「イスラム国」工作員、モルディブでテロ計画 : 国際 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）【ニューデリー＝田尾茂樹】インド洋の島国モルディブの地元紙モルディブ・インディペンデント（電子版）は１５日、今年９月に拘束されたイスラム過激派組織「イスラム国」工作員とみられるモルディブ人の男２人が首都マレで自爆テロを計画していたと報じた。 テロ計画の具体的な日時や標的などは明らかになっていない。ロイター通信によると、男は２０歳代。英国がモルディブでテロ発生の可能性が「非常に高い」との情報を旅行者向けに出した後、警戒を強めていた捜査当局が拘束したという。 モルディブからは、２００～３００人がシリアやイラクで戦闘に参加していたとみられており、「イスラム国」の衰退によって、戦闘員が帰国してテロを起こす懸念も強まっている。 「地上の楽園」と言われるモルディブは人口約４０万人。インド洋に浮かぶ島々と環礁からなり、日本からの新婚旅行先としても人気がある。
