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L.キャロルに関するushiwatatのブックマーク (1)

  • 高山宏の読んで生き、書いて死ぬ�:�『Y氏の終わり』 スカーレット・トマス[著] 田中一江[訳] (早川書房)

    →紀伊國屋書店で購入 Y氏の終わりでT氏の終わり 「終わり」は珍しく小説で。 女主人公アリエル・マントは雑誌に科学哲学のコラムを書いているが、ソール・バーレム教授(小説『Y氏の終わり』の作者)のトマス・E・ルーマスに関する講演を聴きに行って、バーレムと話すうち、教授を指導教官として大学院で博士論文を書いてみることになる。ところが教授が失踪してしまうので、今や空っぽになった教授の部屋をアリエルが使っている。その部屋があるニュートン館なる研究棟がある日、崩壊する。というより、地下にあった鉄道トンネル跡の大穴に向かって落ち込んでいく。というところから話は始まる。 ニュートン館だ、ラッセル館だという名からして、一個の宇宙(universe)を一個の大学(university)に擬した、たとえば『やぎ少年ジャイルズ』(〈1〉・〈2〉)のような作かと思う。「大学が建てられたのは1960年代」。いわゆる

    高山宏の読んで生き、書いて死ぬ�:�『Y氏の終わり』 スカーレット・トマス[著] 田中一江[訳] (早川書房)
    ushiwatat
    ushiwatat 2008/05/17
    このめくるめく書評シリーズもこれで一旦打ち止め。
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