総務省とぴあは、マイナンバーカードを使ってチケットの高額転売を防ぐシステムの導入を検討していると発表した。 ユーザー固有のマイナンバーカードで本人確認することで、1人が複数のチケットを不正購入、高額転売するのを防ぐ狙い。 総務省とぴあは2017年3月、プロバスケットボール「B.LEAGUE」観覧者の一部を対象に、マイナンバーカードを使った認証機能の実証実験をした。ユーザーは専用Webサイトでマイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用してチケットを予約し、コンビニ店頭の実験用端末にマイナンバーカードをかざして決済、会場入り口で再度かざして本人確認をする――という仕組みだった。 ぴあ広報部によれば、17年内に再び実証実験を行い、システムの内容、導入の可否を検討するという。導入時期などは未定。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1707/12/ne