ギリシャ・コス島の港の被害状況を調べる作業員たち(2017年7月22日撮影)。(c)AFP/LOUISA GOULIAMAKI 【7月23日 AFP】エーゲ海(Aegean Sea)南東部で21日に起きた地震で被災したギリシャのリゾート地、コス(Kos)島で、飛行機の遅れや港の閉鎖などにより観光業が打撃を受けている。 マグニチュード(M)6.7の地震では2人が死亡、約120人が負傷し、うち7人は重傷。コス島からエーゲ海を挟んで約20キロのトルコ南西部ボドルム(Bodrum)では、大勢が建物の窓から飛び降りたために約360人が負傷した。 コス島はギリシャ最大の観光地の一つ。特に英国やドイツ、スカンディナビア(Scandinavia)半島からの旅行者に人気だ。 今回の地震は観光シーズンを直撃した。ギリシャのアレクシス・チプラス(Alexis Tsipras)首相は21日、「島の日常を取り戻すに