半導体大手キオクシアホールディングスとアメリカの半導体大手ウエスタン・デジタルが、月内にも経営統合について合意する見通しであることがわかりました。 関係者によりますとスマートフォン向けの記録用の半導体などを手がける半導体大手のキオクシアホールディングスと、協業するアメリカの半導体大手、ウエスタン・デジタルが月内にも経営統合で合意する見通しだということです。 統合すれば、記録用の半導体生産で世界最大規模となります。 半導体市場をめぐっては新型コロナウイルスによる巣ごもり需要が一巡し、パソコンやスマートフォンなど記録用の半導体を搭載する製品の販売が伸び悩んだため、市況が悪化しています。 そのためキオクシアのことし4月から6月までの連結決算は1031億円の最終赤字となっていて、経営統合を行うことで経営の効率化を図る狙いもあります。