インターネット管理組織のICANNは12月4日、カナダで開いた国際会議で、新トップレベルドメイン(TLD)「.asia」の提案について交渉に入ることを承認した。 .asiaのドメイン新設は、香港の非営利組織DotAsia Organisationが昨年3月に提案。現在のTLDは米国と欧州が支配的となっている現状の中、アジア全域とアジア太平洋のインターネットコミュニティーのためのドメインが必要だと訴えていた。 ICANNは4日の会議で理事会の投票を行い、この新ドメイン提案について、商業的・技術的条件に関する交渉に入ることを承認した。 この日の会議ではまた、先の世界情報社会サミット(WSIS)で論議を呼んだインターネット統治問題をめぐり、ICANN理事会とGovernmental Advisory Committee(GAC)の間で「生産的な」話合いを行ったとしている。これを受け、GACとIC