上記にもあるように、勉強するうえで大切なのは、勉強によるストレスをなるべく減らすこと。「勉強するだけでストレスだ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は勉強そのものよりも、空腹や肩こり、眠気などの「体のつらさ」がストレスにつながることが少なくないのだそうです。 そして著者は、多くの人が感じているストレスの多くは「眠気」によるものだと考えているのだといいます。 眠くて頭がぼんやりしていると、脳が働きません。その状態で学習をしても、記憶に残らないことがほとんどです。 「10の効率」でダラダラ10時間勉強する(=10×10)くらいなら、3時間寝てしまって、頭がスッキリした状態で集中して「20の効率」で7時間勉強する(=20×7)方が圧倒的に効率的です。 それに、眠気というストレスを感じながら無理に長時間勉強をしてしまうと、勉強そのものが嫌になってしまうかもしれません。(127ページより)
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