レール寸断 貨車無残 仙台港・石油ガス施設 レール寸断貨車無残 仙台港・石油ガス施設=18日午後2時30分ごろ、仙台港 東日本大震災で津波の直撃を受けた仙台市宮城野区の仙台港の上空。ヘリコプターを旋回させながら、震災時に炎上した石油ガス施設に機首を向けた。 すっかり黒焦げたコンビナートが火炎の猛威を物語る。空き缶を踏みつけたように変形した姿が不気味だ。 パイプラインから石油製品を運ぶ仙台臨海鉄道のタンク貨車は、あちこちで脱線しながら横転。ぐにゃりと曲がり寸断されたレールと不規則に横たわる緑色の車両が無残だ=18日午後2時30分ごろ、仙台港