりした曲の構成に、どんどん 惹きこまれていった覚えがあります。 この曲を知った高校生の頃、吹奏楽とは別の趣味として、 海外の放送を短波ラジオで受信して楽しんでいたのですが、この曲の題材となっているアルメニア共和国からの放送も良好に受信することができ、「ああ、これがリードのあの曲の国から放送なんだなぁ…」と思いにふけっていたものです。 (ちなみに放送開始時にはハチャトゥリアンの「ガイー
上手ーーーい!!!!! 圧巻の超絶技巧と卓越した表現力! ついに“吹奏楽”が芸術の域に達する時代が来た! A.リードの名曲「春の猟犬」では華やかなトランペットによる春を駆け抜ける爽快感。濃厚な音楽を見事に表現した「エルサレム讃歌」。「アーデンの森のロザリンド」「主よ、人の望みの喜びよ」では、木管楽器の重厚なハーモニーによる賛美の旋律。 これはまさに芸術! C.T.スミスのあの3部作を一挙にレコーディング! 溌溂で終始圧巻の金管楽器、存在感抜群の濃厚な木管楽器、音楽を颯爽と引っ張る打楽器。 これもまさに芸術! 教員、卒業生、現役生総動員の、まさに《ALL藝大》で創り上げた見事な演奏! これは是非とも聴いてほしい!
『アルフレッド・リードの世界』の「第3章 資料」をベースに、加筆・修正していきます。 出版年代順。日本語の曲名は異なる表記もあります。 分類・配列は検討中ですので時おり変化します。 出版社名は統合や合併、権利譲渡等によって変わる場合があります。 表紙のデザインは、出版社や購入時期によって異なる場合があります。 参考音源へのリンクは演奏頻度の少ない曲を中心につけています。 未完成です。空欄は不明というより書きかけのものが大部分です。気長にお待ちください(2020年5月更新) 1. Slavonic Folk Suite スラヴ民謡組曲 作曲:1953 初演: 出版:1953 E. F. Kalmus 参考音源:Washougal High School 参考音源:Henderson High School Varsity Band, 2011 原曲参考音源:Carol of the Russ
2021年は リード生誕100年! 2021年はリード生誕100年、初来日から40年です。リードを再評価する機会になるのを楽しみにしています。当方で把握できた「リード特集を銘打ったイベント」「複数のリード曲を取り上げるイベント」をご紹介いたします。プロ・アマ問わず、私と関係があるものもないものも含みます。他にもあれば情報をお寄せください。 ■1月23日 アルフレッド・リード生誕100周年コンサート(北海道) 「ジュビラント序曲」 「アルメニアンダンス・パートⅠ」 「バラード」 (アルトサックス独奏:山田洋介) 「オセロ」 「エルサレム賛歌」 「春の猟犬」 「ロシアのクリスマス音楽」(木田恵介・浜坂裕樹) ■1月24日 ラジオ番組「吹奏楽のひびき」(NHK-FM)アルフレッド・リード生誕100年 「アルメニアン・ダンス(パート1)」「ファンファーレとプロセッショナル」「トリローグ」「第二交響
『アルフレッド・リードの世界 〜その人と作品77曲の全解説』はすでに版元で在庫切れになっており、図書館や古書店で入手するしかなくなっています。 多くの皆様にご愛読いただき、心から感謝申し上げます。 2023年に改訂版の出版が決まりました。そちらをご利用ください。 サイズ: A5判、283ページ 出版社: 佼成出版社 ISBN-10: 4333018137 ISBN-13: 978-4333018130 発売日: 1996年7月27日 定価:3,000円(本体2,913円) 目次 序文 第1章 小史(アルフレッド・リードの誕生から今日までの生い立ち) 第2章 オリジナル作品77(「プログラムノート」と「指揮者への注意」) 第3章 資料(リード小事典、年譜、作品目録、文献目録、録音目録、詩歌集、人名索引、オリジナル作品索引) あとがき 本書を所蔵している大学図書館はこちら リード氏と文通を始め
2001年は『アルメニアン・ダンス』全曲の初演(1976年4月4日)からちょうど25周年に当たります(管理人が初めて〈パート1〉を聴いたのもこの年の6月、汐澤安彦指揮の東京佼成ウインドオーケストラの米沢公演でした)。また、1981年3月28日、リード氏初来日のあまりにも感動的なコンサート(東京佼成ウインドオーケストラ、新宿文化センター)からも20周年にあたります。『アルメニアン・ダンス』は発表以来、吹奏楽界に燦然と輝く名曲であり続けています。そうして今、おそらく多くの皆様が初めて知ることになる新情報を発信する役割を担ったことに大きな喜びを感じ、また重責に身が引き締まります。 事の発端は2002年2月、山形県天童市における東北吹奏楽指導者講習会で、大隅晃弘先生(県立酒田東高校吹奏楽部)から『アルメニアン・ダンス』のオリジナル民謡について質問されたことでした。リード氏が作曲後に民謡の楽譜を返却
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く