2008年8月28日に「Delphi 2009」の出荷が開始された。これは、WindowsアプリケーションのRAD(Rapid Application Development)として定評のある「Delphi」の最新バージョンとなる。Delphiは、1995年に発売された「Delphi 1.0」から数えて13年目という長い歴史を持つ開発環境である。近年では、Windowsアプリケーションの開発はもとよりWebサービスの構築まで可能になるなど、さまざまな拡張を経て発展してきた。 Delphi 2009は提供元がエンバカデロ・テクノロジーズとなってから初めての製品となる。早速、生まれ変わったDelphi 2009を見ていこう。 大きなポイントはUnicode対応 Delphi 2009を起動した際の画面は「Delphi 2007」とほとんど変わらない(画面1)。 画面1:Delphi 2009の
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