グーグルは2010年9月28日、東京都内で開発者会議「Google Developer Day 2010」を開催し、サーバーサイドで動作する日本語入力システム「Google日本語入力Cloud API」などを披露した。同イベントの基調講演ではこのほか、Webブラウザ「Chrome」や携帯機器用OS「Android」、PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)の「Google App Engine」などに関する最新動向を披露した。 同日公開したGoogle日本語入力Cloud APIは、ユーザーによる文字入力をHTTPプロトコルでグーグルのサーバーに送信すると、変換候補を返すというWebサービスである。日本語入力システムを搭載していないパソコンや携帯電話機でも、このWebサービスを使ったAjaxアプリケーションであれば、日本語の入力ができる(写真1)。グーグル以外のアプリケーション開発