新型コロナの感染急拡大のなか、BCP=事業継続計画に基づき、各部署から保健所への応援体制を組んでいる東京・杉並区は、21日から区内の一部の図書館などを臨時に閉館し職員を保健所の応援にあてることにしています。 杉並区では自宅療養者の体調変化がないか聞き取る「健康観察」や、入院の調整などの保健所の業務を感染が急拡大するなかでも継続できるよう、BCP=事業継続計画に基づき、各部署から最大40人の事務職員が応援に入っています。 区は、区内の感染者数がさらに応援者数を増やす目安に近く達するとの想定から、区内に13ある図書館のうち、柿木図書館、高円寺図書館、西荻図書館の3館と、郷土博物館とその分館を21日から来月13日まで臨時に閉館し、職員を保健所の応援にあてることになりました。 これにより、最大70人が保健所の応援に入ることになります。 区はさらに感染状況が悪化した場合、最大100人まで応援を増やす