そもそも植物標本とは、どのようなものなのでしょうか? 標本作りには、 1.植物を採集し、新聞紙に挟んで乾燥させる 2.採集地や採集年月日、採集者などの情報を記入したラベルを作成し、植物と新聞の間に挟む 3.乾燥させた植物とラベルを、台紙にテープなどで貼る といった工程が必要となり、完全な植物標本とは乾燥した植物を台紙に貼り、採集地、採取者名などのデータを記載したラベルをつけた形態で保管されているものをいいます。 1.と2.は、植物を採集した本人が行う必要があり、3.の作業は台紙に貼るだけですむので、採集者以外の人でも行える作業です。 特に2.の採集地や日付などの詳細なデータは、採集した本人にしか分からない情報であり、ラベルは標本の命といえます。 牧野富太郎は、標本の整理をほとんどしませんでした。 彼が行ったのは植物を新聞紙に挟んで乾燥させるところまで。自宅に保管されていた標本にはラベルがな
36人が死亡し32人が重軽傷を負った令和元年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の第10回公判が、27日午前10時半から京都地裁で開かれる。この日から証人尋問が行われ、事件発生当時、現場で一部始終を見た目撃者が出廷し、当時の状況について証言する見通しだ。これまでの公判では計7回の被告人質問があり、25日の公判では裁判官や裁判員らが被告に直接質問した。持論を繰り返す被告に、ある裁判員が投げかけた。「青葉さんも罪になるんですね」。法廷は沈黙に包まれた。 【イラストでみる】放火「良心の呵責あった」 被告人質問に答える青葉被告 ■「記憶にない」連発 25日公判では冒頭、これまでの検察側の質問を踏まえた弁護側からの再質問があった。 京都を訪れる前日、被告は隣人と騒音トラブルを起こし、その際に「失うものは何もない」と発言している。ただこの日、改め
長年の蜜月関係が指摘されているテレビ各局に、ジャニーズ事務所との関係見直しが迫られている。創業者の故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を謝罪した9月7日の記者会見を機に、同事務所とのCM契約を見直すスポンサーが相次いだことが大きく影響している。 外部専門家による特別チームの調査報告書で指摘された“メディアの沈黙”について、「このような重大な人権侵害、性被害だとは気づかなかった。人権侵害や性被害への意識が著しく低かったと深く反省している」と話したのが、テレビ朝日の篠塚浩社長だが、10月2日のジャニーズ事務所の会見を前に、SNSで、ジャニーズ事務所とテレ朝の親密ぶりを裏づけるある動画が拡散されている。 元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」 それは「ジャニー喜多川が盃を交わす儀式が発掘『芸能界のドン達が盃交わしてヤ〇ザの真似事、怖い』」など
NHKの稲葉延雄会長が27日、東京・渋谷の同局で定例記者会見を行い、ジャニーズ事務所所属タレントの今後の番組起用について言及した。 【図表】TOBE、中居正広、新しい地図…ジャニーズを巡る現在の相関図 「契約ですでに決まっているタレントさんはそのまま出演いたしますが、新規の出演依頼については被害者への補償について、再発防止への取り組みが着実に行われていることを確認されるまでは行わないという基本スタンス」だと明かした。 その上で担当者はNHK全体の方針として「新規の出演依頼は被害者への謝罪、再発防止への取り組みが着実に行われていることが確認されるまで、当面行わない」と説明。この方針は「本日から」と説明。すでに、ジャニーズ事務所側にも伝えている。また、大みそかの紅白歌合戦についても「同じ方針で対応いたします」とした。 その後の時間帯で山名啓雄メディア総局長の定例会見が続けて行われ、ジャニーズ事
奈良先端科学技術大学院大の出村拓教授(植物生理学)は26日、発光するキノコの遺伝子を組み入れた植物「光る樹木」を開発したと発表した。電気を必要としない室内照明や街路樹への活用が期待される。出村教授は「環境に負荷がかからない照明として注目されれば」と話した。 クラゲなどの蛍光タンパク質を組み合わせ、強く発光させられるようになった。タンパク質の組み合わせなどにより緑や赤、青色に光らせることもできる。 近くベンチャー企業を設立し、観葉植物などの商品化を目指すという。
人間誰しも、愚痴を聞いてほしいときもあれば、喜びを分かち合いたいときもある。それは学校の教員も同じだ。つらい経験に共感したり、笑い話にほっこりしたり、はたまた、成功体験をシェアしたり――、そんな学校現場の知られざる「リアル」をお届けしていく。 今回話を聞いたのは、民間人校長を務めた元県立高校校長。民間企業ではありえない、教育現場での異文化体験とは――? この記事の画像を見る 投稿者:高野清(仮名) 年齢:70代 居住地:首都圏 勤務先:県立高校(退職済み) 「空き教室」を使うためだけに総出で職員会議「これから話す内容はかなり前のことなので、今の現場では改善されているといいなと思いながら……昔語りとして聞いてください」と、高野清さんは語り始めた。高野さんは過去、県立高校の校長として過ごした。校長になる前は民間企業に勤め、東京のほか転勤で地方都市を転々として退職。その後、生まれ育った場所で教育
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