防衛省は、海外で不測の事態に巻き込まれた日本人を安全な場所に運ぶ邦人輸送訓練を23日からアフリカで初めて、ジブチで行うことにしています。 防衛省は23日からジブチに部隊を派遣して、不測の事態に巻き込まれた日本人を安全な場所に運ぶ訓練を行うことになりました。 訓練は来月1日まで行われ、航空自衛隊のKC767空中給油・輸送機が陸上自衛隊の海外派遣で先遣部隊を務める「中央即応連隊」などおよそ100人を乗せて、愛知県の小牧基地からジブチまで飛行します。そして、現地では車両を使って避難までの一連の手続きを確認するということです。 ジブチには海賊対策で派遣されている海上自衛隊の拠点がありますが、自衛隊がアフリカでこうした邦人輸送訓練を行うのは初めてです。 防衛省は「今後、南スーダンなど海外で不測の事態が起きた場合に備えるためで、安全保障関連法に基づく邦人を救出する新たな訓練ではない」としています。
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